駐車場10:34−10:55大神山神社−10:59分岐−11:08自動車道−11:29下宝珠越−12:00中宝珠越−12:46上宝珠越−13:11ユートピア分岐−13:27三鈷峰山頂13:46−13:57ユートピア分岐=ユートピア=ユートピア分岐14:06−14:19上宝珠越14:20−15:01元谷−15:14大神山神社−15:32駐車場
今日は大山三鈷峰(だいせんさんこほう1516m)を訪ねる登山支度をして出発する 太陽の陽が射しこみ暑い 木陰に入るとほっとする 駐車場出口にイヌトウバナがひと固まり花を咲かせていたが 花は少ない 自動車道を下り 大山寺橋を渡る 橋から三鈷峰ならびに大山北壁がくっきりと見える 数時間後にはあの山頂に立っているのだ 石畳の参道を登って行く ヤブカンゾウが花を咲かせていた 石の鳥居を潜ると 日本一長い自然石の道 木漏れ日がまぶしい 石段を登って行くと大神山神社奥宮に出る 神社の境内右手奥より登山道に入る
ブナ樹林帯の中のルートを行く オオカニコウモリ ヌスビトハギが顔を見せる 少し行くと下宝珠越への分岐があり 案内に従い左に折れてルートを登って行く トチバニンジン マムシグサの実 クサアジサイが顔を見せる 自動車道を横断するようにして登ってゆく クサアジサイ ヤマアジサイが多くあちらこちらで顔を見せる ミヤマタニソバが小さい白い花を咲かせていた 久々にピントの合った写真が撮れた ヤマジノホトトギス ソバナが顔を出す そうかソバナが咲く時期なのだ ニイニイゼミの鳴き声が聞こえてくる
小さい花を見つけた 肉眼ではあまりわからなかったがウリノキと似た形をした可愛い花 特徴もあるし簡単に見つけられるかと思ったが難航 いつも探す四季の山野草のページを40ページほど開いたが無い 700ページ程ある日本の野草や日本の樹木をめくっても見つからない 最後の手段としてメーリングリストで聞こうかなと探すの諦め 風呂に入る 風呂の中でひょっとしたがウリノキと似た花で検索したらと思い探す いくつかページを捲り ケアクシバらしいと判明 やれやれ
探すのも難航したがルートも結構厳しい 急な登りを耐え下宝珠越に出る ここに出るとぐっと歩き易くなり 尾根ルートを楽しむ ソバナ オオカニコウモリ ヤマジノホトトギス ノリウツギ 先程出会ったケアクシバ ホツツジなどを確認する おや? エゾハルゼミのようだ そっと音を収録する 左手に大山三鈷峰が見えてくる 眼前に聳える山容は28mmのレンズでも1ショットでは撮れない 6枚撮り合成する パノラマ編集するには空の部分を撮り残さないようにする事が肝要だ
足元にはホソバノヤマハハコが顔を見せる そして中宝珠越に出る 標識は積雪を考慮しているのか見上げないとわからないようなところにある ルートを行く シモツケソウが薄紅色の花を咲かせていた 咲きだしたところだろうか 樹林が切れて大山北壁を展望出来る場所に出る 雲ひとつ無く雄大な景観だ ここでもパチパチとパノラマ用写真を撮る 16枚撮り合成した 写真の合成技術も大したものだ ファイルを16枚選んで 作成−パノラマ編集と選べば良く 画像の配列は自動的に処理してくれる
大山北壁を見て ルートを少し行くと 今度は三鈷峰からユートピアに繋がる尾根が見えてくる こちらも15枚撮りパノラマ合成する ルートは一度くだり登り返す 一番の難所が待ち構えている 最近は以前より登り易くなったように思うがここを過ぎるとほっとする 振り返ると登ってきた尾根ルートを俯瞰出来る この間 クサボタン エゾノヨロイグサ ホソバノヤマハハコを見て 上宝珠越に出る
このルートを訪ねる時 気になるのは砂滑りを降りられるか否かがある 登る途中下山される方と何名も出会った ひょっとしたら砂滑りが危険で下山禁止になっている可能性がある 砂滑りを降りなかった方に何故と伺うのもどうかと思い 心配しながらやってきた 案の定注意書きがあった
砂滑りはコースが荒れていますので通行には十分注意をしてください。なお、一般の登山道ではありませんので、経験の浅い方はご遠慮願います。
との事 なんとか降りれそうだ
