金甲山



標高 403m    難易度 ☆     登り99分(怒塚山経由) 下り105分(みつがしわ新道 城山経由)   岡山県
倉敷からの距離   25Km        登頂日 2014/04/14  ガイドブック   F写真 山の音 動画

駐車場所9:29−9:34鉄塔#39−9:45鉄塔#38−9:51鉄塔#37−10:00お花畑10:01−10:07鉄塔#36−10:09標識−10:14怒塚山山頂10:16−10:34鉄塔#127_−10:39分岐三角点10:41−分岐−10:54金比羅宮跡−10:55分岐−11:00道路−11:13金甲山山頂11:19−11:29みつがしわ新道分岐−11:50誠徳院−11:52奥池城山標識−12:18鉄塔#129−12:25山頂−12:31鉄塔#129_12:38−12:51道路−13:11駐車場所

登山
 今日は怒塚山(いかつかやま332m)経由金甲山(きんこうざん403m)を訪ね、帰路、城山(しろやま169m)に寄る

 登山支度をして出発する 駐車場斜面は先月同様ヒメオドリコソウが固まって咲いていた オオイヌノフグリ ノゲシ ノボロギクは相変わらす 民家の裏手でもホトケノザ ヒメウズ セントウソウを見る 新しくウマノアシガタ加わり華やかさを増す ウグイスの鳴き声も聞こえてくる

 鉄塔#39から登山道に入って行く ピーヒョロロと聞こえたような気がしたが錯覚だったかその後は聞こえて来なかった 水が出るところがある タネツケバナが咲き ニリンソウが顔を見せてくれた この場所はウグイスも気に入っているのかいつも鳴き声が聞こえてくる

 鉄塔#38 #37と抜けて行く 新緑が太陽の陽射しを受け輝いている #37を過ぎたところのウグイスカグラまだ花が残っているだろうかと期待を込めて近づく まだ咲いていました だが今回は皆ピンボケ なかなか写真に撮るのが難しい コバノミツバツツジが赤紫の花を咲かせる おや! ここにもウグイスカグラと喜ぶ しかし これもピンボケ

 そろそろヒトリシズカが顔を見せてくれる筈とルートの左側に留意しながら登って行く ウラシマソウだ もう花の形をしている 結構早いのだなと近づくとそばに ヒトリシズカが一輪ひっそり花を咲かせていた これから咲くのかも知れないが一輪とは淋しい

 沢山のヒトリシズカに出会えるかと思っていたが出会えないままお花畑に あれ? 咲いていないのかなと思うほどで探してやっと見つけた程度 ここでは数輪花を咲かせていたが探さないとわからない程で淋しい 急告と書いた立て札があり その裏にニリンソウが顔を見せてくれた

 予想していたより少ない花としか出会えなかったがそれでも出会えた事を喜びアングルの階段を登って行く おや! こちらにヒトリシズカとルート脇にひとかたまり 少し先にもひとかたまりと昨年とは違った(と思う)場所に顔を見せていた

 ルートを登りヒヨドリジョウゴの群生地に しなびた実ももう見つける事は出来なかった 鉄塔#36を過ぎ 怒塚山山頂200mの標識を見て 山頂に出る

 山頂で澤本さんの登頂記録を探す 2014,1-1 2/1 3/1 4/1と記載されているのを見つける 登る頻度を下げられたようだが記載されているのを見つけ ほっとする 今日は城山を訪ねる予定 記念写真はそちらで撮ろうとすぐ金甲山を目指す

 こちらのルートは新緑が美しい 前回訪ねた3/24から3週間しか経っていないが随分違うものと感心しながらルートを行く おや!! ウグイスカグラだ ここにも咲いていたのか 太陽の陽射しを受けるとカメラも認識しやすいのか今度は少しはましな写真を撮る事が出来た ウグイスカグラは結構多い その後も数箇所で出会う事が出来た

 今度はホタルカズラだ ルート左手に留意して探す 下りルートの途中だったように思う ブレーキをかけ周辺を見る余裕を持ちながら降りて行く 咲いていました 咲いているところに出ると そうだここだったと思い出す 二輪ずつ寄り添うように花を咲かせている 喜んでカメラに収める

 アップダウンをひとつ行き鉄塔#127に出る 振り返って怒塚山を見る 3週間前の写真と比較すると歴然と違う 山の緑が違う ヤマザクラやタムシバから始まって 新緑 春はいい

 鉄塔を後にルートを行く ウグイスカグラをここでも見つけて中池登山ルートと合流する 合流点のすぐ近くに三角点がある 三角点を見てその右手に何か変わったものを見つける ミツバアケビだ hada研のページを見ると

