駐車位置10:04−10:13登山口−10:49反射板−10:52ピーク−10:57ロープ−11:19山頂=11:46_1198mピーク=11:54折り返し=12:04_1198mピーク=12:20山頂12:38−12:55ピーク−12:57反射板−13:22登山口−13:28駐車位置
登山 今日は、笠菅峠から泉山(いずみがせん1209m)を訪ねる
登山支度をする 遠くからカッコーやウグイスの鳴き声が聞こえてくる 昨年の登山記録を見ると同じ事を書いている 季節はめぐり 同じ状態が繰り返されるという事は昨年の311大震災を考えると何と幸せな事かと深く感謝する 足元のネジバナ ミヤコグサも一緒だ チダケサシが花を咲かせていたこれは昨年の記録に無い
泉山登山口 笠菅峠と書いた標識を左手に見て 林道を行く 早速ヤマジノホトトギス オカトラノオが顔を見せてくれる が 林道は草が刈られており沿道沿いは刈られた枯れ葉で覆われている 昨年はセミの鳴き声が賑わしかったが今年は曇り空の為か聞こえず小鳥の鳴き声が聞こえてくる 登山口手前の空地に1台駐車 今度は大阪ナンバー 県外からのアクセスが多い事にびっくり 私が出発してすぐに1台車が駐車場に入っていった
登山道入口には中林口登山道は通行止めの標識が相変わらずある 紅葉の時期までには通れるようになって欲しいのだがどうだろう 登山道に入る 擬木の階段を登ってゆく 今年もヒヨドリバナに出会う 去年の写真と比べると今年は花の咲き方が少し遅いようだ ニガナが顔を見せるが数は少ない 擬木の階段を登ると 樹林の中のルート 木陰が気持ちが良い 樹林から草原と変化がある 後を振り返ると角ヶ山が見える筈だが今日はガスで見えない ヤマハギ オトギリソウを見て ルート標識のあるところへ出る
標識のところを左に90度曲がりルートを行く 傾斜が緩くなり足も軽い 土の感触を楽しむ コナスビが一輪まだ花を咲かせていた 樹林から抜けると景観が開けるのだが那岐山は見えない ウツギ オオカメノキが実をつけていた ウツボグサ ハナニガナ オカトラノオが顔を見せる 花芽を膨らませているのはコバギボウシと思われる そして反射板のところに出る
ここからしばらく草原の中のルート 昨年ここでチダケサシやヤマジノホトトギスに出会った 今年は寂しい ヒヨドリバナだけだ 期待していただけに残念 オオナルコユリは実をつけていた ピークを越えて笹原の中を降りて行く ガスが流れ景観の変化が面白い 笹文字はガスで見えない
樹林のルートとなり傾斜がきつくなる ロープが設置されている 足元がしっかりしていたのでそのまま真っすぐ登って行く ウバユリが花芽を膨らませていた シシウドの葉がルート脇あちらこちらに顔を出す シシウドの花が咲いていた時が思い出される ここで、下山されて来られたお二人連れと挨拶を交わす どこに車を置いたか問われた 大阪ナンバーの方で自分達は登山口と話しておられた 置いた場所が心配だったのだろうか ノアザミ ウマノアシガタ オカトラノオを見て ホタルブクロの群生スポットに出る 幾つも花を咲かせていた そこを過ぎてすぐにノリウツギが顔を見せる 昨年も会ったねと挨拶を交わす ヤマアジサイがまだ花の色を保っているのを見て 山頂に出る
山頂にはどなたもいない 山頂標識のある岩場にはアカモノが実をつけているのをカメラにおさめ その足で尾根ルートへ 昨年出会ったカキランの咲いていた場所まで行ってみよう この時期は尾根ルートには結構草が伸びている 露などで葉が濡れているとちよっと大変だがその心配は無用 花を探しながらルートを行く ヤマジノホトトギス ノアザミ ヒヨドリバナ ウツボグサ オカトラノオ オトギリソウ ハナタデ カワラナデシコ トリアシショウマ ホタルブクロ ノリウツギなどに出会う シロバナウツボグサやシロニガナも見つける カワラナデシコやホタルブクロは群生して花を咲かせ ヤマジノホトトギスもあちらこちらで見かけた そろそろハシナガヤマサギソウが顔を見せないかと慎重に探す 思っていた場所と少し違っていたが出会う事が出来た 今年はまだ咲き切っておらず花芽の状態だった マルバノイチヤクソウには出会えなかった そして1198峰である中央峰に出る
中央峰はCコースへの下山口になる 下山口にはオオバギボウシが花芽を膨らませていた 昨年は花を咲かせていたと書いている やはりここもいつもより遅いようだ 中央峰から泉山山頂や井水山を見る事が出来る ガスがどちらもかかっており薄っすらと山容が伺えるのも趣がある
中央峰からピークを降りヒュッテの見えるところまで向かう 次のピークの周辺にカキランが出迎えてくれる筈 元気で花を咲かせているだろうかと出会える喜びと不安を抱きながらルートを行く 今年も元気に咲いていました!! 喜びながらカメラに収める 少し先にも咲いており10本程咲いていた コバギボウシが花芽を膨らませ ノギランが咲いていた ここまで来た事がわかるようヒュッテを入れて写真を撮り 尾根を引き返す
歩いてきた尾根ルートを引き返す あの花は見たななど記憶を遡りながら歩いて行く シロニガナは帰路見つけたもので時には見逃していた花に気付く そして山頂に出る
山頂にはお二人連れが休んでおられた 私が出発する時駐車場に入られた方だ 伺うとお二人も大阪からとの事 カキランを見たくて来た 井水山まで行って戻ると話しておられたので カキランの咲いていた場所を説明させて頂く そうしていると男性がお一人登って来られる 神社からだ 仲間が後からやってくる 登山口の広島ナンバーの車は私たちで神社まで2往復して下山口に車を置いて・・・と話しておられた その内5登って来られ6名のグループでの登山とわかった
折角だからお揃いで写真を撮りましょうと撮ってあげる 大阪のお二人はお先にと中央峰に向けて降りてゆかれ 私も昼食を終え お先にと声をかけ下山する
下山は登ってきたルートを引き返す 足元を確認しながら下りのペースを楽しむ
先週17日に待望の梅雨明け されどいろいろと予定があり23日の今日泉山に向かう 昨年も丁度同じ日に登っている 時期をずらしてと計画していたものの天気と予定が合わず 期せずして同じ日になった事を後から知り苦笑い倉敷は晴れ とは言え結構雲も多い いつものように吉備路から県道271を経由し足守の手前で429に乗る ネムノキが花を咲かせているのを見 加茂川を抜け 旭川ダムに ダムは水位を通常レベルまで下げていた 旭町を抜け 休み乢トンネルを抜ける 曇り空で山並みは見えない 坂を下って最初の点滅信号を左折 県道159を経由して久米へ 久米で181へ右折 院庄で179へ左折 179を北上する 泉山の山容は近づいてもガスの中 雲井山トンネルを抜ける トンネル出口は25℃ その先の奥津の役場手前は28℃ 大釣りトンネルを抜け 奥津道の駅を過ぎてすぐの交差点を右折し広域林道を走る Cコース登山口を過ぎ笠菅峠にある駐車スペースに車を止める 2台駐車 なんと2台とも広島ナンバー