八丈岩山



標高 281m 難易度 ☆    登り66分 下り37分  岡山県
倉敷からの距離   35Km        登頂日 2014/01/03   ガイドブック  F 写真 動画
駐車場9:02−9:05分岐−9:17東屋−9:29分岐−9:35道路−9:48八丈岩山駐車場−9:55休憩舎=9:58三頂山10:03=10:05休憩舎−10:15八丈岩山−案内板−分岐−分岐−桃太郎荘跡−10:52駐車場

登山
 今日は娘と一緒に八丈岩山(はちじょういわやま281m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 3℃ではウインドウブレーカを脱ぐのは寒い 着たままリュックを背負う リュックも一つの防寒着 低山にこのリュックを背負っていると どこに行くのだろうと不思議に思われるよう 中にはなんでもかんでも入れておくが滅多に使った事がない

 駐車場にある大きな案内板の右手の自動車道を行く 道路の両脇にサザンカが花を咲かせている 小鳥もちらほらと見かける事が出来る 風は無く 穏やかな陽射し 寒さは感じない ヒサカキが花芽をつけているのを見て遊歩道への分岐を左に入る

 山影になり太陽の陽射しが翳ると流石寒く感じる このルートには木の実をいくつも見つけられるので周辺をキョロキョロしながら進む 娘の方が眼が良く 特徴を覚えるとあそこに こちらにと先に見つける ソヨゴ ヒメモチ オオバヤシャブシ ヤマハゼなど 小名郷池には降りず 東屋のある分岐に向かう ここまではほぼ平坦なルート

 分岐を左にとり丸太の階段の登りになる これが結構長い ルート脇にはソヨゴ ヒサカキが次々と顔を見せる 頑張って登ると三頂山のピークが見えてきて登りは終わる 少し下って分岐を左に三頂山へ向かう

 緩やかな登り 左手のブッシュにサルトリイバラがいつも顔を見せる 今日もあそこに ここにと見つける事が出来た ルートを行くと 自動車道に出る 三頂山には自動車道を横切るようにルートがあるが 自動車道沿いの方が沢山の実に出会える事がわかり 最近は自動車道に沿って登っている

 早速 ヘクソカズラ ヌルデ イヌザンショウ オオバヤシャブシ クサギ サルトリイバラ ヤマウルシ ヤマハゼと次から次と顔を見せてくれる ウルシ科のヤマウルシ ヤマハゼ ヌルデが顔を見せてくれるので違いを確認する事が出来る

 八丈岩山駐車場に出る トイレがあり 周辺は植樹が行われている クロガネモチが赤い実をつけていた クロガネモチとヒメモチの違いが良くわからない どちらも赤い実をつけている 葉が少し違うのだろうか クロガネモチと記載があったよう記憶している

 駐車場から案内板を見てルートに入って行く ルート右手にアセビが花芽をつけていた ルート脇にはクロガネモチの植林があり ルートを行き左にカーブすると左手に三頂山が見えてくる ネジキの実を見つける 何の実だったかなかなか思い出せない 以前ここを訪ねた時に教えて頂いたものだ ここには結構多い 大分時間が経ってから木がねじれている事に気づき ネジキだ!と思い出す事が出来た

 ソヨゴなどを見てルートを行く 分岐に休憩小屋がある 分岐を左に折れ三頂山に向かう このルート脇にはトベラが多い 実をつけ 実が開きその中にべっとりとした樹液に囲まれた橙色の実を見つけることが出来た そして三頂山に出る

 三頂山は岩がごろごろしており 岩の上から瀬戸内海や岡山港 児島湾などの景観を楽しむ事が出来る 暖かな陽射しを受け 風もなく心地よい 岩の近くにミツバツツジが一輪花を咲かせていた 景観を楽しみ 記念写真を撮ったりして八丈岩山に向かう

 登ってきた休憩小屋の方向に下りる 途中ご夫婦連れとすれ違い いい天気ですねと挨拶を交わす 休憩小屋を過ぎ 分岐を真っ直ぐ進む ソヨゴ ヤマハゼ ヌルデなどを見つけながらルートを行く ルートは左にカーブし 左手に三頂山が見えてくる 岩の上に先ほどすれ違ったお二人が仲良く休まれている様子を伺う事が出来た

 この辺りはヒメヤシャブシが多い オオバヤシャブシに比べ一回り小さい 写真に撮ると同じようでどちらか区別が難しい 花芽は少し違う ヒサカキの実を見つけ八丈岩山の三角点に出る

 三角点からは眺望が得られない 10m程南側に進んだ所に八畳岩があり そこから瀬戸内海の景観を楽しめる すぐにそちらに向かう あれ? ストックやコッヘルがありシートのようなものが岩の上にある 人が見えない 岩から落ちたりしたのだろうか? と 心配しながら岩のところに行く 突然、岩の上にあるシートがもこもこ動き男性の方が顔を見せる 日の出を見にきて爆睡した と ふらついたような形で起き上がる 一緒に連れ合いも寝ていたようだ それがわかり一安心 落ちないよう注意してと話 すぐに離れる ああ びっくりした

 ルートを行く ネジキを教えて頂いたのはこの辺りだ ネジキをはじめヤマウルシ ヒメヤシャブシ ヒサカキ ヤマハゼ ネズ サルトリイバラなどを見つける 八畳岩のお二人は起き上がられたようだ

 ルート右手に立石が見えてくる 瀬戸内海を背景に好きな景観だ 丸太の階段をとんとんとんと降りて行く 瀬戸内海を正面に見ながら降りて行けるので好きなルートだ ヒサカキが結構多い 分岐を国民宿舎に向けて進む エビヅル クチナシを見つけ喜ぶ 国民宿舎はすっかり撤去されている 駐車場には車が一台増えていた



アプローチ
 明日から天気は下り坂の予報 箱根駅伝の放映があるものの山を訪ねる方を優先する 県道21から2号線に乗る どうしたものかガラガラ こんな事もあるのだと車を走らす 次第に周囲に車が増えてくるものの流れは順調 渋滞はなく岡山市街を抜ける 旭川大橋を越えて側道を降り 県道45へ右折する この道は車は少ないが信号のタイミングが悪く一つ一つ停まり、いい感じを与えない 信号の制御は車の燃費にも影響する 環境問題があれこれ言われているこの頃 考えて欲しい事だ

 児島大橋を渡りトンネルを抜け最初の信号を右折し県道74へ 左手に時折海が見える 道なりに走り小串の町に ここで道路は大きく右へカーブする 街並みを抜けると貝殻山の道路案内が見えるので案内に従い県道463へ右折して道路を登ってゆく 第一駐車場に駐車 車の温度計で外気温度は3℃ 陽射しがあり左程寒さを感じない