駐車場所10:18−10:24登山口−10:36ニ合目−10:47三合目−11:02五合目−11:04展望−11:10六合目−三角点−11:37八合目−12:06分岐(山頂)12:22−12:37八合目−12:44三角点−12:49六合目−12:52五合目−13:00三合目−13:04二合目−13:14登山口−13:18駐車場所
今日は、上蒜山(かみひるぜん1200m)を訪ねる駐車していた車の男性1名が登山に向かわれるのを見送る形で登山支度をし、後を追うようにして出発する とは言え ルート脇に花を見つけるとメモ代わりにカメラに収める オオイヌノフグリ ナズナ ウシハコベ キツネノボタン ムラサキサギゴケと野辺の花が顔を見せる ひときわ鮮やかに花を咲かせているのはサワフタギだ 放牧された牛を近くに見て 牧場内に仕切られた登山道を行く
蒜山登山道案内図が設置されておりそこから樹林帯に入る 入口にコナスビが花を咲かせていた ルートを行く しばらくは平坦なルート クルマムグラが花をつけているが終わったものが多い 階段のルートとなり急な登りになる 木漏れ日が射しこみ 小鳥の鳴き声もかろやか 一歩一歩足場を確認しながら登って行く この樹林帯の中でシライトソウがいくつも咲いている
登りの時は階段状となったルートの近くを足元を見ながら登っていったので花には気付かなかったが 下山時はルートを避け 腐葉土の急斜面を降りるのを常としており 今回もそうした 不思議な事に、ここを降りた時シライトソウに出会った記憶がふと思い出され そうだったな と 周辺に目を見回すと 太陽の陽射しを受け輝いているシライトソウがすぐ近くに咲いていた 風にゆらゆら揺れていた 周辺を良く見ると あそこにもここにもと幾つも咲いており 随分沢山カメラに収めたが なんとか見る事が出来る写真は数枚だったが それでも写真に撮れうれしかった
タイムスリップした書き方になってしまったが 登りでは全くシライトソウに気付かず樹林帯を抜ける 抜けたところにハナニガナが顔を見せ 二合目の標識に
二合目からは低灌木帯 陽射しも充分あり花も期待される 早速サワフタギ ヤマボウシ ヤマツツジ タニウツギが顔を見せる タニウツギはもうピークを過ぎている この先でも出会える筈だからと写真撮影は見送る ヤブレガサと思われる特徴のある葉を見つけた 日陰の花なのにおかしいなと思いながら写真に撮る ルート脇にはサワフタギ ヤマボウシ ヤマツツジが次から次と顔を見せる 三合目の標識を見て少し登ると 傾斜が緩くなり五合目の斜面が見えてくる
イワカガミが咲いているのを見つける まだ咲いていると喜ぶ 周辺は草原 タニウツギが背を伸ばし誇らしげに花を咲かせている この辺りはまだ元気が良い 草原を良く見るとところどころにピンク色の花が見える タニウツギだろう 足元にヒメハギを見つける シロバナニガナも花を咲かせていた 五合目の標識を過ぎ 一息登ると展望の良い場所に出る
左手に皆ヶ山が見え 二つの山の間に烏ヶ山 その先に大山と重なって見える 面白い角度だ 登ってきたルートも俯瞰出来る 蒜山高原が広がり その先に三平山を確認する事が出来る 右に折れるようにしてルートを行く 傾斜が緩くなり足は軽い ハナニガナ シロバナニガナ タニウツギ イワカガミ チゴユリなどに出会う
六合目の標識を過ぎた辺りからアカモノが花を咲かせている 釣鐘状の可愛い花 星を散りばめたかのように白い花がぽつぽつと顔を見せる タニウツギも元気で美しさを競っている ミツバツチグリ チゴユリ ヤマヤナギ ヤマツツジも顔を見せる 八合目に向けての登り斜面にはイワカガミが次々と顔を見せる 時折アカモノも顔を出す この辺りはヤマツツジが良いのだが これからのようだ イワカガミがこのように沢山咲いているとは嬉しい発見
八合目に出る 八合目は上蒜山で一番展望が得られる場所 大山から矢筈ヶ山に繋がる山並み その手前に烏ヶ山や皆ヶ山などが伺える また近くには上蒜山山頂 右に中蒜山 その先に下蒜山の山頂を伺う事が出来る ヤマツツジのシーズンには南側の斜面は色どりが鮮やかになるのだが まだそのシーズンには早いようだ
先に登られていた方が休んでおられた かなりいいペースで登っておられ差が広がり見失っていた 八合目にかかる登りを登り終えたところで出会ったのでビックリした 山頂まで行って来られたのかと伺うと 今日はここまで ここから先は見晴らしが良くないからと話しておられた こうした 楽しみ方もあるのだと感心する
山頂に行ってきますと失礼する しばらくは素晴らしい展望を楽しみながら尾根歩き 足元にはイワカガミがあちらこちらで顔を見せ楽しませてくれる タニウツギ ヒメハギ シロバナニガナにも出会う ブナ樹林帯に近付いたところにヤマボウシが花を咲かせている 二合目付近と違って咲き始めたばかりでまだ薄いクリーム色をしている
ブナの樹林帯となり花の様子が変わってくる タチシオデ レンゲツツジ ガマズミ ナナカマド ツルアジサイなど顔を見せる どこからかエゾハルゼミの鳴き声が聞こえる 時折吹いてくる風が実に心地よい ギンリョウソウ タニギキョウが顔を見せる 日陰を好む花だ 樹林帯と言えど結構花が多い ガマズミが特に多い そうして山頂に出る
山頂と言えど眺望は得られない 樹間に中蒜山を伺う事が出来る程度 記念写真を撮ったり 昼食をとる 中蒜山から男性お一人登って来られる 上蒜山の下山ルートを問われ こちら と登ってきたルートを示す この分岐を行けば10分程で 三角点ピークに出る 眺望は得られないが と説明すると 行ってみようとそちらに向かわれた
エゾハルゼミの鳴き声が聞こえる 収録しようとセットしたら すぐ近くで鳴き出した 収録しようとすると鳴き止むケースが多いのに 予期しない形で収録出来た 食事を終え さあ帰ろうとふと見ると ブナの実を見つけた カメラに収め下山する 下山は登ってきたルートを戻る この花は撮ったなど思い出しながらテンポ良く降りて行く 二合目からの樹林帯ではシライトソウを楽しみ 喜びながら車のところへ お隣の車はもうなかった
梅雨入りしたとは言え晴れの日が続いている 梅雨の晴れ間にもう一山と出掛ける 真っ青な空が気持ちが良い いつものように429で吉備路を走り 県道271を経由して足守の手前で再度429に乗る 足守 加茂川と走る 旭川ダムの水位は3日の時とほぼ同じ 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って落合に 落合入口温度は21℃ 車のエアコンの外気温表示と同じだった 落合で313に乗り 落合 久世 勝山と抜ける 勝山は25℃で車の温度より1℃高い 勝山市街地を抜けると車は少なくなる 313を北上 櫃ヶ山登山口を見て 湯原 トンネルを3つ抜け 中和村に出 482と合流 蒜山市街地手前で313と別れ482を直進する 湯原22℃ 蒜山21℃ 蒜山の温度表示を確認してすぐに右折し蒜山自転車道と並行している県道422に向かう 県道422を走り 蒜山道の駅を過ぎ 百合ヶ原で右折 牧場の空地に車を停めさせて戴く すでに1台駐車 燃費は往復244kmで33.4km/lと表示