駐車場10:13−10:38登山道入口−10:42三合目−10:54四合目−11:00五合目−11:06六合目−11:18七合目−11:30八合目−11:43九合目−11:52山頂12:08−12:13九合目−12:22俣野分岐−12:47白馬山−13:15林道−13:20駐車場
今日は毛無山(けなしがせん1218m)を訪ねる登山支度をして出発する 駐車場のムラサキシキブが実をつけていた まだ薄緑色だ 駐車場に沿って流れている小川の堰堤にオタカラコウが花を咲かせている 造園された園地を行く シモツケが元気な花を咲かせていた 初夏の花でありこの時期に出会えるとは思わなかった 園地のルート脇にはゲンノショウコ イヌタデ ミヤマキケマンなどが花を咲かせていた 山の家の裏手に紫色の花が咲いていたので近づいて見るとコバギボウシだった 今頃咲くとは珍しい
舗装道路を行く 道路の両側に渓流が流れており どちらも花が咲いている ツルニンジン ツリフネソウ ミヤマキケマン ミゾソバ テンニンソウ シシウド オオユウガギク オタカラコウ ハナタデ イヌトウバナ サンインヒキオコシと沢山の花 左に行ったり右に行ったりして何が咲いているか楽しみながら歩く 短い距離だが競っていろいろな花が顔を出し 自然と勢力分布が形成されてゆく
樹林帯に入る 樹林帯入口には毛無山登山口と書いた標柱がある しばらくは舗装されており自動車が走れる程の幅広のルート すぐに白馬山に向かう分岐があるがそのまま直進する 樹林の中と言えど花が豊富 ヒカゲミツバ テンニンソウ シシウド サンインヒキオコシ キバナアキギリ ガンクビソウ オオカニコウモリ ウスバアザミ ミズヒキ ミヤマキケマン ツリフネソウ ノブキ ミゾソバなどが次々とひっきりなしに顔を見せる 渓流沿いのルートで水があり幅広の道路なので陽射しも得られるのだろう
大きな案内板がありそこから登山道に入る 土の道でここからぐっと狭くなる ヒカゲミツバ キバナアキギリ ツリフネソウなど同じような花が続く 旭川源流の碑があるが気づかず見落とす事が多い 今日は気づいて少し戻り 写真に撮る モミジガサを見て三合目の標識を過ぎる サンインヒキオコシ オオカニコウモリ テンニンソウ トチバニンジン シシウドなどを見て渓流を跨ぐ ここから登りが始まる
登りが始まる地点はモミジハグマが顔を見せてくれる モミジガサ オオカニコウモリと似ているが葉や花の形が違い区別出来るようになった シロヨメナを見つけ 樹林帯に入って行く これまでと違い花はぐっと少なくなる それでも トチバニンジン ツルニンジン オオカニコウモリ サンインヒキオコシ イヌトウバナ ミヤマタニソバなどぽつぽつと見つける事が出来る 四合目の標識 毛無大岩を抜け少し登ったところでルート上にトチノキの実が沢山落ちていた トチノキの実は大きな栗のよう 灰汁抜きをすると食べれるようだが灰汁の抜き方が大変との事
五合目の標識を笹の中にあるのを見つけ(しばしば見つけそこなう)登って行くと シダが一面に生えたところに出る 六合目から水が出 その影響でシダが育っているようだ 花に期待したがそれらしいものは見られず標識を過ぎる 標識を過ぎたところでツリフネソウ ウスバアザミ ヒナノウスツボ サンインヒキオコシなどに出あう ヒナノウスツボは小さな花 写真撮影に失敗し残念
六合大杉を過ぎる この辺りからブナ樹林帯に入る ツルニンジン ウスバアザミを見て七合目に ここからしばらく花は無く ブナ樹林を見ながら登って行く 八合目の標識を過ぎると少し傾斜がきつくなるが そこを過ぎると美しいブナ樹林帯を見る事が出来る ルート脇の笹が伸びており背丈程になっているところもあるが 掻き分けて行かねばならない程ではない ユキザサが赤い実をつけているのを見つけ 九合目の休憩小屋に出る 九合目と書いた標識が朽ちて倒れていた
ルートを登って行く 振り返ると山小屋とブナ樹林とを見下ろす事が出来る ジグザグに登って行き 今度はステップ状に整備されたルートを登る アキノキリンソウが出迎えてくれた そして樹林帯から抜ける ぐんと眺望が開け 田浪の田園や山並みを展望出来る ルートは草原のルート 花に期待しながら登ったがツルリンドウを見つけるに留まった そして山頂に出る
山頂にはどなたもおられなかった いつも誰かいるのに誰もいないと寂しい感じがする 大山は山頂付近に雲があるものの それに続く 烏ヶ山 象山 擬宝珠山 皆ヶ山 蒜山三座と追う事が出来る 勿論 三平山や金ヶ谷山 そして下山ルートに考えている白馬山に連なる尾根も確認出来る 記念写真を撮り 昼食を終え 白馬山へ向かう
この時期は花が少ない ルート整備された様子も伺える ブナ樹林の中を降りて行く 九合目の標識でパチリ ブナ樹林の景観がいい オオカメノキが赤い実をつけていた オオカメノキが花を咲かせていた時を思い出される テンニンソウ オトギリソウ ハナニガナが顔を見せてくれたが 数は少ない 俣野分岐のカタクリ広場は今は何もない 軽いアップダウンをトントンとテンポ良くこなす チゴユリの実 ツルリンドウを見つけた 一輪は枝が切られていた 花はまだ元気だったので切られた(ルート整備された)のは最近のようだ 赤い花のようなものがあり何だろう 葉はツクバネソウのようだと思い 写真に撮って調べたところ ツクバネソウの実がとれた状態のものだった ツクバネソウの実に関して知る事が出来た そして白馬山に出る
ここが大山の見収め場所 でも ガスがかかり見えない ルートを降りて行く しばらくブナ樹林の中のルート そして右にカーブして樹林帯の中を降りて行く 足元がしっかりしており下りのテンポを楽しむ ツルアリドウシの赤い実を見つけた ツルリンドウも見つけたがそのまま見過ごしテンポ良く降りて行く 駐車場までどなたにも出会えなかった 福山ナンバーの車はすでにいなかった 岡山ナンバーの車が1台増えていた
青空が戻ってきた 西日本は高気圧に覆われ天気が安定するとの事 雷の心配は無さそうだ いつものように429を走る 吉備路から県道271を経由し 足守 加茂川と抜けて行く 旭川ダムは少し水位を下げている様子 水面は青空が写り穏やか 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って車を走らす 落合入口25℃を確認し313に乗る 久世で181と合流し 勝山からは313と別れ181を行く 勝山の温度26℃ 旭川の支流である新庄川に沿って走る 車は少なくなり走り易い 龍宮岩と呼ばれる景勝地もある 美甘村 新庄村と走ってゆき 道の駅メルヘンの里新庄を過ぎて次のT字路を毛無山登山口の標識に従って右折 県道58を行く 次いで、標識に従い左折する 雌滝から雄滝に向かう道路の工事はお休みで走ってゆくと 雄滝を過ぎた少し上の所で道路が陥没し復旧工事がなされ車が通れるようになっていた これではバイパスせざるを得ない状況だった 登山口駐車場には福山ナンバーの車が1台だけだった