駐車場所9:54−10:03登山口−10:15ニ合目−10:26三合目−10:42五合目−10:44展望−10:48六合目−11:02三角点−11:15八合目−11:40分岐(山頂)−11:47三角点12:02−12:08分岐(山頂)−12:21八合目−12:27三角点−12:31六合目−12:34五合目−12:41三合目−12:46二合目−12:52登山口−12:55駐車場所
今日は、上蒜山(かみひるぜん1200m)を訪ねるこの時期はいつも下蒜山を訪ねており上蒜山には2005年以来になる 上蒜山のイワカガミはどうだったか記憶が薄れている 出会える事を期待したい
登山支度をしていると周辺にタニウツギやウシハコベ オオイヌノフグリ トウバナ ヒメオドリコソウなどが顔を見せる 登山靴を履いてから出発前に花の写真を撮る この季節になると花はぐっと多くなる
リュックを背負いルートを行く 数メートル歩く間に前述した花の他にキツネノボタン ムラサキケマン ムラサキサギゴケが顔を見せる 少し離れたところに白い花を咲かせている木がありズームで撮ったがヤマボウシでは無さそう フェンスを跨ぎ牧草地の中を行く 跨ぐ地点にヒメオドリコソウが沢山顔を出していた
牧草の中のルートは気持ちが良い ウグイスや小鳥の鳴き声も聞こえてくる ルート脇にクマイチゴが大きな葉にちょこんと白い花を咲かせていた 登山口の標識を見て 樹林帯に入る 入口にはウシハコベがまだ花を咲かせていた
小さな花を見つけたホソバノヨツバムグラだ苦労して写真に収めたら 何の事は無い その先ルート脇にあちらこちらで顔を見せてくれた 小さい花はカメラは苦手 何枚か撮ったがなかなかピントの合った写真が撮れない 先程出会った クマイチゴにも出会う 花は樹林帯に入って数十メートルの範囲で、登り勾配となるともう花は無い ルートは階段状になっているが滑り易いので私はいつも腐葉土の斜面を登って行く 樹林帯を登りきると二合目の標識のところに出る
ここからは草原の中のルート 太陽の陽射しを受け緑が美しい コバノガマズミが白い花を咲かせる ガマズミとは葉が少し違う事がわかり区別がつけられるようになった タニウツギもちょくちょく顔を出す ハナニガナが黄色い花を咲かせている 蕾を沢山つけている 今度はサルトリイバラだ 花は終わり薄緑の実をつけている これもピンボケだ
三合目の標識を見て数分登ると前方に五合目に続くルートが見えてくる 登りの傾斜が緩やかになり一息つける コバノガマズミやタニウツギに混じって イワカガミが顔を見せる こんなに早く出会えるとは思っていなかった 早速カメラに収める イワカガミはその後も次々と顔を見せてくれ 八合目を過ぎても楽しむ事が出来た ミツバツチグリ レンゲツツジも顔を見せる 草原の中にオレンジ色花がぽつぽつと伺えたのはレンゲツツジだ
お! ヒメハギだ ちょっと見つけ難い所に咲いているのを見つけた 小さい紫色の花だがマクロで撮るとなかなか美しい もう咲く季節になったのだ ヒメハギはここだけでなくその後ちょくちょく顔を見せ楽しませてくれた
五合目の標識を過ぎて少し登ると私が展望スポットと呼んでいる場所に出る 登ってきたルートを俯瞰出来 その先に蒜山郊外 そして三平山などが展望出来る 右の方を見ると二つ山の皆ヶ山の山の間に烏ヶ山と大山が見える 展望を一望しルートを行く
マムシグサが歓迎するかのようにルート入口に咲いていた ルートは傾斜が緩やかになり足も軽くなる ハナニガナ チゴユリが顔を見せ 六合目の標識に出る シロバナニガナが顔を見せる 今度はアカモノだ 白い釣鐘状の花だ 結構沢山咲いている これは嬉しい カメラに収めながら登って行く 足元だけでなく周辺の木々にも眼を向ける ちょっと変わったものを見つけた アキグミのようだ 宝探しをするようで面白い
