声ヶ乢530m9:55−10:32第一展望所−10:41水場30m−10:45第二展望所分岐850m10:46−11:08標高1000m−11:17展望所11:19−11:28第三展望所(爪ヶ城跡)−11:37山頂11:45−11:52第三展望所−展望所−12:03標高1000m−12:14第二展望分岐−12:20第一展望所−12:38声ヶ乢
今日は爪ヶ城(つめがじょう1,114m)を訪ねる 爪ヶ城は17回目になるが8月に訪ねるのは初めてだ小鳥の鳴き声を聞きながら登山支度をする 駐車場周辺に花は咲いていないかと探すも特に見当たらない このような時期もあるのだなと思いながら登山道に向かう 登山道入口にはカワラナデシコ ゲンノショウコ シソ科の花が咲いていた シソ科の花は写真がうまく撮れず名前を判別出来なかった
ジグザグに登山道を登って行く ヤマハギ シラヤマギク オトギリソウ カタバミに出会うものの花の数は少ない 時々カタバミとゲンノショウコが顔を出す程度 陽射しを受けている部分と日陰とでは温度が随分違う 日陰に入った時は実に心地良い 風が吹いてくるとこれまた心地よい ふとルート脇を見ると ヤマフジが実を沢山ぶら下げている マメ科の植物という事が良くわかる フジとヤマフジではツルの巻き方が反対で左巻きとの事 撮った写真を見てなるほどと再認識する そして第一展望所に出る
第一展望所には男性お一人が休んでおられた 駐車場には車が無かったのでどなたもいないと思っていたら人と出会い ちょっとびっくり 車は下の方に置いて登って来られたと話しておられた お先にと失礼する ここから暫くは樹林の中のルート ヤマジノホトトギスを一輪見つけたが花はそれだけ
第二展望所を示す案内に従い 分岐を左にとる サルトリイバラの実を見つけて 展望所に出る 正面に山形仙を俯瞰出来る 第二展望所は山形仙の標高より高い 振り返るとこれから登ってゆくルートにガスが出ている様子を伺う事が出来る 今日の天気予報は午前10%だが午後40%と崩れる予報 山沿いには雷雨やにわか雨に注意との事 崩れる前に降りてきたいと思っており雲行きが気になる
すぐにルートを引き返し登って行く ウツギ タニウツギで賑わうルートだが花は少ない キンミズヒキが顔を出しているのを見て 鎖のある所を登る 少し前から足元に紫色の花びらが落ちている 何の花だろうと見上げてもわからなかった ここでも花びらを見つけ見上げるとクズの花という事がわかった 葉が繁って花の部分を見つけるのが難しかった すぐ近くにはウツギが特徴のある実をつけていた
今度は小さな花だ 爪楊枝程の背丈で小さい花を咲かせている 調べるとヒメヤブランと判明した ママコナが顔を見せる あちらこちらに顔を見せる 傾斜が緩やかになり一息つける ツリガネニンジン ヤマジノホトトギスを見て 標高1000mの標識に出る この辺りに来ると 第三展望所が見えてくるのだがガスがかかりぼんやりとしている
標識を過ぎてすぐのところでシロバナママコナを見つける ママコナと比し気品を感じる ルートに岩があるところは確かナツハゼが花を咲かせていた筈と探すがそれらしいものは見つけられなかった オトギリソウ ホツツジを見て 展望所と書いてある標識に出る
標識の案内に従い左に折れる ここでもホツツジ ママコナが花を咲かせていた クロソヨゴは実をつけていた 展望所に出る 県北の山並みはガスで見えない 右手に目をやると 山頂と山頂につながる尾根が見え ガスがかかっていた 雲行きが少し心配だが山頂を目指す
標識のところに戻り ルートを少し下り 樹林の中のルートを行き第三展望所に出る 滝山方面はガスで全く見えない すぐに山頂へ向かう なだらかなルートで足は軽い 山頂に近付いたところで少し登りがある そこを登ると山頂に出る 山頂から滝山方面を見るがガスで見えない 記念写真を撮り すぐに下山する
下山は金山林道に周遊するのは見合わせて 登ってきたルートを戻る 心配していた天候だが登山時標高1000m辺りから陽射しが隠れ 展望所付近ではここで戻ろうかとも思った程だったが 下山途中第三展望所を過ぎた辺りから明るくなり 標高1000m付近では太陽の陽が射し込むようになってきた 天気の心配は無さそうだ 足元に留意しながら下りのテンポを楽しむ
暑い日が続いている 朝から陽射しが強い いつものように吉備路を行き県道271を経由して足守の手前で再度429に乗る 加茂川の道の駅を過ぎ旭川ダムに 水面は陽射しを受け輝いている 旭町を過ぎ 休み乢トンネルを抜ける 薄雲が広がり泉山の山並みは見えない 津山市街地入口で53と合流 JRの線路を右にする辺りに来ても泉山の山並みはガスの中で見えない 津山市街地を抜け 津山インターチェンジを過ぎると ガスに覆われた山並みを伺う事が出来る 稜線はガスの中 沿道の温度表示は27℃ 勝北町役場のすぐそばにある広戸仙登山口の標識を左折して山に向かう 道なりに走って行く 要所要所に登山口を示す案内がある 小型車と大型車を分ける標識があり 小型車の標識に従い山に向かい声ヶ乢の登山口駐車場に向かう 駐車場には1台もない