六の原駐車場10:49−11:00入口11:01−11:07「牛曳山2.3Km」道標−11:34牛曳滝−12:08牛曳山尾根分岐−12:16分岐−12:24伊良谷山山頂12:26−12:59毛無山山頂−13:10分岐センター2.4Km−13:18分岐−13:22出雲峠−13:53駐車場
今日は牛曳山(うしびきやま1144m)から伊良谷山(いらだにやま1149m)を経由して毛無山(けなしやま1144m)へ縦走するコースを訪ねる 紅葉はどうだろう
登山支度をする 駐車場の木々がきれいに色付いている 陽が射しこみ美しい 黄色やオレンジ色が多い、赤く紅葉しているものもある 写真を撮り出発する 牛曳山登山口は自動車道を戻る 道路脇に花は無いか探してみたがさすがこのシーズンとなると花は少なくアキノキリンソウを見つけたに留まる 六の原川の五の橋を過ぎると 道路右手は草原があり川に沿った木々が紅葉を見せてくれる 登山口入口には5,6台の車が駐車している きっと白樺林の紅葉を見に行っているのだろう川沿いの紅葉を楽しんだ後 車両通行止めのロープを跨いでルートを行く ムラサキツメクサが一輪咲いていた 結構強い花なのだ 少し行くとノコンギクが固まって咲いていた ルートは左にカーブする マイヅルソウの群生地を見るが何もそれらしいものは見られない 左手に白樺の木が数本あり その先に立烏帽子山に向かう時通る展望園地のピークが見える 山肌はいい色をしている ルートを右に曲がる 紅葉した木々が迎えてくれる 足元にも色付いた落葉が彩りを加える ご年配のご夫婦が大きなカメラを持って降りて来られた 白樺林の紅葉を見て来られたと話しておられた
すぐに牛曳山登山口入口に着く 白樺林が左手に広がる 白樺林の中にカエデの木が何本もあり黄色から橙色に紅葉している 白色の白樺の木々の中に彩りを加えている 実に美しい 太陽の陽射しも得られ 映えている 三脚をセットされ写真撮影されている方もおられる どのアングルで撮ったらよいか どこを見ても美しいのでアングル選択に迷う パチパチ撮りながら登って行く 撮った写真の情報から時間を見ると5分程 20枚ほど写真を撮ったがどれも美しい
白樺林の紅葉を後にルートを行く チゴユリがちょこんと小さな実をつけているのを見ながらルートを行く ルートを少し出ると展望の得られる場所がある 牛曳山の山肌を伺う事が出来る 桧の樹林帯が一塊手前にありその先には色付いた山肌を伺う事が出来る
ルートに戻り桧の樹林帯の中のルートを行く 落葉樹が周辺を取り囲んでおり色鮮やかな木々を伺う事が出来る 渓流の音が聞こえてきて落葉樹林帯に入り 彩りが艶やかになってくる 渓流沿いのルートをジグザグに登って行く 前方に牛曳滝が見えてくる 滝の周辺は色付き 上流は更に色合いが濃い オレンジ色を基調とした紅葉だが 山燃えるというのか輝いている モミジハグマ オオカニコウモリが花を終え種をつけている
滝の周辺はルートが荒れたままになっている 注意して登って行く 滝の上流を過ぎると今度はブナ樹林帯のルートとなる 全山紅葉という形でどちらを向いても色付いた木々が迎えてくれる 残念な事に陽射しが出たり 翳ったり 雲が増えてきた 陽が射し込むと色が戻ってきて楽しませてくれる チゴユリ ユキザサ ホツツジ ミヤマガマズミ ツルリンドウ マムシグサなどの実が顔を見せる アキノキリンソウがまだ咲いていた オオバギボウシの葉が色付いていた そして尾根分岐である牛曳山山頂に出る
標識のところにコマユミの木が幾本もあり沢山実をつけていた また陽が戻ってきて彩りを鮮やかにする 尾根を伊良谷山に向かう ホツツジ イヌツゲ オオカニコウモリ オオナルコユリの実やアキノキリンソウ ツリガネニンジンの花を見ながらルートを行く ホツツジは黄色く紅葉したものや赤く紅葉したものが見られた
伊良谷山山頂に出る ここでアラゲナツハゼを見つけた事を思い出し 見つけた辺りを探す アラゲナツハゼと思われる黒っぽい実を見つける事が出来た 近くにコマユミも実を付けていた
