声ヶ乢530m10:21−10:59第一展望所−11:09水場30m−11:12第二展望所分岐850m11:14−11:36標高1000m−11:45展望所11:47−11:56第三展望所(爪ヶ城跡)11:57−12:06山頂12:23−12:30第三展望所−12:47矢櫃城跡−13:05兜神社跡−13:20林道600m−14:20声ヶ乢
今日は爪ヶ城(つめがじょう1,114m)を訪ねる ここを5月の初旬に訪ねるのは初めてだ とんな花に出会えるだろうウグイスの鳴き声を聞きながら登山支度をする 駐車場の足元に花 ムラサキサギゴケかなと良く見ずに写真を撮ったらカキドオシだった クサイチゴ ミツバツチグリ ムラサキケマンなどの花が咲いているのをカメラに撮り出発する
登山口には標高530mと書いた標識があり丸太の階段ルートとなっている ノヂシャ オオイヌノフグリ ヒメオドリコソウなどを登山口周辺で見つけカメラに撮る 入口からこんなに花が多いと登るのに時間がかかるかも知れないと嬉しい期待を持ったが 丸太の階段を登って行くと意外と花は少ない それでもヤマフジ オニタビラコ ミツバツチグリ ヤマツツジなどを見つけながら登って行く
ミツバツチグリが多くあちらこちらで顔を出す ヤマフジは結構目立つ ウシハコベ ニガナ カタバミ タチイヌノフグリなど小さい花も顔を見せる ミツバツチグリとカタバミは似たような花だが良く見ると違う 特に葉が違う どこかにいるはずと探し 見つけられると何故かほっとする
ルートをジグザグに登って行く 新緑が美しい 太陽の陽射しを受けいい色合いだ マムシグサ ジュウニヒトエ ムラサキケマンと見つけながらルートを行く お! ミツバアケビだ 先日知った特徴のある雄花と雌花を咲かせている クロモジも咲き出した 花が咲き出したばかりで特徴のある形にはなっていない アキグミも見つけたまだ蕾の状態 良く見ると一つだけ花を咲かせていた ヤマツツジ ヤマフジ ヤマヤナギ クヌギなどを見つけ 第一展望台に出る
展望台には先に登っておられたご夫婦連れが休んでおられた 駐車場に車を入れている時に自動車道から登って行かれた方だ 下のトイレの所に車を置いておられるとの事だったので金山林道を経由されるのかと伺ったが同じルートを降りられるとの事 お先にと声をかけ失礼する
樹林の中のルートを登って行く ミツバツチグリ サワハコベ チゴユリを見つける チゴユリも咲き出した 第二展望台への分岐を左にとり展望台に 曲がり角にアセビの木があったが花は殆ど散ってしまっていた 第二展望台から山形仙を見る また ふるさとコース西入口となっているので標識を確認する 駐車場に駐車されていた3台の車の方とはその後もお会いしていないのでこのコースを行かれた可能性がある シャクナゲの滝と書いてありシャクナゲを楽しめるようだ
ルートを戻り山頂を目指す 分岐のところに標高850m 頂上まで1200mと記載がある 標高差で見ると約半分登っている ルートはシーズンになるとウツギ サワフタギなどが咲く場所だがまだ花は少ない チゴユリ マムシグサ キランソウを見つけ 鎖が設置している場所を登る アケビが沢山花を咲かせているのを見つける 今度はヒトリシズカとタニギキョウだ ヒトリシズカもタニギキョウもここで出会えるとは思っていなかった 少し登ると ヒトリシズカが固まって咲いていた そうだ この辺りはフタリシズカが咲いていた場所だと思い出す
同時にミツバアケビもこの辺りと思い出し 周辺を探しながら登って行く ヤマフジ マユミ そしてミツバアケビを見つけた 高い位置に幾つも花をつけていた ズームで撮ってみたがどれもはっきりしない写真だ 花は近づいて撮らないときれいに撮れる確率は低い でもミツバアケビを見つける事が出来嬉しい
傾斜がゆるくなり 足も軽くなる アセビが多い ルートに沢山花が散っている それでもまだ花が残っている でも往年の勢いは見られない ミツバツツジの花を見て 標高1000mのところに出る 標識のあるところから少し先に石のベンチがありそこから滝山や那岐山の方角を見る事が出来る 那岐山に怪しげな雲がかかっている 今日は雨の心配は無い筈だがあの雲はと心配になる 陽射しも翳ってきた 怪しげな空模様ではあるが降水確率を信じてルートを行く