今度は、比較的大きな花4,5cm位はありそう 下向きに咲いている 花だけでなく葉もカメラに収める キイチゴの種類のようだがインターネットで調べてもなかなかわからない 日本の樹木 日本の野草の本をくっても見つからない なんとか見つけたい 風呂に入って山陽新聞社が出す蒜山(花とくらし)があるのに気付き探す 蒜山の本には無かったが偶然一緒に抜き出した 森林公園の本をパラパラとめくるとハスノハイチゴの写真が掲載されているのを見つけやっと探し出す 何時間かかっただろう? 山に登っている時間よりかかった 見つかってどうというわけでも無いが わかって嬉しい 安心して眠りにつく
ハスノハイチゴをカメラに収めて その後 イワカガミ チゴユリ タニウツギ アカモノをカメラに撮り 三角点標識のある所に出る そこが七合目にあたるのであろう そこを過ぎると ルート前方に八合目のピークが見えてくる
ルートを登って行く レンゲツツジ カシワ ヒメハギ イワカガミと次々と花が顔を見せる 八合目に向けての登りはイワカガミが多く 楽しませんてくれる 下蒜山と中蒜山の尾根ルートと比べると規模は小さいが一山縦走しなくても楽しめるというメリットがある しかも四合目付近から八合目と広範囲にわたって咲いているのもいい そして八合目に出る
八合目は槍ヶ峰とも呼ばれ 上蒜山展望の一番良い場所 大山や大山に連なる山並みを展望出来る また、右に眼を転ずれば上蒜山の山頂が見え 中蒜山に向かう尾根ルートと中蒜山山頂 その先に下蒜山山頂がちょっと頭を出しているのを見る事が出来る カメラの1ショットでは撮影出来ないので何枚か撮り パノラマ編集し楽しむ
八合目付近はヤマツツジの群生地だがまだ時期が早く山肌を覗いてもヤマツツジの色は見られなかった だが地面から這うようにして一輪ヤマツツジが花を咲かせているのを見つけた ルートにはイワカガミ ヒメハギ レンゲツツジ チゴユリなどが顔を見せる 樹林帯に入る手前のヤマボウシはまだ花を付けていなかった カタクリの花が終わり実をつけているのを見つけた
ルートはブナ樹林帯に入る エゾハルゼミと思われる鳴き声が聞こえてきたが続かず 収録出来なかった カッコーが鳴き 小鳥達も賑わっていた ルートにはチゴユリ ユキザサが結構多い ヤブコウジの赤い実が一つまだ残っていた オオカメノキ ツクバネソウを見て尾根分岐(山頂)に出る
ここから三角点ピークまでは笹が繁っており 花も無いし 展望も得られない事からここで下山する事が多い ルートを見ると 幾分整備されている感がする 久々なので訪ねてみる事にする 万歩計を藪に取られないよう留意しながらルートを行く 足元はしっかりルートが読める 笹の葉は腰上まで伸びているが露をつけているわけでも無くそう難しい事は無い オオカメノキが花を咲かせているのを見ながら 三角点ピークに出る
三角点ピークもそう変わっていない 記念写真を撮り 昼食をとる 食事をしながら周辺を見ていると マルバアオダモが花を咲かせているのを見つける カメラに収め下山する 下山は登ってきたルートをそのまま戻る 下りは足元を見るのが精一杯 下りのテンポを楽しみながらトントンと降りる 天気は時々雲が出て翳るがまた薄日が出るという状態で雨に降られず車のところへ
帰路 ラジオで倉敷は雷雨との事だが岡山は晴れていると聞く 車でも降られる事無く帰宅 路面に水溜りがあった
このところ天気が不安定だ 前日降水確率を見ると20%のところと80%とサイトによって予報が違う 朝になって再度確認 大丈夫そうだと判断し出発する 晴れとは言え ぼんやりした青空 いつものように429を行く サンロード吉備路を左に見て走り、180を横切り県道271を経由して足守の手前で再度429に乗る 足守 加茂川を抜け 旭川ダムへ 今日も水位を上げている 旭町で県道30へ左折 旭川沿いを走り落合へ 落合入口温度は19℃ 落合から313に乗り 久世 勝山と抜ける 落合から勝山までは車は結構流れているが勝山からはぐんと少なくなる 勝山22℃ 湯原26℃とどんどん気温は上昇してくる 中和トンネルを抜け482と合流する 蒜山市街地入口で313と別れ482を直進する 蒜山に来ると22℃と下がる 下蒜山登山口を示す標識を右折 県道422へ左折し蒜山道の駅方面へ向かう 蒜山自転車道と並行に自動車道が出来 市街地を走らないでも良くなった 中蒜山入口 蒜山道の駅を過ぎ 百合ケ原で右折し牧場の空地に車を停めさせて戴く すでに1台駐車