塩釜ロッジ駐車場10:28−10:44一合目−10:55二合目−11:05三合目−11:14四合目−11:20展望−11:22五合目−11:30六合目−11:40七合目−11:43鎖−12:01八合目−12:10尾根分岐−12:22山頂12:39−12:45尾根分岐−12:49八合目−12:58七合目−13:03六合目−13:06五合目−13:10四合目−13:15三合目−13:20二合目−13:28一合目−13:36駐車場
今日は中蒜山(なかひるぜん1123m)を訪ねる 場合によってはフングリ乢まで降りイワカガミを探してみようウグイスの鳴き声を聞きながら登山支度をする 草原の先に中蒜山のピークを認める事が出来る ムラサキサギゴケがあちらこちらに紫色の花を咲かせていた 黄色の花はウマノアシガタだ ロッジの横でお店の方が立ち話をしていたのでお世話になりますと挨拶をする 昨日雨が降りましたので注意してと言葉をかけて頂く 冷泉の水飲み場が登山口 ウマノアシガタが固まって咲いているのを見て 登山道に入る
登山道に一二歩踏み込んだところでなんとトキワイカリソウに出会う ここで出会えるとはと喜んでカメラの収める 新緑の中のルートを行く 若い若葉が太陽の陽射しを受け いきいきとした力を感じる 小鳥がさえずりながらつがいで飛び回っている 足元にミツバツチグリが顔を見せる しかし樹林の中のルートで足元の花は少ない コバノガマズミが目の高さに花を咲かせていた 今度はオトコヨウゾメだ 若い木が育ち 目の高さに花をつけてくれている 目立たない花だがミズナラも花をつけていた
ほんの少しだが樹林が切れて山頂が見えるところがある 青空と山頂を見る事が出来た 足元にはムラサキサギゴケが花を咲かせていた ルートは90度右に折れ 林道のようなところを行く ナガバモミジイチゴ ナズナ ヒメオドリコソウを見つけルートを行くと分岐があり 分岐を登山道に入る 分岐には一合目の標識がある
なだらかなルートで足も軽い ミツバツチグリ ナガバモミジイチゴなどを見つけながらルートを行く 少し下りとなる そうだこの辺りはトキワイカリソウに多く出会ったところだと頭によぎる 思い出して間もなくトキワイカリソウが顔を見せる おおいたいたと 元気に花を咲かせているのを喜ぶ その先にも次々と出迎えてくれる チゴユリが顔を見せ ヤマルリソウも顔を見せてくれる ヤマルリソウの事は忘れていた 次々と顔を見せてくれる るり色の好きな花の一つだ 忘れてごめん
花を終えたショウジョウバカマ ゼンマイ ミヤマカタバミ ボタンネコノメソウ イチリンソウなどに出会い二合目に出る 二合目付近は渓流に沿ったルーとで結構花が見られる 二合目過ぎてからもサワハコベ ヤマルリソウに出会い 樹林の中のルートとなる
三合目の標識が出迎える ここから登りがきつくなる 気を締めてというのか ルートの中央に設置されている 木の根が縦横に延びている間を登って行く 花を見つける事なく四合目に出る 黙々と登って行く チゴユリが顔を見せる 小さい花ではあるがこうした環境で良く花を咲かせている 白い花が咲いている オオカメノキだ オオカメノキのところから蒜山市街地をわずかながら展望する事が出来る その辺りから常緑樹から落葉樹に変わったのだろう 新緑が見事だ そして五合目に出る
五合目で一息入れる事が出来る 傾斜がゆるくなり周辺の緑は更に鮮やかに感じる 風もいい 汗ばんだ身体に心地よい風 新緑の若葉を抜けてきた風 手を広げ大きく息を吸い込む 赤紫の花 ミツバツツジだ 大分葉が育っている 六合目の標識に出てまた常緑樹の樹林帯の中の登りとなる 花は無く 新緑も無い 黙々と一歩一歩登って行く ロープが設置されておりそこを過ぎると七合目に出る 右手樹間に下蒜山のピークが見えてくる
