駐車場10:44−11:03登山道入口−11:06三合目−11:16四合目−五合目−11:26六合目−11:36七合目−11:48八合目−12:01九合目−12:11山頂12:32−12:39九合目−12:47俣野分岐−13:15白馬山−13:46林道−13:50駐車場
今日は毛無山(けなしがせん1218m)を訪ねる 今頃は花は何が咲いているだろうか?登山支度をして出発する 登山記録を見ると今日は53回目になる 最近の山登りの記録を動画はこちら 花の写真を掲載したZukandaはこちらに掲載している これらのデータを見ながらどこに行こうか決めている 毛無山にはこの時期しばらくご無沙汰している 今頃どんな花が咲いているだろうかと思うと早く確かめたい 天気が好転したのを幸い飛び出した
駐車場からちょっとした園地を抜ける ノミノフスマ コナスビ セイヨウキランソウと言うのだろうか花はキランソウとそっくりだが葉が違う ヤマアジサイ ヤマボウシも花を咲かせていた 新装なった毛無山の家を見て 渓流沿いの道を行く ドクダミ イヌガラシ ミツバツチグリを見つけた 草が繁っている割に花は少ない
毛無山登山道と書いた標識を右に見て 樹林帯の中の林道に入って行く すぐに白馬山への分岐がある 白馬山登山道入口には伐採作業中通行注意と書いた標識がある 通行止では無いので帰路ここを降りる事は可能なようだ 今日は登りは直登ルートを選ぼう
樹林特有のひんやりした空気が心地よい エゾハルゼミの鳴き声が休みなしに聞こえる 駐車場でドアを開いた時から聞こえていた エゾハルゼミはブナ樹林のある所を選ぶ ブナ樹林で覆われている毛無山は彼らの絶好の場所だ 大合唱を聞きながらの登山 この時期ならではである 時折小鳥の鳴き声も聞こえてくるがすぐかき消されてしまう
花はヤマアジサイが多い 清楚な装飾花そして中心の花も開き踊っているようだ コナスビもところどころに顔を見せる おや! ウリノキだ ウリノキの花をカメラに収め 登山道入口に 入口の近くにはキツネノボタンが花を咲かせていた
登山道を行く 登山道に入ってすぐにブドウの房のようなものを見つけたがなんだかわからなかった 土の道となり足の感触がいい ここでもヤマアジサイが顔を見せる まだ中心の花は開いていない これから開こうという力がみなぎっている これもなかなかいい 三合目の標識があるのを確かめルートを行く 今度は渓流沿いのルート 水の流れはいつもより多い ヤマアジサイに混じってコアジサイが顔を見せる コアジサイと書いているが実は何の花かと色々と探したところ コアジサイの花が落ちたものとわかった 渓流を跨いでルートを登ってゆく ギンリョウソウが顔を出す ちっとピントが甘かった 他でも出会えるかと思ったがここだけだった モミジハグマが花芽を膨らませていた コナスビ トチバニンジンを見て 四合目の標識のところに
ここからはブナ樹林帯の中を登って行く エゾハルゼミの鳴き声の中を登ってゆく ヤマアジサイはここでもあちらこちらに顔を見せる 中央の花はまだ開いていない 毛無大岩を右に見てルートを行く ウマノミツバを見つける 先日滝山登山で覚えた花だ ここでも出会えた 繰り返し出会うと記憶が残されるようになる 五合目の標識に気付かないまま六合目に出る 六合目は水が出ており 花が多い場所 とは言え この季節はミズタビラコが少しとヤマアジサイが咲いていただけでちょっと期待外れ
ブナ樹林の中のルートを登って行く この時期は夏草が茂り鬱蒼とした雰囲気 ちょっと山深い中を歩いているようだ 太陽の陽射しを受け 木々は青々と美しい 花は少なく七合目を過ぎる 七合目を過ぎたところでツルアリドウシを見つける 花は終わった状態だ ルートは山を巻くようにして登ってゆく 山の斜面を見渡す事が出来 ブナ樹林帯の美しさを楽しめる コバノフユイチゴが花を咲かせ コアジサイがここでは花を咲かせていた そして八合目に出る
八合目を過ぎ 少しの間急な登りを耐えるとなだらかな登りとなり一息入れる事が出来る ブナ樹林を楽しみながらルートを行く ちょっと日当たりの良い場所でハナニガナが花を咲かせていた オオカメノキが実をつけていた 秋になると赤くなる そして九合目に出る 九合目の小屋はひっそりとしておりどなたもおられなかった そのまま山頂を目指す