今度はナツハゼやベニドウダンが群生しておりイワカガミが期待される場所 相変わらずアセビが多い ベニドウダンがもう花芽をつけている 木によってまだのものも見られる ナツハゼは花の兆候を見つけられなかった イワカガミもまだだった もう少し経ってからなのだろう ルートを左に折れ 展望所に出る
展望所から山頂を伺う事が出来る 第三展望所から平らな尾根ルートで最後にぴょこっとピークを作っている 県北の方角は雲が垂れ込めており山容の判別は困難だった ルートを戻り 下って行く
下ったところにタニギキョウ キランソウが顔を見せる ここにもタニギキョウが咲くのだ 小さい白い花で気品がある マクロで撮る 写真を撮っていると降りて来られた方から シャクナゲが咲いているのをご存知?と声をかけて頂き 樹林の奥の方を教えて頂く 教えられた方を見ると 樹間にシャクナゲの花を幾つも確認出来た お礼を言いカメラに収める 教えて頂いた方もきれいに咲いていて良かったと話しておられた 今年はシャクナゲについている
ルートを登って行く 丸太の階段だ そして第三展望所に出る 展望所にはどなたもいない デッキに登り滝山から那岐山方面を見る 怪しげな雲は相変わらず 那岐山山頂は雲の中 反対側には山形仙や登ってきた尾根を見る事が出来る 景観をカメラに収め山頂を目指す
ほぼ平坦なルートを行き 最後に少し登る 花は見られない 山頂の標識の裏手にシャクナゲの木がある筈 花はどうだろうと標識のところから覗き込む 位置が悪く見づらかったがきれいに咲いているのが見えた 場所を変え 少し笹薮に入り花が良く見える場所を確保して写真に収める 見事に花を咲かせ 蕾もまだついていた 標高1114mのところに良く咲くものだ 雪も結構積もるだろうに
山頂の岩のところに行き滝山・那岐山を展望する 雲は相変わらず那岐山にかかっている 西南の方角にはこれから下山予定の尾根を見る事が出来る 山頂にあるナナカマドが花芽をつけているのを確認 昼食をとり 記念写真を撮り下山する
下山は第三展望所まで戻り そこから下山道と記載している標識に従って降りて行く 正面に滝山・那岐山が見える 那岐山を覆っていた雲が消え 山頂がはっきり見えるようになった 陽射しも射し込み明るくなってきた この様子なら雨の心配は無い ナガバモミジイチゴが白い花を咲かせているのを見つける ミツバツツジなど幾つか花を見つけ 矢櫃城跡 兜神社跡と降り 金山林道に下りる 途中コバノガマズミ コガクウツギの花芽 キビヒトリシズカと思われる花を見る キビヒトリシズカは絶滅危惧II類で絶滅の危険が増大している種との事なので違うかも知れない林道の降り口は標高600m 声ヶ乢まで2.5Kmとの事 しばらく緩やかに登りそれから下る 今日も花の写真を撮りながら林道を行く ムラサキケマン タニギキョウ ミツバツチグリ キランソウ ミヤマキケマン トキワイカリソウ オオイヌノフグリ ウシハコベ イワニガナ ヤマフジ クサイチゴ ミツバウツギ ヤマブキ クマイチゴの花芽 サルトリイバラ コガクウツギ キブシ ツルカノコソウ ヒメレンゲ ヤマネコノメソウ タネツケバナ ヤマルリソウ ラショウモンカズラの花芽 ボタンネコノメソウ ヤマツツジ オニタビラコ サクラソウに出会った タニギキョウがあちらこちらで見つける事が出来たのが印象的だった 沢山の花に出会え2.5Kmの距離を1時間かかった トイレの横の車はもう無かったが登山口駐車場の3台はそのままだった
青空とは言え 春霞がかかっている いつものように吉備路を行き 県道271を経由して足守の手前で429に合流 足守 加茂川と走って行く 旭川ダムに向かう道路は相変わらず通行止め大師トンネルを経由して江与味橋を渡る ダムの水位も相変わらず高い 旭町から休み乢トンネルを抜ける 春霞で山並みは見えない 津山市街入口で53に合流し津山の市街地を抜ける 津山インターチェンジを過ぎ 429と別れ53を直進 沿道の温度表示19℃をどうやら判別し 勝北町役場のすぐそばにある広戸仙登山口の標識を左折して、道なりに走って行く この辺りまで来ると山並みが見えてくる 要所要所に登山口の案内がある 小型車の標識に従い声ヶ乢の登山口駐車場に 駐車場にはすでに3台駐車