七合目の標識を過ぎてすぐにイワカガミが顔を見せてくれる 今年初めてのイワカガミだ ここで出会えなかったらフングリ乢まで降りて行かないといけないかなと思っていたところ 出会えたのでフングリ乢に降りるのは見合わせよう フングリ乢往復は結構きつい 見合わせる事が出来 気持ちに余裕が出来た またイワカガミが私を出迎えるように咲いていた 鎖が設置されているところを過ぎる 3名のグループが下山され挨拶を交わす そしてまた登る またまたイワカガミ あちらこちらに顔を見せてくれる 山の斜面を覗き込むとあちこちに認める事が出来る フングリ乢の尾根道のように群生している状態ではないが 充分に楽しませてくれる 太陽の光を受け 小さいながらも自己を主張し前を向いているところがいい 花言葉は忠実との事 おや ここにもトキワイカリソウ ルートの岩の隙間に花を咲かせていた
花を愛でながら登って行くと 八合目に出る 七合目から八合目の所要時間を過去のデータで見ると13,4分で登っているが今日は21分要している それだけ花を楽しむ時間があったのだ
八合目を過ぎると樹林から抜ける 急な斜面が待ち構えている 階段状にルートが刻まれているのでそれを追って行く 上のステップにあがるのに笹の葉を掴んだりするところもあるがそう長くない ここでもトキワイカリソウに出会う ご夫婦連れとすれ違う ご主人が見守りながら降りて行かれた そして尾根分岐に出る分岐右手に下蒜山のピークが木々の上から頭を出している 登ってきたルートは傾斜が急でルートは谷に落ち見えないが蒜山の街並みを俯瞰出来る 左手は山頂へのルート 傾斜が緩くなるとは言え 登りだ お疲れ様とでもねぎらうかの如くカタクリが出迎えてくれる カタクリはあちらこちらで顔を見せてくれる ワラビも顔を出す こんなところに出てくるのかと不思議な感じ ミツバツチグリも咲いている 山頂が見えてきた何人か人が見える ズームで撮る 10名近くいるのだろうか
カタクリを見ながらルートを行く 右手後方に下蒜山と縦走路が見えてくる 中蒜山から下蒜山を見る一番いいポイントと思う そして避難小屋が見え ヤマヤナギや避難小屋入口に咲いているブタナを見ていると 先ほど山頂に見えた団体が隊列を作って降りて来られる 女性だけのグループだ 皆颯爽としている すれ違いざまに伺うと上蒜山から登られ 下蒜山に縦走されるとの事だった 見送ってから山頂に向かうと お二人連れが降りて来られた 誰もいなくなってしまいますねと挨拶を交わす そして山頂に出る
やはり山頂にはどなたもおられなかった 山頂は上蒜山・下蒜山と比べ広い ベンチが4つ程設置されている 周辺は笹原 周辺の笹原のあちらこちらにカタクリが顔を見せる 結構多い 西側の笹原に多く咲いていたのでカメラをセットし一緒に撮ったがカタクリが咲いている事がなんとかわかる程度 山頂からの景観は上蒜山とその縦走路を追う事が出来る 反対の西南側は三平山やその先の毛無山 櫃ヶ山や泉山 那岐山と見える(筈) 景観を楽しみながら昼食をとり 昼食を終え下山する
下山は登ってきたルートを戻る 降雨の後だからと注意されたような滑り易いところも無く 足場を確かめながら下りのテンポを楽しむ 六合目辺りまでは足元が厳しい 六合目からはかなり面白い 記録で見ると登りの丁度半分のタイムだった
快晴の下 倉敷を出発する 車の温度計を見ると早くも20℃を示す 今日は気温が上昇しそうだ 429吉備路を行き県道271を経由して足守の手前で429に合流 足守 加茂川と走る 今日も旭川ダム入口は通行止め大師トンネルを経由して江与味橋を渡る 相変わらず水位は高い 太陽の陽射しは川面を照らし 木々の緑も美しく映える 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って走り落合へ 落合入口22℃ 落合から313に乗り 落合 久世 勝山と走る 勝山の市街地を抜け313を北上する 勝山21℃ 湯原20℃ 湯原からトンネルを3つ抜け482と合流 道の駅を過ぎ道路が左にカーブすると前方に下蒜山が見えてくる 蒜山市街地入口で313と別れ482を直進する 蒜山19℃を見て 塩釜冷泉入口の案内に従い 塩釜ロッジ駐車場に向かう 正面に中蒜山と下蒜山の山並みが見える こうして中蒜山側から見るとフングリ乢は中間位置に見える ロッジには草原の斜面に登山者用駐車場の記載がありそこに駐車させて戴く すでに5台駐車 和歌山やなにわナンバーの車があった