後山



標高 1345m    難易度 ☆☆     登り108分 下り74分   岡山県
倉敷からの距離   131Km        登頂日 2013/09/23  ガイドブック  F写真  山の音 動画

駐車場10:51−10:53登山口−11:06_1600m−11:18分岐−11:24水場_1200m−11:33_1000m−11:49_600m−11:55_500m−12:15尾根分岐−12:17船木山−12:39山頂12:52−13:11船木山−13:12尾根分岐−13:23_500m−13:26_600m−13:34_1000m−13:40_1200m−13:45分岐−13:54_1600m−14:04登山口−14:06駐車場

登山
  今日は後山(うしろやま1345m)を訪ねる

 登山支度をする 相変わらず熊出没注意の標識が出ているので熊避けの鈴をセットして出発する 駐車場の木々がいくらか色付いてきている この山は花が少ない 登山口までの100mの間でも何か咲いていないかきょろきょろする ベニバナボロギク ツユクサ カタバミをやっと見つける

 登山口入口に後山の紹介があり 頂上付近にはブナの原生林やシャクナゲ、ドウダンツツジ等の群生地があり、春から秋にかけて見事な花や紅葉を楽しめ、・・・と記載されている サラサドウダンに出会った記憶があるがシャクナゲもあったのかと認識を新たにする

 樹林の中のルートに入る 薄暗くトンネルの中に入るような感じだ 丸太が階段状に整備され一歩一歩登って行く 杉の小枝が落ちており杉の樹林だとわかる 大きな石を左に見て樹林を抜けると 今度は石がごろごろしたルート 渓流の音が聞こえ 音を聞きながら登って行く 花はなかなか見つからない ルートから少し外れたところに小さな花を見つけた ズームで撮って確認する どやらアキチョウジのようだ

 後山・舟木山まで1600m 登山口から400mと書いた標識がある このルートは合目の標識は無いが舟木山までの距離を表示している 登山口から舟木山まで2Kmあり 舟木山から後山まで更に20分程要しているので400−500m程あろう

 ルートを登って行く 相変わらず石がごろごろしたルート 周辺を良く見て登って行かないとルートを外れてしまう可能性がある 怪しいと思ったら顔をあげ周辺を確認すると良い ミヤマタニソバ ヒカゲミツバを見つける キャンプ場に向かう分岐がある 男性がお一人降りて来られる 挨拶を交わす きつい登りでしたと話しておられた 伺うと自動二輪で来られたとの事だった

 渓流を渡り 今度は渓流を右に見て登る ルートを少し戻るようにして岩のところを登り 登ったところで渓流に沿ったルートがあるのでそれを追う すぐに標識1200mのところに出て 渓流を渡り返す

 今度は渓流と離れて山肌をジグザグに登って行く この辺りに迷い道のようなものがあったがルートを示す標識が設置されており迷い道もわからなくなっていた ルートを登って行く 以前登った時の事が思い出されそろそろママコナが顔を出すのではと思ったところにママコナが顔を出す ちょっと面白い感覚だ

 やがて1000m地点の標識が見えてくる 雪の季節の時などが浮かんでくる ルートを行くとちょろちょろと流れの音が聞こえてくる これも山の音だと録音する ごーという流れよりちょろちょろと流れる水音の方が趣がある 丸太で整備した階段がありそこを登ると傾斜がゆるくなり 一息つける 紅葉の時期はこの辺りは期待される

 600m地点の標識 少し行くと500mの標識がある ここから長い登りが続く 直線的なルートで変化が少ない 登っても登ってもまだあると感じるとかなりきついだろう ママコナがあちこちで顔を見せる その他の花は見られず残念だった マムシグサが実をつけているのを見て登ってゆくと 傾斜がゆるくなり 尾根分岐の標識が見えてくる

 尾根分岐を右に折れる すぐに舟木山に出る 山頂手前に展望所があり根曲がり竹を切り開いて展望が得られるようにしている 後山ならびに日名倉山を展望出来る 晴れた日には瀬戸内海まで見渡せるとの記載があったが 今日は周辺の山に留まった

 舟木山から後山の尾根歩きはいつも楽しみにしている 舟木山が標高1334m 後山が1345m地図を見ると1280m辺りまで降り 登り返す形 傾斜は緩く歩きやすい 前方に見える後山の姿がいい 舟木山から少し下ったところに分岐があり鍋ヶ谷林道と表示されている 後山に向かう オトギリソウを見つける ウリハダカエデ リョウブ カマツカの実を見つける リョウブが結構多い オオカメノキの赤い実を見つけた ガマズミか迷ったが花茎が赤いのはオオカメノキと書いてあったのでそれに従った 山の実も注意して見て行けば少しは覚える事が出来るだろう

 コルから登り返す 登って行くと山頂に出る雰囲気と似ている ああ着いたと思うとそこからもう少しあるので もう着いたようなものだ あと少しと気を抜かず登って行く そして山頂に出る 山頂にはどなたもおられない リュックを下ろし周辺の景観を楽しむ 木々があり360度の展望というわけには行かないが氷の山・三室山を 位置を変え舟木山とその先に駒の尾山を また近くに日名倉山と見る事が出来る

 食事をとり記念写真を撮り下山する 下山は登ってきたルートを戻る 尾根から渓流の1200m地点までは足元が良くテンポ良く降りる 渓流沿いのルートは石がごろごろしている為か身体の動きが重いのか足元を確認しながら降りる


アプローチ
 このところ安定した天気が続く 今日も高気圧に覆われて天気は安定していると放送している 青空の下 2号線を岡山に向かう 休日であり流れは順調 渋滞なく岡山バイパスを抜ける 吉井川を渡り 伊部まで走り374へ左折する 和気から吉井川に沿って北上する 周匝から吉野川となって大原までつきあってゆく 湯郷インターチェンジ手前で179へ右折 江見の三叉路で県道5号へ左折し吉野川を右にみて走って行く 普段車は少ないのだが丁度法定速度以下で走る車の後ろになり 延々 忍耐の走りをする 追い越し可能なところでお先に行かせて頂く 宮本武蔵駅などの表示を見て走り 429と合流し大原の市街地に入る 373とも合流する 市街地の交差点で373と別れ429に沿って右折する 少し走ったところに温度表示があり27℃を示す 今日は気温が高くなりそうだ 後山のバス停を過ぎ 後山の案内図のある三叉路を左に入り道なりに登る 命の水の採水場を過ぎ広域林道を左折 後山キャンプ場の案内を右折してキャンプ場に車を入れる キャンプ場駐車場にはすでに2台駐車 自動二輪も一台駐車していた