金甲山



標高 403m    難易度 ☆     登り96分(怒塚山経由) 下り68分(みつがしわ新道)   岡山県
倉敷からの距離   26Km        登頂日 2014/03/24  ガイドブック   F写真 山の音 動画

駐車場所9:28−9:32鉄塔#39−9:44鉄塔#38−9:50鉄塔#37−10:01お花畑−10:06鉄塔#36_10:06−10:09標識−10:15怒塚山山頂10:23−10:37鉄塔#127_−10:43分岐三角点−10:58分岐−11:05金比羅宮跡−11:06分岐−11:12道路−11:12金甲山山頂−11:22みつがしわ新道分岐−11:40誠徳院−11:53登山口−12:20駐車場所

登山
  今日は怒塚山(いかつかやま332m)経由金甲山(きんこうざん403m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 駐車場周辺にはウシハコベ オオイヌノフグリ ノゲシ ノボロギクなどが顔を見せる 登山口斜面にはヒメオドリコソウが固まって咲いている 春が近づいてきた 斜面を登り竹やぶを抜けると民家の裏手に出る ホトケノザ ヒメウズ セントウソウなど小さな花が顔を見せてくれる

 ウグイスを始め小鳥の鳴き声も賑々しい 鉄塔#39から登山道に入って行く しばらくは花は見られず 小鳥の鳴き声を聞きながら 鉄塔#38 #37と過ぎて行く 鉄塔#37の手前でヒサカキが花を咲かせているのを見つる #37を過ぎたところにウグイスカグラの木がある 咲いているだろうかと期待を込めて近づく 小さい花なので近づいて 花を探すようにしないと見つけにくい ピンク色の花が咲いていました お神楽を踊っているように勝手な方向に花をつけ咲いていました 蕾も結構ありました

 喜んで何枚も写真を撮る だが近づいて撮ったものはことごとくピンボケ なんとか2枚 なかなか思うように撮らせてくれない 

 今度はヒトリシズカが咲く場所とお花畑に向けて登って行く それらしい花は見られない ヒメウズ セントウソウが見られた程度でヒトリシズカはまだだった お花畑のアングルの階段を登って行く ヒヨドリジョウゴの群生場所だ しなびた実を幾つか見つける事が出来た 数はぐんと少なくなっている 鉄塔#36に向けて登って行く 足元の整備が行われ歩き易くなっている 感謝しながらステップを踏み鉄塔に出る

 鉄塔のすぐ脇でコウヤボウキの綿毛が太陽光線を受けて輝いているのを見てルートを行く ジャノヒゲやヤブランの葉があちらこちらにある ヤブランは殆ど実を落としていた ジャノヒゲは幾つか葉を掻き分け探して見たが実を見つける事は出来なかった

 そして怒塚山山頂に出る 澤本さんの登頂記録は? と探してみたが新しい記録は見つけられなかった どうされたのだろうか? いつもあるものが見つからないと寂しい この春霞では瀬戸内海の景観も得られないだろう ここで記念写真を撮り 金甲山へ向かう

 太陽の陽が樹間に射し込み 気温も上昇してきたようだ 小鳥の鳴き声も絶えず聞こえてくる 春の空気を一杯に吸い込みながらルートを行く ピーヒョロロとトンビの鳴き声も微かに聞こえる ギギギギギという鳴き声も聞こえる オオアカゲラなのだろうか 鉄塔#127を過ぎ 中池登山道と合流し ルートを行く ヤブランの実を見つけた程度で特筆する事もなく金比羅宮跡の石の鳥居に出る

 みつがしわ新道との分岐を金甲山に向かう 帰路はここまで戻りみつがしわ新道に向かう予定 ルートを登って行くと自動車道に出る 道路脇に花が顔を出すのではと思ったがまだだった ルート脇の木の実に留意して歩いて行く 赤い実を見つけた クロガネモチにしては葉の形が違う 特徴ある葉脈で3行脈と言うらしい 調べていたら樹木検索くんというサイトを見つけ 3行脈の項目から調べてゆくとどうやらシロダモのようだ

 自動車道を登って行く キリの木を過ぎ少し行くと ルート脇の斜面にタネツケバナ ウシハコベ オオイヌノフグリ ウシハコベ セイヨウタンポポ ホトケノザなどが顔を見せる 咲き出したばかりかまだ数は少ない 山頂がある展望所の階段を登りツルニチニチソウが2輪花を咲かせているのを見て山頂三角点のある屋上に出る

 ここから瀬戸内海の景観が得られるのだが予想どおり 近くの島でも判別が困難な状態で景観は得られない すぐに下山する

 自動車道を戻る シロダモを見つけた少し手前にキヅタが大きな木にからまっているのを見つける 300mmのズームで撮る 撮った写真を見てキヅタと確認出来た

 ルートを戻りみつがしわ新道への分岐を新道に向けて降りて行く 樹林を抜けると花が出迎えてくれるものと期待していたが まだ早いようだ やっとフキノトウとセントウソウを見つけた程度 花が無いと立ち止まる事も無く とんとんとテンポ良く降りて誠徳院に出る

 誠徳院の周辺もまだ花は見られない 奥池を見ながらルートを行く いつもの場所にオオバヤシャブシが顔を見せる 奥池の堰堤に城山→と書いた小さな標識があった ここから城山に登れるようだ ツツジのシーズンが良さそうだ

 オオイヌノフグリ ヒメウズ セントウソウ ウシハコベ セイヨウタンポポなどを見ながらルートを行くと中池が見えてくる ソヨゴがあるのを確認する 実は少なくなっていた 中池の感じが違う 池の端にあった木々が切り倒され すっぽんぽんの状態 切り倒された木が池にロープで繋ぎとめられている 倒木による事故防止の為に切り倒したのだろうか?

 中池登山道入口を過ぎ あとは野辺の花を楽しむ ヘクソカズラの実 ホトケノザ ビワ ガマ ナズナ シロバナタンポポなど見つける オオイヌノフグリ ウシハコベ ホトケノザなどは固まって咲いているところも見られた 小さな花達もマクロで撮るとなかなか可愛い 自動車道では以前見つけたエビヅルの実がしなびた状態でまだ残っていた 駐車場には香川ナンバーの車は無く 新しく2台増えていた



アプローチ
 全国的に晴れの予報 倉敷も青空が広がる 倉敷川沿いに県道22を行く 川沿いに河津桜が咲いている まだ木が若いがそれなりに楽しませてくれる 藤戸寺 植松駅 サウスビレッジへと走る あれ? 常山が見えない 植松駅を過ぎ 宇野線に沿って走りサウスビレッジに近づくと前面が開け 常山や金甲山が見えてくるはずだが春霞 近くの常山すらどこかわからない 車を走らせ近づいてくると山容が見えてくる 国道30を横断し、次の信号で右折して広域農道を行き、橋を渡ってすぐの信号を左折 ここまで来ると正面に怒塚山から金甲山につながる尾根をうかがう事が出来る 県道45を左折 左手に児島湖を見て走る 車の温度計で外気温は9℃ マルナカ郡店を過ぎて郡の交差点脇の駐車スペースに置かせて戴く 駐車場にはすでに1台駐車していた 香川ナンバーだった