金甲山



標高 403m    難易度 ☆     登り76分(怒塚山経由) 下り53分(みつがしわ新道)   岡山県
倉敷からの距離   25Km        登頂日 2012/05/21   ガイドブック   F写真 山の音 動画

駐車場所14:19−14:23鉄塔#39−14:32鉄塔#38−14:38鉄塔#37−14:45お花畑−14:51鉄塔#36−14:53標識−14:57怒塚山山頂14:58−15:09鉄塔#127_−15:12分岐三角点−15:19分岐−15:24金比羅宮跡−15:25分岐−15:29道路−15:36金甲山山頂15:37−15:44みつがしわ新道分岐−16:03誠徳院−16:11登山口−16:30駐車場所

登山
  今日は怒塚山(いかつかやま332m)経由金甲山(きんこうざん403m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 今日は昼食は終えているのでリュックを持たずナップザックにウインドウブレーカを入れておく 駐車場周辺の草が繁り花は見つからなかった 登山口を登り竹藪を抜けて民家の裏庭のルートに出る そこではムラサキカタバミが出迎えてくれた 少し行くとウマノアシガタ ウシハコベが顔を見せ 鉄塔#39から登山道に入って行く 春先に見られた花は姿を消し 草が伸びており様子を異にしている 小さな虫が顔の周りを飛びうるさい リュックを背負っていないだけ身体が軽い 足を伸ばしぐいぐいと歩いて行く

 鉄塔#38の手前でトウバナを見つける 鉄塔#38を過ぎて数分したところでウラシマソウに出会う ウラシマソウに出会えるだろうと期待していたがこんな場所にも顔を出すのだ またナルコユリが顔を見せる ナルコユリとアマドコロと区別し難い 花のつけねにちょっとした違いがあるとの事でナルコユリと判断した

 鉄塔#37を潜りルートを行く ナルコユリ ヨツバムグラ ヤマツツジ ニガナなどを見つける そしてお花畑に出る お花畑にはウラシマソウ フタリシズカが花を咲かせていた 草が伸びており小さな花はもう育たない 毛虫が結構多い 肌に触れないよう留意しておく必要がある(半袖はあぶない) お花畑から階段状のアングルのステップを登って行く ルートの脇にフタリシズカが揃って迎えてくれる

 その先はヒヨドリジョウゴの群生地 もうこの時期にはヒヨドリジョウゴの赤い実は見られない 探すと干しブドウのようになったヒヨドリジョウゴを見つける事が出来た ミヤマニガイチゴと思われる花が顔を見せる ナルコユリ ハハコグサにも出会い鉄塔#36に出る 出たところにオオナルコユリが花を咲かせていた お花畑から鉄塔#36までのルートから児島湖や岡山市街地の展望が得られる 展望を一望しルートを行く

 樹林の中のルートになる ジャノヒゲやヤブランの葉が見られる ジャノヒゲの実は見つからなかったがヤブランはまだ残っているものがあった そして怒塚山山頂に出る 怒塚山には花や実は見られなかった すぐに金甲山に向けて縦走路を行く

 ルートは暫くは下り そして登り返す トベラはまだ花を咲かせていなかった 鉄塔#127に登るルート脇にカモガヤが花を咲かせている カモガヤの花は花粉症の原因植物として問題になっているとの記載があった 鉄塔を過ぎルートを登って行く 中池ルートからの登山道と合流 更に進むと誠徳院からのルートと合流する この合流口にあったルート標識が無くなっていた ルートが荒れている為かも知れない テープナビは残っていた

 金毘羅宮跡に出る この辺りはウラシマソウの群生地 予想通り幾つか花をつけていた 分岐を金甲山に向けて登る ルート脇にもウラシマソウが顔を見せる 階段を登り自動車道に出る 道路に出る斜面でオドリコソウ カラスノエンドウ それに小さな可愛い花を見つけた 調べたがまだわからない 道路に出たところにマメグンバイナズナが花を咲かせていた

 自動車道を行く ノイバラが花を咲かせているのを確認し、何か花や実は見られないかと道路脇を探す 小さい花を見つけたフシグロのような形をした花だが葉や花の着き方が違う これもわからない ウシハコベ ヒメジョオンを見てレストハウス屋上の金甲山山頂に出る

 山頂から瀬戸内海を展望出来る 雲行きが怪しく日は翳ってしまった すぐに下山する 下山は金毘羅宮跡の分岐まで戻り 分岐をみつがしわ新道に向けて降りて行く

 樹林のルートを行き 樹林が開けたところから花が顔を見せる ウシハコベ オドリコソウが見られた程度でまだ少ない ルートは左にカーブし降りて行く この辺りもウラシマソウの群生地 幾つか顔を見せる 黄色い花はキツネノボタンのようだがピンボケ ミツバツチグリも顔を見せる 少し降りたところでヤマウコギを見つける この辺りに何かあった筈と探して見つける事が出来た 花を咲かせているのも見つけた 肉眼ではあまりわからない マクロで撮ってこうだったのかと認識する フタリシズカも咲いていた

 樹林帯に入ると花は見られなくなる ウバユリの葉が大きくなってきているのを見ながらテンポ良くルートを降りて行く 誠徳院からは 遊歩道のような形で 奥池や中池を見ながらルートを行く 誠徳院の近くでハハコグサが 中池にキショウブが 中池を過ぎたところにノイバラが咲いていた

 天候が怪しくなり雨がパラパラと降り出す 雨は全く念頭に無かったので雨具の用意はしていなかった ナップザックでの登山は滅多に無い こうした時に限って雨に遭う 実に良くしたものだ 小走りにルートを行く それでもオランダガラシ チガヤ ノビル キランソウなどカメラに収める ここでも一つ名前のわからない花を見つけた 今日は3つ調べても名前のわからない花に出会った Zukandaに掲載しているので教えて戴けると幸いです 雨は小降りの状態で無事車のところへ



アプローチ
 今日5月21日は金環日蝕が日本各地で観測された記念の日 932年振りと紹介されている 岡山は部分日食であったが朝から天気が良く観測された事が報じられている 記念の日を書いておきたい事もあり 午前の用事を終え午後倉敷を出発する 倉敷川沿いを走り 県道22を藤戸寺 植松駅 サウスビレッジと走ってゆく 国道30を横断 次の信号を右折し広域農道を走る 橋を渡ってすぐの信号を左折し、次の三叉路を左折 県道45を走る 左手に児島湖が見える マルナカ郡店を過ぎ 郡の信号前の駐車場に置かせて戴く 午後でもあり駐車場には車は無い