八丈岩山



標高 281m 難易度 ☆    登り75分 下り37分  岡山県
倉敷からの距離   36Km        登頂日 2012/03/27   ガイドブック  F 写真 動画
駐車場10:11−10:23小名郷池−10:50分岐−10:54道路−11:05八丈岩山トイレ11:11−11:21三頂山11:28−11:38八丈岩山11:49−12:00案内板−12:26駐車場

登山
 今日は八丈岩山(はちじょういわやま281m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 太陽の陽射しを受け心地が良い ウインドウブレーカを脱ぎリュックに入れる 早速ヒサカキを見つける 小さい花を沢山つけていた

 小名郷池に向かう自動車道を行く 道路脇にサザンカの植林があり今日も花を咲かせている サザンカとツバキとをどう区別をしたら良いだろうかとネットで調べると 下記の記載があった 花の落ち方や葉のギザギザで判断したら良さそうだ
(1) サザンカは、秋−冬にかけて花を咲かせる。ツバキは、初春に花を咲かせる。
(2) サザンカは、花びらがばらばらになって散る。ツバキの花は花ごと落ちる。
(3) サザンカの葉柄や若枝などには毛が生えているが、ツバキには毛が生えていない。
(4) サザンカの葉にはぎざぎざが目立つ。ツバキの葉にはぎざぎざがない。

 自動車道をそのまま下る 道路脇にオオバヤシャブシが新芽を出している またヤマハゼの大きな木が実をつけている 小名郷池の園地にはナナミノキがある 1月に沢山つけていた赤い実はもう見られない 小名郷池の周辺にもサザンカが植えられており赤い花や白に赤が混じったものなどが咲いている 小名郷池にかかっている風情のある橋を行く 池には30cm以上あると思われる大きな魚が泳いでいた 池のほとりにある気根を見て 池を離れる

 池の斜面を這い上がり道路に出る 分岐を三頂山に向けて登る ここからしばらく丸太の階段が続く ウグイスの鳴き声が聞こえてくる ソヨゴがまだ赤い実をつけていた 東屋があり遊歩道と合流する 合流点にネズミモチが幾つか実を残していた サルトリイバラも見つけたが色が随分褪せている ミツバツツジの花芽が大分膨らんできているが花はまだ 丸太の階段を登りきると平坦なルートとなり左前方に三頂山や八丈岩山が見えてくる

 ルートは少しくだる 降りたところを左に進む なだらかな登りを行くと自動車道に出る 今日は自動車道を歩いてみる ヤマハゼ ヌルデの大きな木が結構多い 特徴のある実をカメラに収める オオバヤシャブシ 小ぶりのヒメヤシャブシも顔を見せる 自動車道の左手は大きな岩 自動車で走り抜けると気付かなかったが結構面白い そして八丈岩山園地案内図のある広場に出る ここにはトイレがある トイレのそばにアセビが白い花を沢山つけていた 花はまさに開こうとする状態だった

 園地には記念植樹がされている 赤い実をつけた木がいくつもある クロガネモチだ 植樹した木々の中のルートを登ると分岐に出る 左三頂山 右八丈岩山である 左にとり三頂山に寄る 三頂山には小さな祠があり 大きな岩がごろごろしている 岩にあがり景観を楽しむ また 東側へ少し行くと ここにも大きな岩があり 岡山港や瀬戸内の景観を違った角度から見はらす事が出来る ここでミツバツツジが数輪 花を咲かせているのを見つける 三頂山での景観を楽しみ 八丈岩山に向かう

 登ってきたところを分岐まで戻り反対側に行く 分岐にはヒメヤシャブシが花芽をつけていた 八丈岩山に向かうルートでは ヒサカキ ヌルデ サルトリイバラなど見つけた ヒサカキはまだ花は開いていない 駐車場と標高差は200mも無いと思われるが微妙に異なる

 八丈岩山で昼食休憩 昼食を終え八丈岩からの景観を楽しみ下山する 下山は瀬戸内海の景観を楽しめる外回りのルートを降りてゆく ヒメヤシャブシ ソヨゴ ヒサカキ サルトリイバラなど見つける ヒサカキが多い サルトリイバラはやっといい色をしたのを見つけた 立石には降りなかったがいつもの展望場所から景観を楽しむ

 幾つか分岐を行き 元国民宿舎の園庭に出る 園庭ではキリの実を見つけ ヒガンザクラであろうか淡いピンクの桜が咲いているのを見つけた 子供連れの家族が陽射しを浴び楽しまれていた 1月に撤去工事が行われていた建屋はすっかり撤去が完了し平地になっていた また、建屋前の広い駐車場はアスファルトが打たれ整備されていたがチェーンが設置され進入禁止になっていた



アプローチ
 青空のもと2号線を岡山に向かう 朝の通勤時間を避けたので流れは順調 岡山も順調に抜ける 旭川大橋を越えてから側道に降り県道45へ右折する 片側三車線の県道を走り 児島湾大橋を渡る 最初の信号を右折し県道74を進む 時折左手に海が見える 小串の町手前の堰堤にいつも見られる海鳥はいなかった 小串の町を抜け貝殻山の道路案内を見て県道463へ右折して道路を登ってゆく 国民宿舎おかやま桃太郎荘前の第一駐車場に駐車 車は1台も無い