駐車場所9:18−9:23鉄塔#39−9:34鉄塔#38−9:41鉄塔#37−9:49お花畑−9:52ヒヨドリジョウゴ−9:54鉄塔#36−9:57標識−10:03怒塚山山頂10:14−10:18雨対策10:20−10:33鉄塔#127_−10:38分岐三角点−10:42鉄塔#128−10:56登山口中池−11:20駐車場所
今日は怒塚山(いかつかやま332m)経由金甲山(きんこうざん403m)を訪ねる 11/9星山登山で左足を痛めてから初めての登山 ならし運転というところ登山支度をする ここ1ヶ月余り山登りをしていない 季節が変わり気温が下がってきている どのような準備をしていたかちょっととまどいながら 少し暖かめの支度をして臨む ジョギングもまだ見あわせており身体がなまっているきらいがある 登山靴の紐を締めると気持ちが引き締まる 7Kg余りのリュックを背負って出発する
いつもお馴染みのルート イヌタデが花をつけているのを見ながら斜面を行く すぐに竹藪があり 民家の裏庭のようなところに出る ヒナギクが一輪花を咲かせていた またボンタンだろうか幾つも実をつけていた その他花は見当たらず鉄塔#39を過ぎる
小鳥がにぎにぎしい 街の騒音も聞こえてくる 落葉を踏みながらルートを行く 花は見られないがウバユリ ヤブラン スズメウリ ヘクソカズラなどのお馴染みの実が顔を見せてくれる ルートの傾斜がきつくなるとまだ左足に違和感を感じる 平らなところではもう良くなったなという感じだが ぐっと踏ん張るような時には 違和感を感じ踏ん張って良いものか心配になる こんなところにも影響があるのかと身体の微妙な対応に感心する
そう言えば太陽はいつの間に隠れたのか 運転中まぶしかったのだが登山口からは陽射しを受ける事が無い 天気予報では降水確率0% 午前は雲が出易いが午後は陽射しが得られるとの事 天気の心配は全くせずにルートを行く 花も無いので特筆するものも無い 鉄塔#38 鉄塔#37 そしてお花畑とルートを登って行く ルートから岡山市街が時々見えるがガスが出て視界がきかない 県北に濃霧注意報が出ていたのでその影響かと思いながらルートを行く
お花畑からの登りにはヒヨドリジョウゴの群生地があり期待していた 期待通り小さな赤い実があちらこちらに認める事が出来る すこししなびたもの まだみずみずしく張り切っているものなど認める事が出来る みずみずしい赤い実は実に可愛らしい 見た目にはおいしそうに見えるがソラニンという神経に作用する毒性を持っているとの事 こうして沢山の実が残っていると言う事は小鳥も食べないのだろう
ヒヨドリジョウゴの赤い実を見ながら斜面を登り鉄塔#36に出る ここからまた樹林帯の中を行き怒塚山山頂に向かう ルート脇にはヤブランとジャノヒゲの葉をあちらこちらに認める事が出来る 葉の幅が違うので区別する事が出来るようになった ジャノヒゲの実を見つけようとしたがルートから眺めるだけでは見つけきらなかった 葉をかきあげて根元を確認しないといけないようだ ヤブコウジが赤い実をつけていた そして怒塚山山頂に出る
怒塚山山頂付近にはヤブランの実を沢山見つける事が出来る これも毒があるのかと思って調べてみたが毒は無さそう それなら何故残っているのだろうかと不思議だ 山頂にある澤本さんの登頂記録を拝見する 相変わらずお元気でルートを見守って戴いている ありがとうございます 山頂標識を入れて記念撮影をする そして縦走路を金甲山に向けて進む
しばらくは下りが続く 登りより下りの方が足の踏ん張りが求められる トントンと降りるのはまだちょっと危なっかしい 右足だけでは踏ん張れるのは限度があるようで両足の機能が必要のようだ 負荷をセーブしながら降りて行く 落葉が幾層にも積もっており滑らないように留意する
おや? 雨音のようなものが聞こえてくる 雨だ 通り雨かも知れないが雨に濡れるのは好ましくないのでリュックにカバーをして 私は傘を差してルートを行く ルートが濡れてきて滑り易くなってきた すぐ止めば良いがこのまま降るのであればとルート変更を考えよう
みつがしわ新道ルートは雨で濡れると滑り易い 足の事を考えると避けた方が無難だ ルートを戻るのはちょっとくやしい 少し先に中池に降りるルートがある 雨が降り続くのであればそこを降りる事にしようと方針を決める
傘を差しながらの下山はバランスが悪い 案の定尻もちをつくが足には何らダメージは無い 少し登り返して 鉄塔#127に出る 鉄塔に出る手前にトベラやネズミモチの木があるのだが残念ながら実を見つける事は出来なかった
雨はまだ止まない 鉄塔を過ぎ少し登ると中池からの登山道と合流する この登山道は1997年に鉄塔巡視ルートとして登った事があるがそれ以来 分岐を左に折れ ルートを降りて行く 幅広のルートでこんなに整備されているのかと感心しながら降りて行く 傘を差していても何ら支障ない そして鉄塔#128に出る
鉄塔の番号はインターネットで登山地図を調べてわかったものルート案内をしっかり見ておけばわかったかも知れない 鉄塔を潜るようにして降りて行く ここからのルートはこれまでと比べてルート幅が狭くなり傾斜もきつくなる 降りるところを間違えたかなと心配になるがルートにはところどころにアングルで出来たステップがあるのでルートである事には間違い無さそうなのでルートを追って行く
一息ルートを降りるとまた幅広のルートになり その内樹間に中池が見えてくる 小鳥の鳴き声がにぎにぎしくなり音声に録ってみた そして登山口の中池に出る
中池にはいのしし出没注意の警告板が掲示されていた ルートを左にとり舗装されたルートを行く ルート脇にマユミの実 ヤマハゼの実 そして、ビワが花を咲かせていた ビワはこの時期から花を咲かすとの事 畦道にはホトケノザ ナズナの花を見つけたが花はまだ少ない タンポポは花を閉じていた 雨は止む事なく車のところへ 駐車場に宇高国道フェリーの大きな看板があったが消されていた サイトを見ると平成24年10月17日をもちまして休止いたしました との事 51年間の歴史に幕を閉じたとの事 宇高フェリーでお風呂に入った事を思い出した
県道22を走る 倉敷川に沿って南に向かう 丁度正面から陽射しを受ける形となりまぶしい サンバイザーを倒して保護する 藤戸寺 植松駅 サウスビレッジと走り国道30を横断 次の信号を右折し広域農道を走る 橋を渡ってすぐの信号を左折する 正面に怒塚山から金甲山に繋がる尾根が見える 県道45を左折 左手には児島湖が広がる マルナカ郡店を過ぎ 郡の信号前の駐車場に置かせて戴く 今日は一台も駐車していない