泉山



標高 1209m    難易度 ☆☆    登り122分(Aコース) 下り81分(Bコース)  岡山県
倉敷からの距離   94Km        登頂日 2012/10/09  ガイドブック  F写真 山の音 動画

駐車場10:08−10:19林道−10:28登山口Aコース_4.5Km−10:49水場−11:03水場−11:07福ヶ乢_2.5Km−11:48井水山(南峰)山頂−11:55Bコース合流−12:10中央峰_1198m−12:27山頂12:45−12:57中央峰−13:06分岐−13:51登山口Bコース_3.5Km−13:57林道−14:06駐車場

登山

 今日は泉山(いずみがせん1209m)のAコースを登りBコースを降りる

 登山支度をしていると大型バスがやってきて 団体さんが降りて来られる 挨拶を交わす 広島からで36名とのこと 百名山を踏破された方が何名もいますよという事 それなりに経験を積んでおられるようだ 笠菅峠へ縦走される計画とか 支度が出来たのでお先に失礼する

 神社脇の幅広のルートを行く ルート脇に咲いている花をメモ代わりに写真に撮る シロヨメナ ツリフネソウ ダイコンソウ キンミズヒキ メナモミ イヌトウバナ ハナタデ ゲンノショウコ ミズヒキ ヤマハッカ アキノキリンソウ チゴユリの実などを見つける 林道に出る 前方を見上げると井水山だろうピークが顔を覗かす

 林道にはアキノノゲシ イヌツゲ オトコエシが咲いていた Bコースに向かう分岐をやりすごし次の分岐を左にとりAコースの登山口に向かう ここでもヒヨドリバナ ヤマハッカ オトコエシ アキノキリンソウ メナモミ シロヨメナ ツリフネソウが顔を見せる ヘクソカズラが実をつけていた

 登山口から登山道に入って行く 登山道入口付近は花が気になる 何が咲いているかと周辺をキョロキョロしながら登って行く サラシナショウマとは違うようだが実をつけたもの そしてカラマツソウ ホウチャクソウの実を見つける ホウチャクソウは実を見てもわからない 過去のデータでホウチャクソウが咲いていた事から判断する

 花は入口部分だけ 最初は傾斜があるがすぐに緩やかなルートになる 樹林の中のルートで木漏れ日が明るい 爽やかな空気で気持ちが良い 気温も丁度良い 足を伸ばし ぐいぐいと気持ち良く歩を進める この感触は久しぶりだ 花が少ないので立ち止まる事も少ない アキノキリンソウが時々顔を見せる程度 やがて渓流の音が聞こえてくる ピークを終えたフシグロセンノウを見て 水場に出る

 しばらくは渓流に沿ったルート 樹林の中のルートと違い草が繁っている ノブキ ミゾソバ ハナタデ ミズヒキとタデ科の仲間が多い ツリフネソウはまだ花が残っていた テンニンソウも花の形を留めているのがあった ヒカゲミツバは実をつけていた ツルニンジンは花が終わるとこんなになるのかと変わった姿を見つける事が出来た 先日覚えたウワバミソウも多い ヤマハッカも咲いていた もう一度渓流を跨いで 樹林帯を抜けると 草原のルートである福ヶ乢に出る

 草原にかかるところにクロバナヒキオコシが花を咲かせていた いつも失敗しているので少し距離をとってカメラに収める 福ヶ乢の標識を見て 草原の斜面を登って行く 春先は次から次と花が顔を出すのだが この季節になるとあまり見当たらない ヤマゼリだろうか実をつけていた ウツボグサがまだ一輪花の形を留めていた 女性の方がトントンと降りて来られた こんにちはと挨拶を交わす 軽快に小走りに降りて行かれた 駐車場に赤い車が一台駐車していた その方の車かも知れない

 ルートを登って行くと 次第に花が増えてくる アキノキリンソウ センブリ ツリガネニンジン ハナタデ ニガナ クルマバナ ノアザミ コウゾリナ リンドウ ガンクビソウと顔を見せる ツルリンドウ ツルアリドウシは赤い実をつけていた ブナ樹林はいくらか色づいているようだ 振り返ると登ってきた尾根を俯瞰出来る 樹林帯を抜け井水山山頂に出る 井水山山頂から泉山方面を展望出来るものの登ってきたルートは手前の樹林に遮られ展望出来ない

 山頂にリンドウが咲いているをの見て すぐに尾根ルートを泉山へ向かう 少し下って登り返す ノアザミ リンドウ ツルリンドウの花 蕾もつけている Bコースと合流する 下山時はここからBコースに降りる予定 ルートを行く笹原がきれいだ 振り返ると井水山のピークとヒュッテを見る事が出来る ホツツジがまだ花を残していた コマユミが橙色の実をつけていた ハナニガナ リンドウ センブリ ノアザミを見つけ 中央峰に出る

 今日はガスが出ておらず 中央峰から井水山方面も 泉山山頂も良く見える 中央峰でもリンドウが花を咲かせていた すぐに泉山に向かう リンドウ シロヨメナ アキノキリンソウ テンニンソウ クロバナヒキオコシ センブリを見つける クロバナヒキオコシの小さい花をマクロで撮る事が出来た ダメ元で撮ってみようと気軽に撮ったから撮れたのかも知れない そうそう 泉山には8/24に訪ねており 泉山−中央峰の尾根ルートは整備され草が刈られていたと記している テンニンソウは刈り残しの感じがするがアキノキリンソウなどの花はこの一月少々の間に育ったもののようだ

 山頂に出る 山頂には3名のグループがおられた 笠菅峠から登って来られたと話しておられた 食事を終えて下山されるところ しばらくしてお先にと下山されて行かれどなたもいなくなってしまった 時間はお昼時を過ぎている 団体さんはどうされただろうか 尾根方面を見てもそれらしい人の動きは見えない 記念写真を撮り 食事を終え下山する

 下山は尾根を戻り Bコース分岐からBコースへ降りて行く 団体さんとはすれ違わなかった Bコースは結構草や笹が繁っており 初めて降りるとここで良いのか心細い思いをするのではなかろうか などと思いながらルートを確認しながら降りて行く 繁ってはいるがルートはついているので外さないよう追って行けば良い テープナビがあり樹林帯の斜面を降りて行く 足元に留意しながら下りのテンポを楽しむ おやコウヤボウキだ ルート脇に沢山咲いている 何枚か写真に撮ったがどれもピントが甘かった そう小さい花ではないのでピントを合わせてくれるかと思ったが上手くゆかなかった コウヤボウキ以外アキノキリンソウ シロヨメナに出会ったが数は少ない

 Bコース登山口に降りる 暫くは幅広の草の道 キバナアキギリ イヌトウバナ カタバミ ヤマハッカなどが咲いていた 林道に出て登りルートに合流し 駐車場に 駐車場には先に駐車していた車は無く 新しい車が一台駐車していた



アプローチ
 真っ青な空 秋の空がやってきた いつものように429を走る 吉備路から県道271を経由して足守の手前で再度429に乗る 稲田が黄金色に輝く 彼岸花はもう色の鮮やかさが無い 加茂川を抜け旭川ダムへ 旭川ダムは水位が低い 旭町 休み乢トンネルと走る トンネル出口から泉山が見える 県道159を経由し久米へ 久米で181に乗り院庄へ 院庄で179に乗り北上 雲井山トンネル出口温度は19℃ 泉山登山口の標識を右折し、直線気味に登って行く 三叉路は道なりに左へ進む 最後は標識に従い右に曲がり林道を行くと神社の前に出る 駐車場とトイレがある すでに1台駐車