駐車場所9:51−9:58登山道1−10:08水槽−10:15登山道2−10:22林道−10:28登山道3−10:55五合目−11:11六合目−11:26七合目−11:29分岐−11:41天狗の森−11:53八合目−12:01九合目−12:12山頂12:35−12:44下山道1−13:07下山道2−13:29林道下山道3−13:56林道登りルート−14:08登山道1−14:11駐車場所
今日は櫃ヶ山(ひつがせん954m)を訪ねる登山支度をする 駐車場にはもう花は見られない 秋の虫の音が聞こえる それと一緒にゴウゴウと言う音が聞こえてくる 車は通り過ぎたが音は消えない 車の音では無さそうだ 周辺を見回すと道路に沿って流れている旭川の濁流が音を出して流れていた 後でニュースで知ったが湯原温泉の砂湯も水没し整備がなされたとか 大雨の影響がまだ残っていた
道路を渡り旭川の様子を見て 再度道路を渡り登山道に向かう その間 私の隣に車が1台入って来られた ご夫婦連れのようだ 登山道入口にハナウドがまだ咲いていた 自動車道を登って行く キツネノカミソリ ヤブカンゾウと大型の花が顔を見せる 登山道1の少し手前のガードレールのあるところにクサノオウがまだ花を咲かせていた
登山道1の標識から登山道に入る 入口にハグロソウが特徴のある花を咲かせていた ルート脇を流れる渓流の音がいつもより高い 小さい白い花が咲いている ミツバのようだ ルートを行くと畑の畦道に出て そこから山頂方面が伺えるのだが 今日は見えない 5月に訪ねた時はルート脇に花が一杯咲いていたがあまり見られない チャノキの実を見つけ 隠れるようにして咲いているホタルブクロを見つける ジャノヒゲの花 ダイコンソウ ハグロソウを見つける ツタ植物も見られるがカエデドコロしか判別がつかない
水槽のあるところを過ぎ 樹林帯を行く 渓流が勢い良く流れている ラショウモンカズラがこの辺りで咲いていた事を思い出すものの 今は花らしいものは見られない 渓流を左に見て登って行く ウマノミツバが小さな花を咲かせている 一緒にならんでミツバも小さい白い花を咲かせていた ウマノミツバは雄花 雌花 両性花があると知る ミツバの花をその一つだろうかと思っていたが あれこれ調べてゆくと違うようで 白い花はミツバと判断した ダイコンソウやジャノヒゲを見つけ 竹藪を過ぎると 登山道2の標識に出る
ルートを行く 林道が出来 その為にルートが造成されたのだろう かなり荒れている 小さな土砂崩れを起こしている場所もある えぐられるようにして穴があいているので足を踏みぬかないよう足元に留意して登って行く オカトラノオ カタバミが花を咲かせていた
林道を横断するようにして斜め左先から登山道に入って行く こちらは旧ルートのままで特に荒れた様子は見られなかった ダイコンソウ ノササゲ ヨウシュヤマゴボウ ムラサキニガナ ジャノヒゲを見て 登山道3の標識に出る ジャノヒゲは杉林など薄暗いところに多く見られ その後もあちらこちらで顔を見せてくれた
登山道3の標識のところはコガクウツギが咲いていた場所だと周辺を見ると 小さな実を沢山つけていた 葉と同じような色合いなのでその気で見ないと気付かない 陽射しを受けられるルートを行く ハグロソウ オカトラノオが顔を見せる 夏草が繁っているが花を咲かせているものは少ない キイチゴのようなものを見つけた イチゴの種類にしては葉や枝の様子が違う 調べてみるとヒメコウゾと判明した 和紙の原料に使われる楮だ そして樹林帯の中を抜けて行く ソヨゴの実を見つけたが花は見つけられなかった
五合目の標識に出る 樹林帯を抜け 見晴らしが良くなる が 山頂は見えない 標識の周辺はワラビが一杯 葉が開いているものが多かったがまだ開いていないものもある 採ろうか迷ったが後から登られる人がおられるし、この先持って登るのは面倒だなと思い そのまま登って行く 夏草が繁っているもののルートははっきりしている 雨露が葉に残っており 靴やパンツは結構濡れる キンミズヒキ カタバミ イヌトウバナなどが顔を見せる 急な斜面を登って行く ナワシロイチゴが幾つも実をつけていた カワラナデシコ ノアザミなどを見つける 足を滑らさないよう足場を踏ん張り カメラに収める
六合目に出る ガスが大分消え 山頂付近が見えるようになってきた 足元の花やルート脇の木にも留意しながら登って行く イヌトウバナ マユミの実 ノイバラの実 ヨウシュヤマゴボウ ツユクサ 赤いヤブデマリの実 先日教えて戴いたツリバナの実 などを見つけ 七合目に出る
