駐車場10:23−10:38_1600m−10:49分岐−10:55水場_1200m−11:02_1000m−11:16_600m−11:22_500m−11:40尾根分岐−11:42船木山−12:00山頂12:11−12:27船木山−12:29分岐−12:37_500m−12:40_600m−12:46_1000m−12:50_1200m−12:54分岐−13:02滝−13:26駐車場
今日は後山(うしろやま1345m)を訪ねる 後山登山は昨年11月以来だ虫の音を聞きながら登山支度をする 熊避けの鈴を鳴らすようにして出発する 忍者ツールからZukandaというソーシャル図鑑を提供する旨の案内を受け 山の花を山毎に且つ月毎に写真を掲載したら面白そうだと思い、準備を進めている 後山のデータも加えておきたい しかし、後山ではあまり花に出会えない それに加え季節的にも花は少なくなっている なんとか出会えるといいのだが
駐車場から林道を行く 数十メートルの距離だが花に期待する 駐車場周辺にベニバナボロギク シロヨメナ ノコンギクが咲いていた 林道の斜面は一部土砂が崩れ斜面が荒れ植物は見られなかった 少し行くと黄色い花 ニガナかなと思ったが葉がちょっと違う写真を撮り調べるとヤクシソウのようだ
登山口から丸太の階段を登って行く ルート脇に倒木がごろごろしている ルートを邪魔しているものは無いがちょっと異常な光景 登山ルートは整備出来たがその周辺には手が回らないという事なのかも知れない 樹林を過ぎると石がごろごろしたルート 花を見つけられないかとルート脇に留意しながら登ってゆくが見つからない 登山口から10数分登ると1600mを示す標識がある 船木山山頂までの距離が標識に記載されている
ルートの左手には渓流が流れている 相変わらず石がごろごろしているルートを登って行く 石のルートはルート判別が土と違い明確でない 険しいところに入り込まないようおかしいと思ったら周辺を見まわし歩き易いルートを選び登って行くと良い 1600m標識から10分少々登るとキャンプ場に降りる分岐がある 帰路はそちらを降りてみよう
キャンプ場への標識を過ぎると 今度は渓流を渡る 水量は少なく岩の上を歩いて行けば水に触れる事なく抜けて行ける ルートを失わないよう対岸を良く見てルートを追って行く そこから5,6分で1200m地点に出る ここでも渓流を渡り対岸のルートを行く この場所は間違って渓流沿いに登って行かれる方が多いようで迷い道が出来ている ここからは渓流から離れてゆくルートとなる 周辺を良く見ればルートを見つける事が出来る ちょっとした木にルートを示す標識がつけられていた
ジグザグにルートを登って行く この辺りでママコナが咲いていた筈だがもう姿は見えない ジグザグの登りは1000mの標識を見て600mの標識の手前まで続く 途中アキノキリンソウが一輪なんとか花の姿を留めていたが勢いは無い 太陽の陽が時折射し込む 木々の葉は緑が主だが良く見えるとわずかながら色づいているものを認める事が出来る 蛙が目の前をピヨンピヨンと飛んでルートを横切りじっとしている ズームをきかせてカメラに収める 渓流から少し離れているようだが棲みかがあるのだろうか
ジグザグのルートが丸太の階段になってくるとジグザグの登りは終わりに近い 常緑樹林帯から落葉樹林帯に出て 傾斜が緩くなると共に 周辺が明るくなる ぐんと歩き易くなるがすぐに一直線に続く登りとなる 600mを示す標識がある その標識のすぐ近くにママコナが一輪顔を見せてくれた 花は小さくカメラもピントを合わせにくかったのかピントが甘い ルートを登って行く ルートには陽が射すので何か咲いていないかと期待して登るがなかなか見つからない 500m地点を過ぎ 登りの傾斜が一段落した辺りでアキノキリンソウが一輪なんとか花の形を留めていた その後尾根分岐まで花に出会う事なく登って行く
尾根分岐を右に行く すぐに船木山手前の展望所に出る 船木山から見た眺望と書いた大きな写真が描かれている 天気の良い日は瀬戸内海を望めると記載されている 今日はガスが出て近くの後山山頂もぼんやりしている そしてすぐに船木山山頂に出る 山頂標識のすぐ脇にマムシグサが特徴のある実をつけていた