 雄花は多数付き、基部に数個の大型の雌花がつく。雌花の花弁に見えるものは顎片で、雌しべは3〜6本。 

と記載されている 雄花と雌花をすぐ近くで見る事が出来 カメラにも収める

 またまたウグイスカグラを見つけて 金比羅宮跡に出る 左にカーブし分岐を金甲山へ向かう この辺りはウラシマソウの群生地だが葉が顔を見せた段階で花はまだだった

 階段を登り自動車道に 階段の途中でウシハコベ オニノゲシを見つけ 道路脇にはノヂシャが一面に花を咲かせているのを見る 名前がわからなくて教えて頂いたものなのでまだ記憶にインプットされている

 自動車道を行く アケビを見つける 沢山の花を咲かせていた 駐車場広場には桜が花を咲かせていた 満開を過ぎ花びらが舞っていたが見事だ 山頂展望台周辺の桜もまだ花が残っており 桜と瀬戸内海の景観を楽しむ事が出来た

 山頂での展望を一望し すぐに下山にかかる 金比羅宮跡の分岐のところまで戻り 分岐をみつがしわ新道に向けて降りて行く 樹林を抜け 花を期待していたところはまだ早いようでタネツケバナを見つけた程度で誠徳院に出る

 誠徳院前の桜はまだ花を咲かせていた 奥池に沿って進み 堰堤にある 城山と書いた小さな標識に従い 堰堤を行く 左手に鉄塔と鉄塔と競うようにして見えるピークが城山のようだ 鉄塔が目印になる

 堰堤を行き 奥池の景観を楽しむ ここには魚がいる 何かわからないがそこそこの大きさの魚を見つけた 堰堤の端に池の流出口がある そこを渡るとその先にテープナビを見つける事が出来たので 進んでゆく しっかりしたルートが出来ており ルートを追って行ける コバノミツバツツジがあちらこちらで顔を見せてくれる いい時期だ

 ルートは尾根に出る 鉄塔は左手の方にあるので左に向かう 尾根に出たところでクロモジに出会う クロモジも春には良く出会う花だ 尾根から右に向かうルートもあったように思うが記憶が怪しい 尾根沿いにもコバノミツバツツジが沢山顔を見せてくれる また樹間から金甲山のアンテナを見る事が出来る

 白い花が咲いている 何の花だろう 少し離れた場所なのでアングルを変え ズームで撮ったりする ルートを行くとまた出会う 結構多い 今度はルート脇だ 近づいてアップで撮る 調べたところザイフリボクのようだ別名シデザクラとの事 いつも検索で利用している四季の山野草http://www.ootk.net/shiki/では候補にはあがったものの花弁が違うように思えて判断出来ず Googleの画像検索で類似の写真から見つけたもの 名前がわかって一安心

 今度はザイフリボクを近景にその先に溜池を見る事が出来る 中池や奥池とは反対側の東側に見える 池の名前を調べてみたがわからなかった 鉄塔#129ならびに城山が近くに見えるようになってきた 鉄塔から先はかなりの急勾配だ 鉄塔巡視路の分岐を二つ いずれも#129に向けて進む そして鉄塔#129に出る

 鉄塔の下を潜るようにして山頂を目指す 急な登りだ 木の枝を掴んだりしながら登って行く すぐに山頂と思われるところに出るが眺望は得られない うろうろして下山方向を見失うといけないので すぐに鉄塔のところに戻る

 鉄塔からの景観はなかなかいい 中池が見え その先に怒塚山 尾根を左に追って行くと金甲山に繋がる 6枚写真を撮りパノラマ合成する 金甲山を背景に記念写真を撮り下山する

 下山は鉄塔#128の案内に従って降りて行く こちらもしっかりしたルートがついている 途中分岐があり 案内に従い#128に向かうルートを選んだつもりで右に折れた 飛び出したところは中池から大分南に歩いたところ 分岐を直進すると中池堰堤に出るようだ

 飛び出したところにオドリコソウが花を咲かせていた ピンクの花と並んで白いオドリコソウも咲いていた 白い花はいいものだ 野辺の花を愛でながらルートを行く キランソウ キュウリグサ カラスノエンドウ ムラサキサギゴケが新しく仲間入りしていた



アプローチ
 青空の下 倉敷川沿いに県道22を行く 河津桜は花は終わり青葉が出ている 藤戸寺 植松駅 サウスビレジと走る 今日は山並みは良く見える 国道30を横断 次の信号を右折し広域農道を走る 黄色い菜の花が眼を楽しませてくれる 橋を渡ってすぐの信号を左折 次に県道45を左折 左手に児島湖を見て走り 郡の交差点脇の駐車スペースに駐車 すでに1台駐車 外気温14℃ 外気温が上昇してきた為だろう燃費表示も久々に30km/lを超えた