七合目を少し登ると天狗の森に向かう分岐がある 今日も天狗の森に寄ってみよう 分岐を右にとり夏草繁るルートを行く カワラナデシコを見つけ 樹林帯のルートに入る ウツボグサ ダイコンソウを見つけたが花は少ない ルートを行く 天狗の森に出る手前でヌスビトハギを一輪見つけたがそれ以外に花を見つけられず 期待外れだった 天狗の森の標識を見て 石段を登る お社に奉納されている大きな下駄を見て 大きなカツラの木の左を登って行く 太陽の陽が射しこみ 緑が美しい ヤマアジサイ ウリノキの実を見つけ 八合目に出る
八合目で直登ルートと合流する ウツギが特徴のある実を沢山つけていた タニウツギも実をつけていたが タニウツギの実はどういう訳か写真に撮らない 美しさが今一感じられないのだろうか? ヒヨドリバナを見て 九合目に出る 青空が見えるようになり陽射しが暑く感じられる ハナニガナを見てルートの先を見ると 白い花が咲いている オオバギボウシだ 丸太の階段が始まる位置で出迎えてくれた 何枚かカメラに収める どのようなアングルで撮ったら良いかなかなか難しい 丸太の階段を登って行く 木陰に入ると風が心地よく感じられる カタバミ ウツボグサ オカトラノオなどを見て山頂に出る ウツボグサは通常濃いブルーの色だが ここで出会ったのは薄いピンク 白い花もあるようだから 色違いもあるのだろう
山頂はどなたもおられない 蒜山三座をぼんやりながら確認出来るが大山は見えない 周辺の花を探す フシグロセンノウ オカトラノオ ハナニガナ カタバミ ヒヨドリバナ ヨウシュヤマゴボウ ホタルブクロ ゲンノショウコなど見つけた アキグミは実を見つける事は出来なかった ヤマナシは実をつけているのを見つけた 葉と同じような色なのでなかなか見分けがつかない カメラも判別が難しいのかピントが甘い 花から実と成長している姿を確認出来た
記念写真を撮り 食事を終え下山する ご夫婦連れは登って来られる気配は無い そのまま失礼する 下山は周遊ルートを降りる 渓流を渡るところがあり増水がちょっと気になる そうだ今日は林道を廻ってみよう とルートを頭に描きながら降りて行く 下山道1の少し手前でガマズミの実を見る いつも花を楽しませて戴いている 下山道1から見える縦走路は結構夏草が繁っている
テンポ良くルートを降りて行く 渓流を渡るところは増水しており靴を濡らさないで抜けられるルートは無く 足を滑らさないよう留意しながら抜ける その先もルートが冠水している 知っているルートなので水の少ないところを抜けて行く 初めてだとこのルートで良いか心配になるかもしれない 下山道2から道幅が広くなる テンポ良く降りて行く 足元にエゴノキの実が沢山落ちている 見上げるがどこに実がついているかわからない 何度も何度も それを繰り返す なんとか実がついている所を見つけたい そしてやっと見つける 距離があるのでズームでしか撮れなかった なんとかわかるだろうかhttp://zukanda.jp/image/23588 その先でマタタビの花が終わった状態を見つける まだ実の形になっていない そして林道の下山道3に出る
渓流は支流が集まり更に水量を増している この先に 渓流を渡る所がもう1ヶ所ある 大丈夫とは思うが林道経由だとどの位かかるかも知っておきたいと思い 林道を行く 花は余り期待していなかったが ヤマハギ ヤブジラミ ヒメコウゾの実 オカトラノオ ヤマジノホトトギス ネジバナを見つけた オカトラノオが群生しているところもあった ネジバナは螺旋を巻いていなかった 巻かない個体もあるとの事 林道は27分歩いて 登ってきたルートと合流した 後は登ってきたルートを戻り 駐車場に お隣の車はまだ駐車していた もう一台増えていた
下山道3からの所要時間を比較してみる 前回の周遊路では31分 今回は42分要しており 林道経由だと10分程時間がかかるようだ 花のシーズンは楽しめそうだ
7/15県北に大雨警報が発令し蒜山では床下浸水が起きたと報じられている 天気は回復したとは言え 昨日の予報では午後40%の降水確率だったもの 今朝確認すると20%に下がっておりなんとか持ちそう 倉敷は曇り空ではあったが出発するいつものように吉備路を走り県道271を経由して足守の手前で429に再度乗る ガスが出ているのか鬼城山は見えなかった 429を足守 加茂川と走り 旭川ダムに 水位は定常状態を保っているが大雨の影響だろうかなり濁っている 旭町で県道30へ左折旭川に沿って走り落合へ 落合入口温度27℃を確認して313に乗る 落合 久世 勝山と走る 勝山も27℃ 313をそのまま北上し櫃ヶ山駐車場に 時々太陽の陽が射し込むものの山頂はガスで見えない