上宝珠越からルートを行く 花が楽しみなルート エゾノヨロイグサ ヤマアジサイ ナンゴククガイソウ シモツケソウ クサボタンが次々と顔を見せる ナンゴククガイソウはいい色を示していた シモツケソウも太陽の陽射しを受け輝いていた イヌトウバナ イワアカバナ コウゾリナ オトギリソウ イタドリ ソバナと続く おや クサボタンが花を終え特徴のある実をつけている ヒトツバヨモギ オオカメノキの実 サラシナショウマ シコクフウロなどを見て ユートピア分岐に出る
先ずは山頂に行こうとルートを左にとり山頂を目指す ここのルートも花が多い またルートから見える斜面にも沢山花が咲いている オオバギボウシ シモツケソウ シモツケソウの花とは少し違っているものがあった 調べるとシモツケソウの実のようだ 良く見ると小さい実をつけていた なかなか美しい ヒトツバヨモギ エゾノヨロイグサ アキノキリンソウ シコクフウロ オオバギボウシ アキカラマツ ホソバノヤマハハコ キュウシュウコゴメグサ シモツケなどを見て三鈷峰山頂に出る
山頂から、ユートピアそして大山に繋がる北壁 烏ヶ山や矢筈ヶ山に繋がる山並みを見る事が出来る ここでも何枚もの写真を撮り パノラマ編集する リュックを降ろし 購入したトマトを出しかぶりつく おいしい事 山で食べると格別だ 4ヶ食べるとそれだけでも結構お腹が膨れる 用意した昼食は少し残した トマトを食べているところを写真に撮り ユートピアを目指す 山頂周辺にはシュロソウが実をつけ ノリウツギ シモツケが顔を見せてくれた
ユートピア分岐からユートピアに向かう サラシナショウマ バイケイソウ そしてコオニユリが顔を出す 斜面にはナンゴククガイソウ シモツケソウ エゾノヨロイグサ オオバギボウシなどが思い思いの場所で花を咲かせている コオニユリの橙色の花は特に目立つ シコクフウロも花を咲かせていた 周辺を散策し花の写真を楽しみ下山する
ユートピア分岐を経由し上宝珠越まで登ってきたルートを戻る 上宝珠越に着くとお二人連れの方が注意書きを読んでおられた 私と同じように下山出来ないとは書いていませんね と 話され そうですね 降りてみようと思いますとお先に失礼する
ルートを降りて行く 砂すべりに乗るまでが結構大変 砂が流され急な壁になっている 幸いロープが設置されており ロープを使い砂の上に立つ 太いロープが設置されていた 昨年は無かったように思う 砂すべりと言えど結構ごつごつした大き目の石がありいつものようにルンルン気分で滑り下りるわけにゆかない 足場に留意しながら 降りて行く 私の前にもお二人が降りており 後からもお二人が降りてくる 先に行く人がいるという事はルートは大丈夫のようだ
振り返って降りてきたルートを見る 斜面の様子が随分と違う事がわかる ふと右手の斜面を見ると黄色い花が見える 近づける状況ではないのでズームで撮る コオニユリが幾つも咲いていた ルートを降りる 1ヶ所注意が必要なところがあったが足場を選んで降りて行けた 途中砂防堤が幾つかあるがいつもとは違うルートを通るようマークがしてあった ルートを追って行くと突然元谷に出るという状態であった 元谷からは遊歩道のような下山道を行く 大山寺橋からは登りの時と同様 三鈷峰から繋がる北壁がくっきり見えた こんな事も珍しい
真っ青な空が広がる 大山を訪ねるのは久々だ 通勤ラッシュから平日は避けたいのだが天気と予定とが一致しない 高梁川の流れを見ながら川辺橋 総社大橋を抜ける 豪渓泰橋の温度表示は25℃ 橋を過ぎ180号へ左折し高梁 井倉 新見と北上してゆく 井倉26℃ 新見28℃と気温は上昇してくる新見を過ぎ182と別れる いつもだと一人旅となるのだが 生憎工事用車両の後続 かなり辛抱しながら走り 登攀車線でやっと先に行かして貰う その後は一人旅 千屋を過ぎ 明地トンネルを抜ける トンネル出口で大山がちらっと見える 狭い視野から見る大山は比較するものがなく 随分大きく見えた 山容はくっきりと見え 八合目付近に薄っすらと雲が漂っていた
峠を下り 高尾で181に合流 日野で180と別れ181を行く 今度は日野川に沿ってのドライブだ 江府インターチェンジ近くの道の駅に寄る 大きなトマト4ヶ100円が更に半額になっていた 早速購入 山で食べよう トマトが4ヶ100円になると購入する事にしている 日野川沿いの温度表示は29℃ 溝口で県道45へ左折 枡水ヶ原に向かう 枡水ヶ原に向かう自動車道の登りを2車線にするのか道路工事が行われていた 枡水ヶ原の温度表示は25℃ 大山寺橋の南光河原駐車場に向かうも満車 下山駐車場に引き返しそこに駐車させて頂く