しばらくはブナ樹林帯の中の登り 振り返ってブナ樹林と山小屋の景観を楽しむ ルートは少し右に折れ 樹林帯を抜ける 視界が開け 田浪の村落を俯瞰出来る 笹原の中のルート 見上げるとササユリが出迎えている 滝山で出会えなかったのでササユリはもう終わったのかと思って期待していないだけに嬉しい 花はまだしっかりしている 一輪 そして すぐに一輪 今度は二輪並んでと大歓迎 これは良かった ヒヨドリバナは花芽を膨らませ ノアザミも数輪揃ってお出迎え ヤマアジサイも顔を見せ そして山頂に出る
山頂には4グループ8名の方が昼食休憩をされていた 今日はと声をかけ私も適当な場所にリュックを降ろし 周辺の景観を楽しむ 大山は山頂付近ガスがかかっていた 蒜山三座は追う事が出来た 大山を背景に記念写真を撮る そして昼食を 食事を終えた女性3人グループが座っておられたベンチを空け どうぞと声をかけて戴く 座るのが苦手なので座るのは遠慮したが それをきっかけに話しが出来た 吉備中央町から来られ山登りは初めてとの事 白馬山ルートの事を問われたので尾根筋を追いながら説明する 3人の記念写真を撮ってあげ お先に失礼する
下山は白馬山ルート 尾根を少し降りるとそこにもササユリ 良くみるとルート脇に幾つも顔を見せている 3輪固まっているのもある 蕾も見られる これだけ多いと一輪一輪カメラに収める気がしなくなる 実に勝手なものだと思いながら 顔を見せてくれるササユリに感謝しながらルートを降りて行く 九合目の標識を過ぎる オオカメノキが実をつけている 花を咲かせていた当時が思い出される 今度はツルアジサイだ 大きな木に巻きついている ズームで花をカメラに収める またササユリだ なんとワンショットで7輪 毛無山にこうした顔があったのかと大きな発見 実に嬉しい ヤマボウシがまだ花を残しているのを見て 俣野分岐に出る
俣野分岐のカタクリ広場は笹原 カタクリの面影は見られない 尾根道を白馬山へ向かう この尾根道もブナ樹林帯の中のルート 相変わらずエゾハルゼミの大合唱 足元に小さな白い花 ツルアリドウシだ 七合目では花は終わっていたがここではまだ花を咲かせている ササユリも顔を見せる 笹の葉に埋もれるようにして咲いていた ヤマアジサイ コアジサイが顔を見せる コアジサイは先程は白い花だったが今度は薄いブルー こちらもなかなか美しい ハナニガナも顔を見せる おや? 何のきのこだろう 一本の木を埋め尽くすようにきのこが生えている これでは木の方はもうやられてしまったのだろうか ツルアリドウシの白い花が沢山咲いている 星を散りばめるように沢山の花が咲いている ユキザサが実をつけていた そして白馬山に出る
白馬山で大山は見収め 展望のきく場所からカメラに収めるが相変わらず山頂はガスの中 そして登山口に向けて降りて行く 左手に土用ダムを見てルートを降りてゆく ここのルートは花は見られない とんとんと下りのリズムを楽しむ チェンソーの音が聞こえてくる 伐採作業注意の標識が登山口にあった事を思い出したが 山頂からの下山ルートや白馬山の下山ルートには表示は無くすっかり忘れていた ルート脇で作業されておられる方にご苦労様ですとねぎらいの言葉をかけ降りて行く
樹林帯を降り 渓流沿いのルートまで降りたところでコバノフユイチゴに出会うまた伐採作業中と書いた立て看板のすぐそばにウマノミツバを見つけた そして登ってきたルートに合流し駐車場に 車の数は大分少なくなっていた
朝から青空が広がる いつものように429を走る 吉備路から県道271を経由して足守に そして加茂川と走って行く ネムの木が花を咲かせている 旭川ダムは今日も水位をあげている 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って走り落合に 落合入口の温度表示は28℃ 313に乗り 久世 勝山と走り 勝山から313と別れ181へ直進する 旭川の支流にあたる新庄川に沿って美甘 新庄と走って行く 勝山27℃ 美甘28℃ 新庄道の駅を過ぎ 毛無山登山口の標識に従い県道58へ右折する 次いで、標識に従い左折する 雌滝から雄滝に向かう道路が工事中で土用ダムに向かう道路に迂回させられる この道路があるのは知っていたが走るのは初めてだ しっかりした舗装道路であり特に支障なく抜け登山口の駐車場に 駐車場には10台以上駐車していた