駐車位置10:21−10:27一の渡−10:38二の渡−10:50滝神社10:52−11:04分岐=11:15奥の院滝11:19=11:29分岐−ロープ−11:39五合目−12:05_500m−12:06八合目−12:21尾根分岐−12:26山頂12:45−12:48尾根分岐−12:54八合目−12:54_500m−13:07五合目−13:13分岐−13:21滝神社=13:24雌滝13:25=13:28滝神社−13:35二の渡−13:42一の渡−13:46駐車位置
今日は滝山(たきやま1197m)を訪ねる 滝山渓谷の紅葉はどんなだろうか?紅葉のシーズンに滝山渓谷はどんなものか見ておきたかった そう思いながらこれまで機会を失っていた その事を思い出し訪ねる
登山支度をして出発する 周辺を見回しても彩っている樹は少ない 渓流の音のみが聞こえて来る 熊注意の標識があり 熊避けの鈴をセットする そのすぐ先に 蜂が飛んできたら近くに巣がある可能性があります。手で追い払わずに、騒がずにその場を立ち去ってください。蜂の巣は、土の中にもあります。ご注意ください。という標識がある 気温が10℃を下がれば活動がにぶると言う話を聞いたように思う ま、大丈夫だろう
重要有形民俗文化財 滝神社の女人結界石柱を見てルートを行くと早速ハチ注意の標識 幸い蜂には出会わなかったが標識が現れ ちょっと足が止まる
登山ルートは常緑樹の大きな樹の中のルート 右手に渓流が流れているのだろう 音が聞こえる 常緑樹の間から色付いた木々が見えるがもみじ狩りという感じでは無い 名勝 滝山渓谷 一の橋と書いた標識のあるところに出る 渓流に木の橋がかかっており橋を渡りながら渓流の景観を楽しむ事が出来る 名勝と書いてはあるが そう見事とは思えない
橋を渡り ルートを登って行く これまでよりは彩りが艶やかになってくる 赤い鳥居の稲荷宮を左に見ながらルートを行く フユイチゴの実を見つける やっと実を見つける事が出来た その先でクサギの実を見つけ 彩り鮮やかな木々が増えてきて二の橋に出る 二の橋の辺りに来ると そこそこ紅葉を楽しむ事が出来る
左手に渓流が流れ 渓流沿いに紅葉した木々が顔を見せる 黄色が主体だがなかなかきれいだ 上を見上げれば青空に映え 彩り鮮やかな木々を見る事が出来る 葉先の方から色付き 薄い緑色がまだ残っている 初々しい紅葉だ この色のグラデーションはなかなかいい
石の鳥居のところに出 石段を登る 段数を数えると丁度100段、更に数十段登るとお宮の所まで登れる 雄滝を背にした滝神社とのこと 滝を見上げると彩り鮮やかな木々に囲まれており 紅葉を楽しむ事が出来る お宮のところに説明書きがあり雄滝は高さ15mとの事
神社境内を左手に進み 推定樹齢450年と表記されている三光杉を見て ルートを登って行く この辺りには杉の木がぽつぽつとある 渓流を跨ぎ 標識を見て左に曲がって進むと落葉樹林となり 紅葉した木々に囲まれるようになる 太陽の陽射しを受け素晴らしい 少し行くと奥の院滝への分岐がある 奥の院滝には寄らないでと思っていたが この紅葉した木々を見たら この時期に訪ねなかった事を悔いるのはいやだ と 分岐を真っ直ぐ滝に向かって進む
少し下ってから渓流に沿って登って行く 土砂崩れしたところもあり足元に注意しながらルートを行く ルートは彩り鮮やかな木々に囲まれ 実に美しい 写真をパチパチ撮りながらルートを行く 迷い道のようなところもあるが山側にルートを選び登って行く 滝に近づくと石がごろごろしておりルート選びが難しくなる 足を滑らさないよう手を使って身体を確保しながら登る やがて奥の院滝に出る 記録を見ると10分少々かかっている
雄滝のお宮のところの説明書きによると 奥の院 西北430mに高さ24mの滝あり との事で 雄滝よりもぐんと高さがある 水流は少なく 水しぶきのようなものは感じなかった 壁を見上げるような形 滝の落ち口付近に赤く紅葉した木々が見られなかなかのもの 滝周辺の木々が美しい
