熊山



標高 508m    難易度 ☆     登り76分(権現道ルート) 下り63分(熊山遺跡まで)  岡山県
倉敷からの距離    44Km        登頂日 2013/03/05    ガイドブック  F写真 動画

駐車位置10:31−10:41分岐−10:43丸木橋−10:47分岐−11:04しょうね岩−11:15分岐−11:26_鉄塔−11:38道−11:47展望台12:03−12:08弓削ルート−12:12広域道路−12:21分岐−12:30鉄塔−12:36分岐−12:38分岐−12:48鉄塔−12:59合流−13:06駐車位置

登山
 今日は熊山(くまやま508m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 左手に城山児童公園を見ながら自動車道を行く 公園では運動を楽しんでいる人を見るのだが今日はどなたもいない 堰堤までは数分 そこには2台駐車していた 登山者のものだろう 池にかかったところに城山と書いた標識がある 調べてみるとこの池を城山池と呼ばれ 鉄塔巡視路を行く城山コースがある事が解った機会を見て訪ねてみよう

 城山池を左に見てルートを行く オオバヤシャブシの実と花芽を見つける 青空を背景に写真に撮る 池を過ぎて少し行くと 右手に向かう鉄塔巡視ルートがある 中尾鉄塔ルートだ 下山時ここに出て来る予定 分岐を右に見て少し行くと ルートは狭くなる この先 いのししのわなあり の標識があるが わなの部分は色落ちして読めない 2005年ならびに2009年の登山記録にはわなが読めたがもうすっかり色落ちしてしまった

 ルートが狭くなったところから急な登りとなるが数分の登り T字路に出るのでそこを右折する 更にルートは狭くなる 少し行ったところから尾根伝いに登る ルートがわかりにくい場所にテープナビが付けてあった テープを見て登って行けば良い

 ルートは松が多い ネズが実をつけているのを見つけた ミツバツツジやヒサカキは花芽をつけていた 振り返ると吉井川の景観を楽しむ事が出来る また 前方には熊山山頂に繋がる坂根ルートの尾根筋も伺える ミツバツツジのシーズは色どりを楽しむ事が出来る 尾根を登って行くと 岩の多い場所に出る そこが しょうね岩と呼ばれる場所のようだ 左右の尾根筋の展望ならびに登ってきた岩壁の先に吉井川が見え なかなかの景観 今日は黄砂か春霞みかぼんやりした景観で少し残念

 しょうね岩からルートを行く 樹林の間を行く ソヨゴの木を幾つも見つけるが実が見られない 樹林が切れ景観が得られる場所もあるがしょうね岩のような広々とした景観は得られない そしてルートは坂根ルートに合流して 幅が広くなる 合流地点に 登ってきた方向へ 権現道 しょうね岩 JR香登駅 と書いた標識が設置されている

 坂根ルートを登って行く ルートには丁石が設置されている 分岐からすぐのところに29丁の丁石が設置されていた 丁は距離を示す単位で約109mとの事だが 歩数を数えると倍半分程の違いがあり どういう判断基準で設置したのだろうかと考えさせられた

 ルートはシダが多い 平坦なルートで足を伸ばしぐいぐいとペースを楽しむ 花や実は見られない そして鉄塔のところに出る そこには33丁を示す丁石がある 中尾鉄塔コースへの分岐もあり帰路はそちらへ降りる予定

 鉄塔から先は更にルートの幅が広くなる ソヨゴの赤い実をついに見つけた しぼんで黒くなっているものもあった ここでもヒサカキが花芽を沢山つけていた ルートは少し下りそして登る 登りは丸太の階段になっている 39丁の丁石を見て 遊歩道に出る 遊歩道を横断するようにしてルートを登って行く 枯れたシソの実がドライフラワーのように幾つも生えている 倒木を潜り登って行くと ヤブツバキの実を見つける 大きな木にキヅタが巻きつき特徴のある実をつけている キヅタは金甲山で知ったものだ

 展望所がすぐ先に見える 遺跡へのルートをショートパスして展望所への斜面を行く 斜面にはヤブツバキの木が幾本もあり花をつけている木も見られた 花芽が膨らんでいるのは幾つも見られたが花はまだ少なく 咲き始めたという感じ ズームで撮る

 そして展望所に出る 展望所には10名を越えるグループが3ヶ所で昼食休憩をとっておられた 私もテーブルのあるベンチにリュックをおろし 展望台に行き 景観を楽しむ 展望台に
 くま山緑景 山頂 展望台 裾野十六里、在所より霊山目指した先人、変わらぬ自然、高度感に乾杯
 と書いた小板があった 肉眼では判読しにくく 写真に撮ってこんな事が書いてあったのかと判った次第 見慣れた景観 吉井川のくねくねした景観が良いのだが 今日は生憎ぼんやりした景観だった

 昼食を終えて下山する 熊山遺跡や五輪塔等を見て熊山天然杉の脇の弓削ルートを降りて行く 途中登って来られる方と挨拶を交わす 遊歩道に出て左に曲がり 遊歩道を行く 何か見つけられないかときょろきょろする やっとアセビの花芽を見つける

 登りのルートに合流し39丁から鉄塔まで同じルートを降りる 鉄塔のところで中尾鉄塔ルートに向かう テンポ良くルートを降りて行く 途中城山ルートを示す分岐があった 城山ルートを登るとここで合流するようだ

 城山ルートとは反対の中尾鉄塔ルートへ降りて行く ルートは右手を山にして巻くようにして降りて行き 左に曲がり 尾根道を降りるルートとなる 登りと同様松が多く 前方には鉄塔 その先に吉井川の景観を見る事が出来る 足元に留意し 景観も楽しみながら降りて行く 右手には登りに歩いたしょうね岩の岩壁が見える 鉄塔の下を潜り降りて行くと 城山池が見えてくる 景観を楽しみながら降りれるので楽しみなルート

 登りと合流し 城山池を右手に見て降りて行く 堰堤には自動車が1台増えていた



アプローチ
 通勤ラッシュを避け倉敷を出発 2号線を走る 流れは順調 岡山バイパスを抜け 吉井川を渡り おさふねサービスエリアを過ぎてすぐの二の樋の交差点を左折 新幹線の下を抜け突き当たりのT字路を右折する 小さい川を二つ過ぎてから 100m程走ったところで左折NTNの社宅に向かう 社宅入口手前で左に折れ すぐ右折して狭い自動車道を登って行くとNTN社宅裏手の墓地に出る 私は墓地の駐車場に駐車させて戴く もう少し先まで車を走らせ溜池の堰堤にも駐車出来る