駐車場10:37−10:41林道入口−11:27白馬山11:33−12:04俣野分岐−12:11九合目−12:19山頂12:29−12:33九合目−12:40八合目_0.3Km−12:47七合目−12:53六合目_0.6Km−12:56五合目−12:59四合目_1.2Km−13:05三合目−13:14登山口−13:17駐車場
今日は毛無山(けなしがせん1218m)を訪ねる 紅葉は残っているだろうか?登山支度をする 駐車場周辺を清掃されていた方と挨拶を交わす 車が多いですね 紅葉はまだ楽しめますか と 伺ったところ 山の紅葉は終わており登山口周辺がまだ楽しめる 二日前に初雪があった とのお話しだった ありがとうございますとお礼を言い 出発する
駐車場出入口にナナカマドが赤い実をつけている 青空を背景にパチリ 管理棟周辺の木々はいい色に紅葉し楽しませてくれる ムラサキシキブも太陽の光を受け輝いている 管理棟を過ぎ 渓流沿いの花を探すがもう花は見られない オタカラコウがまだ茎が残っておりここに咲いていた事を思い出さしてくれる ノイバラ ノブドウ エゴノキはまだ実を残していた
登山口から樹林帯の林道に入る あれほど賑わっていた花の姿は見られない 花を楽しめないのであれば白馬山ルート経由が良さそうだと分岐を白馬山に向けて進む 渓流を渡り 渓流に沿って少し歩き登りにかかる ここから白馬山まで登りが続く 傾斜が時折緩くなり一息つける事が出来る 杉の樹林帯を抜けるとところどころに色付いた木々を認める事が出来る ブナの木がいい色をしていた 毛無山はブナ樹林が多い 直登りルートの五合目付近から山頂にかけて また 白馬山山頂付近から毛無山縦走路はブナが多い この様子だとさぞ美しいく彩っていたのだろうなと思いを馳せる 紅葉していた木々は登り始めてから15分から20分程の間で その先は葉は落ち紅葉は終わっていた
花は見られず ヒメモチ ナナカマド ツルアリドウシの実を見つけるに留まる 暑くなく寒くなく丁度良い気候 いつもより足取りが軽く感じられる 登山記録を見るとこの頃所要時間が随分とかかっている 年齢による体力低下か花や実と戯れている為かと少々気にかけていた 今日歩いた記録は山頂まで所要96分 これまでのデータhttp://www.kct.ne.jp/~yamamoto/kenasi.htmと比較してみると10年前や15年前から比べると相当遅くなっており 体力の低下は認めざるを得ないようだ
話はずれてしまったが 白馬山山頂に出る ここから大山を見る事が出来る 真っ白に冠雪した大山がくっきりと青空を背に顔を見せてくれた 思わずこれはいいと声が出る 毛無山山頂は大賑わいだろうから今日はここで記念写真を撮ろうと三脚をセットし大山を背景に写真に納まる 3名の男性グループが休んでおられ挨拶を交わす 私と同じルートで登られたとの事 その間に女性グループが縦走して来られ挨拶を交わす 朝鍋鷲ヶ山に関して車がどうこうと男性の方に質問されていた 川上2号線でと確かな情報を持っておられるようだったので お先にと声をかけ山頂を目指す
縦走路を行く 多くの方と逆ルートを行く形となり 次々とすれ違い挨拶を交わす ブナ樹林はすっかり葉を落とし紅葉は終わり 紅葉は終わったと言えど ブナの木々は一味違う 秋の陽射しを受け 樹表が輝いている また 一本一本に個性がありながら全体として調和が取れている 好きな景観だ
ミヤマガマズミのところに出る まだ赤い実を沢山残していた 足が止まり 写真のアングルを考える 寒さ厳しくなってきたなかにまだ実を残してくれた 少しでも美しく撮りたい 太陽の陽射し 空の青さ を考えアングルを選ぶ ご夫婦連れが可愛い実 なんだろうねと話ながらすれ違う 余計だったかも知れないが ミヤマガマズミと説明する
縦走路から大山を右に見る事が出来る 樹間から大山が覗くような形だ 白馬山からはいい具合に大山を額の中央に置いたように見えるが 縦走路にはなかなかそうした良いスポットが見られないなと思い 気にしながらルートを行く 確かにそうだ カメラに収めようとすると手前の枝が邪魔をする 俣野ルートが見え出した辺りから視界が広がり コルだったか曲がり角か忘れたが俣野ルートを左に見て その先に大山を捕らえられるスポットがあった いい場所を見つけた
ルートのアップダウンを行く ナナカマドの実に再会する 先月訪ねた時にルートの近くで見つけたものだ、まだ数個実を残していた まだ残っていたのだねと再会を喜ぶ 先月出会っていなかったらナナカマドと判断出来たか怪しい 足元には二日前に降った初雪がわずかだがまだ残っていた
俣野分岐に近づくと山頂が見えてくる ズームで撮る 肉眼では人がいそうだしか判別できなかったが 写真を見ると10名以上を数える事が出来る
俣野分岐を過ぎ 山頂を正面に見てルートを行く 九合目付近のブナの樹も良い 何組もの人とすれ違いながら登って行く ナナカマドの大きな樹が赤い実をつけているのを見て山頂に出る
大山を正面に見ながらルート脇に座り昼食をとられているグループなどあちらこちらに見られる 子供連れで登られている方が写真を撮っていたので全員でとシャッターを押してあげる 山頂は 暖かな陽射しを受け 風は無く実に快適 大山を中心に360度のパノラマを楽しめる 田浪から直登すると 山頂に出て初めてこの景観に接する 登って来られた方から わあーきれい と 喜びの声が聞こえてきたりする
私もリュックを下ろし 景観を楽しみながら昼食をとる 昼食を終え下山する 下山は直登ルートを下る どこで紅葉している木々に出会えるかと時々木々の様子を見ながら降りて行く 七合目 六合目を過ぎても紅葉した木は見られなかった 五合目を過ぎやっと杉樹林の間に色付いた木々を見る事が出来た あまり彩りは見られなかった 三合目付近でオオカニコウモリが綿毛をつけているのを見つけた程度でこれと言った花や実は見つけられなかった
岡山県に濃霧注意報が発令されている 青空とは言え透明度が無い 429で吉備路を走る 鬼の城山はぼんやり 県道271を経由して足守の手前で429に再度合流する 足守を抜け 県道72を横断して吉備中央町に入ると途端に濃霧で視界が悪くなる 国道484と合流する辺りで視界は戻るが青空はまだ 加茂川の道の駅を過ぎるとまた濃くなる 小森温泉に出ると見通しは戻る 旭川ダムは相変わらず水位を下げていた 旭町で県道30へ左折し、旭川に沿って落合へ 落合入口8℃ 落合で313に乗り 久世で181に合流 勝山で313と別れ181を直進する 霧は晴れず勝山の温度も7℃と低い そのまま181を走る 青空が見えてきて周辺が急に明るくなる 霧があがったようだ 9:50濃霧注意報が解除された旨ラジオが伝えている 丁度その時間にあたる 岡山県全県が1,2の3で霧が晴れたというのでは無いだろうが 臨界点を越える時の変化はいつも驚かされる 太陽が出て気温が上昇したのだろう美甘11℃ 新庄13℃と上昇してくる 新庄道の駅を過ぎて毛無山登山口の標識を見て県道58へ右折する 後は標識に従い登山口駐車場に 駐車場はかなりの車駐車スペースは残り少なくなっていた こんなに登山者が多いならまだ紅葉が楽しめるのかと期待される