すぐに後山山頂を目指す 尾根を少し下りアップダウンを数回こなすと後山山頂に出る 記録を見ると船木山から山頂まで18分要している 船木山から下っているところでタニギキョウを見つけた 実は帰路の登りのタイミングで見つけたのだが 位置的に考えここに書いた 花期は5月から8月とあるが狂い咲きなのか二輪小さい花を咲かせていた タニギキョウは白い小さな花 カメラの苦手とする花でなかなかピントの合った写真が撮れない マルチターゲットAF機能を活かして撮影したがそれでも上手く撮れなかった 数少ない花で写りが悪いものが多くちょっと残念 その後マムシグサの実を見つけ後山山頂に出る
山頂にはどなたもいない 氷の山は見えない 駒の尾山は時折ガスの間から顔を見せてくれた 昼食をとり記念撮影し下山する
下山は登ってきたルートをキャンプ場分岐の標識まで戻り そこから標識に従ってキャンプ場へ向かう このルートは通る人が少ないのだろう 足跡は少なくルートは随分とわかりにくい 山を左にして降りて行く 5,6分降りて行くと私がそうめん滝と読んでいる滝に出る 今日は水が流れていなかった ここに出ると見覚えの景観なので一安心する 滝の下流を越え山肌を登り返す 結構急な登り 少し登ると滝を俯瞰出来る もう少し登ると樹林の中のルートに繋がりわかりやすくなり 更に行くと擬木の階段になる
だが、擬木の階段のルートの先はススキ ルートを覆うようにしてススキが繁っている ススキを掻き分けながら、足元の擬木の階段のルートを失わないよう降りて行く 距離的には大した事はないが背丈を越えるススキの中を分け入るのは気持ちのいいものでは無い ススキの群生は以前にも経験し避けたかったが、何か花が咲いていないかと降りてきた やっとヤマハッカを見つける キャンプ場周辺ではベニバナボロギクが群生していた そして駐車場に出る
このところ好天が続く 今日も降水確率は低いされど薄曇り 2号線で岡山を抜ける 平日であり少しでも早くと思い出発したが7時ではもう渋滞が始まっている 岡山の市街まで来ると立体交差しているので流れはスムーズになる 市街地を抜け岡山ブルーラインとの分岐をそのまま2号を行く 今日はブルーラインへ向かう車が多く左の車線がかなり前から繋がっていた 岡山バイパスを抜け250と合流する 250から合流してくる車が結構多い 吉井川にかかる少し手前の信号では何回か信号待ち 青信号で抜けて行ける数が少ない 信号の設定を間違えた可能性がある 吉井川を抜ける 左手に熊山が見えてくるはずだがガスがかかり山容が定かでない 伊部の駅を過ぎ374へ左折する ここまで来ると車の数は少なくなる 和気から吉井川を左手に見て川沿いを北上して行く 新田原井堰を左に見る 堰の手前にかなり背の高い護岸が出来ていた 久々に走るので以前からこうなっていたのか新しく出来たのか怪しい その先の天神山付近の道路も整備されていた周匝からは吉野川に沿って北上する 湯郷のインターチェンジ手前で179へ右折 江見で県道5号へ左折し大原に向かう ずっと吉野川に沿って走って行く 後山へのアプローチは岡山県側と兵庫県側とあり 兵庫県側は千種川に沿って走る 道路の感じが似たところがあり あれ? 今どっちを走っているのだろうかとワープする事がある 今日もそんな感じを味わう 大原市街地の手前で429と合流 ついで373とも合流する 373と合流する直前に新しい道路が繋がっておりびっくり 鳥取自動車道の大原インターチェンジだ ネットで調べると 22年3月28日大佐 大原間開通と記載されていた 昨年8月にここを走っている筈だが気付かなかったのが不思議だ
大原市街地に入り案内に従い373と別れ429へ右折する 少し走ったところに温度表示があり20℃を示していた 後山のバス停を過ぎ 後山の案内図のある三叉路を左に入り道なりに登る 命の水の採水場を過ぎ広域林道を左折 後山キャンプ場の案内を右折してキャンプ場に車を入れる 駐車している車はいない 相変わらず熊注意の標識が設置されている