奥の院滝の紅葉を楽しみ ルートを戻る 太陽の陽射しを受け 美しい木々を見る事が出来 ここで帰っても良いぐらいだ でも折角だから山頂まで登ろうと分岐を滝山に向かう
いきなりの急登である 足場がしっかりしており滑る心配は無い 一歩一歩登って行く 急な登りであり足元ばかり見て登っていったが ふと前方を見ると 色艶やかな木々に囲まれている これはすごい 比婆山で紅葉を楽しんだが 比婆山に劣らない見事さだ 滝山渓谷の紅葉はどうだろうかと思っていたが 滝山自体の山肌の紅葉は全くの予想外 そう言えばここもブナの樹林だった ブナの樹が見事に色付き なんとも言えない見事な彩り
紅葉が美しくなる条件に 寒暖差 日照 適宜な湿り気 と言う話を聞いたが 今年はその条件が揃っているとも話していた 紅葉を楽しみながらルートを登って行く 五合目の標識のある辺りが一番艶やかな彩りをしているように感じる 太陽は翳る事なく降り注ぎ 彩りを楽しませてくれる ブナだけでなくウリハダカエデなどのカエデ科の木々も見られる 落ち葉は落ちたばかりだろう 色艶やかだ
分岐からずっと紅葉した木々に囲まれたルートを登る ジグザグな登りで角度が変わると太陽光線の角度が変わり 景観を異にしてくれる 彩りは光との角度でいろいろと変わる これはいいと思った時に写真を撮らないと アングルが変わると平凡な景観になったりする
山頂まで500mの標識の手前で下山される男性の方とすれ違う きれいですねと挨拶を交わす この美しさを一緒に楽しみたい そんな気持ちだ 500mの標識を過ぎるとすぐに八合目となる ここまで来ると木々の色は大分褪せてきた それでもところどころにカエデ科の木だろう赤橙色に紅葉した彩りを残していた
やがて笹原が広がり 那岐山が見えてきて尾根分岐に出る 那岐山からの縦走路だ 縦走路から那岐山方面を見ると 白骨樹とまでは行かないが葉のない木々を前景に違った雰囲気の景観を楽しむ事が出来る 好きな景観だ
那岐山方面の景観を一瞥してルートを滝山山頂に向かう ここまで花や実を見つけられなかったがここでアセビの花芽を見つけた 随分と膨らんできている 同時に実の方もまだ残していた アセビは早春に咲く準備を随分と前から行っているとの事 ルートを行くと展望台が見えてきて 滝山山頂に出る
山頂には山頂標識 三角点 展望台がある 展望台に登ると山座を示す説明があり大山や氷の山 南側には小豆島や四国連山を書いているので 眺望のきく時には見えるようだ 今日は氷の山を薄っすらと確認出来たが大山は見えなかった 南側はあまり見えなかった
景観を楽しみながら昼食をとり 記念写真を撮り下山する 下山は登ってきたルートを戻る 幸い翳る事も無く 紅葉を楽しみながらテンポ良く 下山する 滝神社まで降りた所で雌滝にも寄る 奥の院滝と違い 数分で行く事が出来る ここでも、紅葉した木々を見る事が出来る
今日は三つの滝を見 滝山の紅葉を充分に味わう事が出来 大満足
薄い青空 靄がかかっているのだろう 吉備路を行く 正面に見える鬼の城山は薄ぼんやりとしている 県道271を経由して足守の手前で429に合流 足守 加茂川と抜けて行く 加茂川道の駅を過ぎて霧が出てくる 旭川ダムは随分と水位を下げていた 旭町を抜け 休み乢トンネルを抜ける 山並みは見えない 津山市街地手前で53に合流 市街地を抜け、そのまま53号を走る 日本原の温度表示12℃を見て 日本原自衛隊駐屯地入口先の信号を左折 滝神社の案内に従い進む 那岐池に入る所のルートが変わっており、これで良いかと心配になったが 滝神社を示すわかりにくい標識を見つけ一安心 神社境内に駐車させて頂く すでに2台駐車 軽トラックで登山者か作業者かわからない