ルートを毛無山へ向かう 樹林帯の中や草原のルート 樹林帯は落葉樹林で色付いている 残念ながら陽が翳り艶やかさが無い ツリガネニンジン オオバギボウシ* リンドウ リョウブ* コマユミ* マムシグサ* キクバヤマボクチ オオカニコウモリ* アキノキリンソウ(*は実)を見つける オオバギボウシはこのような形になるのだと知る そして毛無山山頂に出る
山頂はかなりの人で賑わっている 丁度太陽が顔を出し陽射しが得られるようになった この機会に出雲峠のお花畑に行こうと食事も記念写真もとらずに下山ルートに向かう 団体の方も下山にかかっていたので一足お先にという形で失礼する
ルートを行くとすぐにリンドウが顔を見せる 先に降りておられた方がリンドウですかねと話しておられたのでリンドウですと声をかける お仲間にリンドウが咲いていると声をかけておられた 陽が射している間に少しでも多くを見ておこうと 写真を撮りながらテンポ良く降りて行く 分岐の手前にタンナトリカブトが顔を見せるのだがと思いながら探すがそれらしいものを見つけられず分岐を左にとり 出雲峠を目指す
ブナ樹林帯の中のルート 太陽の陽射しを受けいい色合いだ どのアングルを撮ったら良いか迷う 兎に角パチパチとカメラに収めながらルートを降りて行く 次の分岐を右にとると出雲峠は近い ウメバチソウが咲いているだろうか センブリはまだ出会えるだろうかと楽しみにしながらルートを急ぐ
お花畑が見えてきた ルートに沿って紅葉した木々が並び その先にお花畑を見る事が出来る 太陽光線に映え木々の紅葉が実にいい色合いだ 紅葉した木々をカメラに収め お花畑に入って行く
あれ! 草刈が行われている 刈られた草が斜面を覆っており センブリの花を探そうとすると草を取り除かないと土の表面が現れない この辺りかなと思うところを探しては見たが 探すのは容易で無いと諦める ウメバチソウが咲いていないかと降りて行く きら星のようにウメバチソウが顔を出していた時を思い出しながら探すが残念ながら見つける事は出来なかった 草刈の影響なのか もうシーズンが終わったのか不明だが一輪も見出せなかった 昼食をとる気持ちも消えてしまい 残念な気持ちでお花畑を後にする
お花畑からルートに入る手前でマツムシソウが一輪花をつけていた 刈られた枝から新しく芽を出し花を咲かせたようだ 花見山で刈るタイミングが難しいと伺った事を思い出す
お花畑を後にルートを降りて行く キクバヤマボクチが時折顔を見せる 太陽の陽は時々翳るが、射し込んでくると周辺は艶やかな色に染まり楽しませてくれる 六の原の管理センターに出る 出たところに小さいながらマユミの木があり実をつけていた またナナカマドも沢山赤い実をつけていた 葉はまだ残っていた その近くのウワミズザクラも紅葉していた 4時間昼食休憩もとらずに紅葉に魅せられ楽しんだ
青空の下倉敷を出る 通勤時間にかかり渋滞を余儀なくされる 川辺橋 総社大橋を抜ける ここを抜ければ渋滞は無くなる 豪渓泰橋11℃を確認し180号へ左折 車の流れに乗る 高梁市に入るとガスが出てくる このシーズンになるといつもの事だ 井倉で青空が顔を出す 井倉12℃ 新見13℃と上昇してくる 新見インターチェンジを過ぎ高速を潜って 次の三叉路の信号を左折182へ 新見トンネルを抜け田園地帯を走り東条に 東条で314に乗り北上する Qちゃんトンネル(高橋尚子が優勝した時丁度走っていたトンネルで勝手に名前をつける)を抜け カーブの多い314を走る 小奴可に来ると正面に猫山が見えてくる そのまま314を走り 備後落合で183と合流するがすぐに別れ314を北上する トンネルを二つ抜け比婆山温泉のところを県民の森の案内に従い左折 次のT字路を右折して道なりに走ると県民の森六の原駐車場に出る そこそこの賑わいではあるが駐車スペースは充分ある