天神山



標高 778m    難易度 ☆    登り85分 下り57分 その他10分  岡山県
倉敷からの距離   65Km        登頂日 2013/02/25   ガイドブック  F写真 山の音 動画

駐車場10:14−10:32石段−10:40擬木の階段−11:07石仏−11:22八合目−11:29park−11:39三角点−11:49park=11:55鈴振崖12:18=12:22合流−12:24八合目−12:33石仏−12:48擬木終−12:53石段終−13:09駐車場

登山
 今日は天神山(てんじんやま778m)を訪ねる

 登山支度をする 陽射しを受け暖かく感じる ウインドウブレーカ−をリュックに入れて出発する 駐車場周辺に花が見られないか探すもののまだそれらしいものは見られない キリが花芽をつけていた 県道沿いの登山口入口の写真を撮り ルートを登って行く キリの木を見て 登って行く ルート脇にジャノヒゲの葉が見られる 葉を掻き分けブルーの実を一つ見つける

 樹木に囲まれたルートを少し行くと前方が開け 鈴振り崖が見えてくる 白いものが見える 雪がありそうだ スパッツ 手袋 軽アイゼンはリュックにあるなと頭をめぐらす ルート脇の花を探すがまだのようだ ヘクソカズラ ヤマフジの実を見つけた程度 渓流を跨ぐ 倒木が幾本かある 左手の斜面を見ると 根こそぎ倒れている木が何本もある 昨年9月に訪れた時 7月豪雨の被害に接したが その時の被害だったのだろうか?

 もう一度渓流を跨ぎ 樹林帯の中のルートを行く 7月豪雨の影響がまだ残っておりルート脇や渓流にも倒木などを確認出来る だが ルートに数本倒れていた倒木は撤去されたようで 倒木を潜らずに済んだ

 土砂崩れの跡を見ながらルートを行く ルート脇に雪が少し残っている 石段のあるところに出る ルートを覆うようにして倒れている木があり 結構荒れている 幸い跨いだり 迂回したりして抜けて行く 石段の辺りは4月になるとネコノメソウを楽しめるのだがまだその気配は見られない

 石段から擬木の階段となる 擬木の階段にかかるところにも倒木 枝先を廻ってルートを登る 天神山はヤブツバキが多い ルート脇に花芽が膨らんでいるのを見つけるがまだ咲いているものは見られない 丸い実をつけているものもあった おや! 小鳥の鳴き声が聞こえてきた 早速収録する

 ルート脇に見られる雪が増え ルートも雪の上を歩くようになる 陽射しを受ける場所になると雪は消える 雪面にはいくつも足跡が見られ アイスバン状態 下山時は注意が必要だ ヤブツバキの木がルートに倒れている 葉をつけ花芽も膨らんでいる 根元から1m位のところでポッキリ折れている木もある 土砂崩れがあった場所だ これは前回登った時に見た記憶がある 倒木はその時より増えているように思うが間違っているかも知れない いずれにしろ跨いだり 潜ったりしてルートを登って行く

 石仏のあるところを過ぎる すぐに七合目あたりと書いた標識がある 擬木の階段は続く 八合目はルートを左にカーブするところにある 同じような景観で次のカーブかな? と思うと違うという事を繰り返すケースが多い 幾つ目のカーブか数えてみよう 4つ目か5つ目かな と数えながら登って行く 日陰部分は雪があり滑り易い 足元を確認しながら登って行く 5つを数えてもまだ 7つ目だった

 八合目を過ぎるとあと少し この辺りはカタクリが顔を見せてくれる場所だな などと雪に覆われた斜面を見ながら登って行く そして擬木の階段を登り終える 山頂まで200mと書いた標識がある 標識に従い山頂を目指す

 林道の終点の広場に出る ベンチには雪がかまぼこ状態に積もっている 5cm程度だろうか 広場も雪で覆われているが舗装道路の部分は雪は無く路面が出ている 舗装道路を少し行くと 天神山山頂と書いた標識がある その標識に従いルートに入る

 ルートはさらさら雪でキュッキュと音がするのを楽しむ 積雪量は数cm スパッツは必要無さそう 山頂に向かう笹原のルートを行く 何ら支障無く山頂三角点へ 一等三角点と書いた標識は根元が朽ち倒れていた 前回訪ねた時の写真を見るとその時点はまだ立っていた 三角点周辺にアセビの木がある まだ花芽は確認出来なかった

 すぐに山頂を後にし 鈴振り崖に向かう 林道終点広場まで戻り 天満神社を抜け 鈴振り崖に出る 冠雪した花見山を確認出来たがその右手と思われる大山は確認出来なかった 記念写真を撮り昼食をとる ウインドウブレーカを着て暖をとる 下山しようと思っていたら鈴の音が聞こえ お二人連れが登って来られた 県道からですかと伺ったが別のルートとの事だった お二人での話しを楽しまれていたので すぐに お先にと声をかけ失礼した

 下山は登ってきたルートを戻る アイスバンのところはカニの横這いのような形で用心して降りる 登山口駐車場には私の車しか無かった



アプローチ
 北日本この冬一番の寒波 青森県の酢ヶ湯では積雪量が記録を更新と報道されている 幸い西日本の太平洋側は穏やかな天候 青空の下 倉敷を出発する 朝の渋滞を避ける為 少し遅く出発 川辺橋や総社大橋の渋滞は無く スムーズに流れる 180号を走るのは昨年10月以来 久々である 高梁川の川面は青空を映し 水鳥もちらほらと見受けられる 春近しと思いながら車を走らす されど 豪渓泰橋の温度表示を見ると-1℃ まだまだ寒さは厳しい 豪渓泰橋を渡り 180号を左折する 高梁市市街地入口で313へ左折成羽町へ向かう 成羽美術館を過ぎ 川上町で県道33へ右折 成羽川を右に見ながら北上する トンネルを二つ抜け 登山口駐車場に駐車 1台も駐車していない