駐車場10:46−10:51登山口1−11:00水槽−11:05標識2−11:12林道−11:18標識3−11:45五合目−11:58六合目−12:10七合目−12:14分岐−12:23八合目−12:31九合目−12:41山頂13:02−13:11標識1−13:32標識2−13:52林道標識3−14:07分岐−14:24登山口1−14:28駐車場
今日は櫃ヶ山(ひつがせん954m)を訪ねる登山支度をする 駐車場にはオオイヌノフグリ ウシハコベ タネツケバナが花を咲かせている 咲いている花を踏みつけないよう留意しながら登山靴を履き 出発
櫃ヶ山登山口と書いた大きな標識から自動車道を登って行く 大きな標識の近くに駐車場が一杯の場合 川下の河川敷が利用出来る旨書いてある 平日登山ではまず一杯になる心配は無い 道路沿いには梅が咲きだしたところ 倉敷と比べると大分遅い オオイヌノフグリ ウシハコベに混じってヤマネコノメソウが顔を見せてくれる 左手斜面にはジャノヒゲの葉が沢山 探すとエメラルドグリーンの実を見つける事が出来た
登山口1と書いた標識を見て 登山道に入って行く 早速フキノトウが顔を見せる ルートはぐっと雰囲気が変わり山に入った感じがする せせらぎの音 小鳥の鳴き声が歓迎してくれる 渓流沿いにミツマタが花を咲かせている ルートから距離がありズームで撮る ミツマタの特徴ある黄色い花は撮れない ミツマタは早春の花でありひっそりと自己主張もせずに咲いているのが魅力的だ どんな花言葉かと調べてみると 意外な想い、強靭、心の美、淡白 などが記載されていた なるほどとうなづける
畑の畦道に出る 山頂を仰ぎみる事が出来る ここでもオオイヌノフグリ ウシハコベ タネツケバナ ヤマネコノメソウに出会う 石垣を左に見て 樹林帯に入って行く ちょっとした広場にはフキノトウがあちらこちに顔を出していた 櫃ヶ山登山道2の標識を過ぎ2分程歩いたところにジャノヒゲが群生し エメラルドグリーンの実が幾つも見る事が出来た(残念ながら写真はピントが甘かった) そして 林道に向けて登る斜面にミツマタが咲いていた ちょっと斜面に入り込み ミツマタの淡白な姿を写真に撮る ルートに倒木があり潜りながら抜けて行く 倒木はあちらこちらでも遭遇したがいずれも跨いだり 潜ったりして抜けて行く事が出来た
林道を斜めに横断してルートを行く 日当たり部分にはヤマネコノメソウが沢山顔を見せていた 樹林帯に入ると アオキが多い 赤い実をつけたアオキが次々と顔を見せる 良く見ると 斜面一面がアオキだ 大小の若木も沢山見る事が出来る 落ちた実から次々と育っているようだ
登山道3の標識に出る 林道工事中利用したバイパスルートはここで合流する そちらには進めないよう障害物が置いてあった この辺りに来るとコガクウツギの香りが思い出されるのだがまだその時期では無い ここでもミツマタが斜面の下の方に咲いていた 樹林帯には木漏れ日が射しこみ長閑さを誘う 土石流があったようだ 石や木が散乱している ルートは何ら支障なく抜けて行ける キヅタの実とカンスゲが花を咲かせているのを見つける 数少ない花だが残念ながらピントが甘かった
樹林帯の中のルートを登って行く 櫃ヶ山登山も40回目になる 花が咲いている時期を思い出しながらルートを行く 葉が顔を出しているがそれだけでは名前がわからない 木々はまだ葉を落としており 振り返ると山頂を樹間に見る事が出来る
樹林帯を抜けると間もなく五合目 標識の先に山頂が見える 雪は全く見られない ルートはしっかりしており雪解けのぐちゃぐちゃは無い それでも五合目から六合目の登りは急斜面であり足を滑らさないようしっかり確保しながら登って行く 花が無いのが残念 寄り道する事無く 一歩一歩登って行く 振り返って写真を撮ったが足元がちょっと怪しい 体制を戻し登る 六合目の標識が見えてくると傾斜も緩くなる
六合目から大山が見える まだ白い 蒜山三座にも白いものが見える ルートに入ると山蔭になり見えなくなる カエデドコロの実が枝にぶら下がっていた おや ヤマネコノメソウだ小さい花から春のお目覚めのようだ 七合目の標識を見て少し登ると 天狗の森への分岐がある そちらに寄っても花は期待されそうもないので直登コースを行く 風がふんわりと吹きぬける 心地よい 風の気持ち良さを久々に味わう 山登りならの涼味だ
草原の斜面を登り樹林帯に入る 樹林帯入口にヒサカキが花芽をつけていた ルートにはアセビが花芽を覗かせていた そして八合目に出る 天狗の森を経由するとここに顔を出す 八合目からの登り斜面にもアセビが幾つも花芽をつけていた ルートは若干柔らかいが雪解けのようなぬるぬるでは無く 足元を確保しながら登って行ける 樹間から大山を見る事が出来た
九合目の笹原に出る 展望が広がる 大山や蒜山三座の景観を思う存分楽しめるかと思ったが樹林が生育している為か 場所を選ばないと山並みが隠れてしまう ルートは丸太の階段になる 九合目から山頂までの登攀時間を見ると10分要している 2006年のデータだと6分 登るスピードは確実に落ちている
山頂に出る 山頂はどなたもいない 大山から蒜山三座の景観を見る事が出来る 大山を背景に記念写真を撮る 食事をしながら山頂を歩きまわるが花はまだ見られない 陽射しを受け心地良い 時折そーっと吹いてくる風も実に爽やか 食事を終え下山する 下山は下山コースである竜頭の滝方面へ向かう
星山に向かう縦走路が広がる 縦走路を行き 下山道1から斜面を降りて行く 大山はここで見収めだ 足元はしっかりしておりテンポ良く降りて行く 渓流を跨ぎ 下山道2に出る 渓流沿いにコチャルメルソウが花芽をつけていた 下山道3で林道を横断 竜頭の滝分岐で滝には行かず 登山口に降りる ヤマネコノメソウ フキノトウ ミツマタを見つける 民家に出る直前でユキワリイチゲが顔を出しているのを見つける 花はまだ開いていない 顎片が3枚開き 花弁はまだ閉じたもの 花弁を少し開きかけたものなど10程顔を見せていた 早春の花だ 集落に出る 大きなヤブツバキの木に沢山の花を咲かせ 路面に幾つも花の形をしたまま落ちていた
天気予報には全国的に晴れマーク 倉敷の空も青い 久々に429を走る 429は昨年11/9に星山を訪ねて以来になる 吉備路を行き 県道271を経由して足守の手前で429に再度乗る 沿道には早春の花が顔を出し 暖かな陽射しを受けのどかな雰囲気 ひねもすのたりのたりかな と言う句が浮かぶ 足守を過ぎ 吉備中央町 加茂川と走ってゆく 久々に走る事もあり沿道の風景が懐かしい 加茂川道の駅で一休みし 旭川に出る ダムは満々と水を湛えていた 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って走り落合へ 落合入口温度は13℃ 落合で313に乗り 久世 勝山と走る 勝山の神庭の滝入口の温度表示は11℃ 313をそのまま北上 真賀温泉 足温泉を過ぎると前面に櫃ヶ山山頂を仰ぎみる事が出来る 櫃ヶ山登山口の駐車場に 今日は1台もいない