犬挟峠10:27−10:39尾根−10:54三合目−11:07五合目−11:18雲居平−11:26七合目−11:48九合目−12:03下蒜山山頂12:18−12:25九合目−12:36七合目−12:40雲居平−12:45五合目−12:53三合目−13:01尾根−13:08犬挟峠
今日は下蒜山(しもひるぜん1105m)を訪ねる登山支度をする 駐車場周辺は夏草が生え花は少ない トウバナが花を咲かせているのを見つける 湿原にはハンカイソウが花芽を膨らませていた 周辺の草の色と似ており判別し難かったが花芽だとわかると あちらこちらに認める事が出来た 離れた場所なのでズームで狙ったが狙い先の判別が困難で的が外れた写真になってしまった
リュックを背負い出発する 湿原を横切るようにして登山道が設置されている ルート両脇にアシの葉が繁っている wikiによると関東ではアシ関西ではヨシと呼ばれているとの事 イネ科ヨシ属とややこしい 育った時の言葉がつい出てしまう
アシの葉のルートは数十メートル 短い距離ではあるが夏の陽射しを思わせる暑さを感じ、帽子のひさしを反転し延髄をカバーする そして、樹林に入りホットする 樹林帯入口にガマズミがまだ花を残して迎えてくれた しばらくは緑のシャワー 緑が濃くなってきた葉に陽射しが降り注ぐ 緩斜面で足は軽い ウグイスをはじめ小鳥の鳴き声も聞こえてくる ニガナ ヤマツツジ トチバニンジンなどを見つけながらルートを行く 男性 そしてご夫婦連れと早くも下山された方とすれ違う 階段状につけられたステップを登り山頂1時間40分と書いた標識のところに出る
この日記のタイム記録には尾根と書いている そこを90度左に折れ 擬木の階段を登って行く 鎖やロープが設置されている 足元が緩い時はツルツルで大変だが今日はまだいい方 それでも下りは注意が必要だ 急な登りを過ぎると緩斜面があり一息入れられる そしてまた擬木の階段のあるルート ナガバモミジイチゴは実を付けていた ヤマボウシが花を咲かせている 下から見上げるようにして見ると花を見つけ難い 陽射しを受けている様子を見上げる お! ササユリだ 下蒜山のササユリは八合目付近に咲いていた記憶があり予想していなかっただけに喜んでカメラに収める そして三合目の標識に出る
三合目の標識を過ぎると 鎖が設置されている所に出る 鎖を使わなくて登れるが急な登り 足場を確保しながら登って行く ここを過ぎると一息入れる事が出来る ハナニガナ ガマズミ ヤマツツジがぽつぽつと顔を見せる 男性おひとりとすれ違う
そろそろ樹林帯を抜け笹原のルートに出るかなと思っているところにササユリが出迎えてくれる 目を少し先にやるとあそこにもササユリが見える 三輪並んで咲いている その先にも白い花が見える ヤマツツジも負けじと花を咲かせているがササユリには負ける 花に誘われるようにして花を愛でルートを行くと 五合目の標識に出る
五合目の標識まで来ると 樹林から抜け出し 笹原の中のルート 暑い陽射しを覚悟していたが幸い曇り空 ルート脇にはササユリの蕾が幾つも顔を見せる 花ほど目立たないので離れた場所からは判別が困難だが 近づいて見ると ここにもあそこにも 笹の中にもと次々と見つける事が出来る
五合目の標識の写真を撮った 標識の写真というより登頂時刻を記録する目的の写真だった しかし、その写真を見ると つぼみのササユリを幾つも見つける事が出来る こんなにも咲いていたのだ
ウツボグサ イブキトラノオ ハナニガナなども顔を見せる 笹原のルート 見晴らしが良くルートもなだらかで足も軽い 風が心地良い 手を広げ 吹いてくる風を楽しむ 雲居平の標識がある ここからの山容はいつ見ても良い イヌツゲ シモツケ シロバナニガナ ウツギも顔を見せてくれる
七合目の標識を過ぎ 少し登るとジグザグの登りとなる ジグザグの登りを終えたところに八合目の標識があったが豪雨で流され今は無い 八合目を過ぎると更に傾斜は厳しくなり鎖やロープが設置されているルートになる この辺りでササユリに出会った記憶があるのでキョロキョロしてみたが見つからなかった 記録を調べると2001/6/26http://www.kct.ne.jp/~yamamoto/20010626.htmに記載があった 五合目の標識の所で蕾だったのでこの辺りはまだ蕾も出来ていないのかも知れない
八合目から九合目の登りは急だがそれだけに振り返って登ってきたルートを見るのも楽しみだ どの辺りがいいだろうかと考えながら登り 写真を撮ってパノラマを楽しむ ウツギ シロバナニガナ ヤマツツジの出迎えを受け九合目に出る
ここまで登ると峠は越えた ルートは少し下って登り返す ルート脇にハナニガナがぎっしり咲いている ヤマボウシ ウツギ ヤマアジサイ ヤマツツジ シロバナニガナ ノアザミと結構花が多い 特にヤマツツジが多い 花を愛でながら登り山頂に出る
山頂にはどなたもいない 駐車場に5台の車があり3組の方とはすれ違ったので2台に相当する人がおられるかなと思っていたが縦走されたのだろう 山頂で休んでいる間にも男性の方が後から登って来られ 休む事なく中蒜山に向かって走るようにして降りて行かれた 食事をしながら周辺をうろつく ヤマボウシ サワフタギが花を咲かせていた 景観は中蒜山は見えたが上蒜山はガスの中 その先の大山や大山に連なる山並は見えなかった 記念写真を撮り 食事を終え下山する
下山は登ってきたルートを戻る 駐車場には私の車を含め4台 3台の車の主は縦走されておられるようだ
来週の天気予報を見ると良さそうな日が無い 演奏会の残務があるが山登りを優先しよう 梅雨の晴れ間という感じの倉敷を出発 429で吉備路を走り県道271を経由して足守の手前で再度429に乗る 足守 加茂川と走る 旭川ダムは水位を下げている 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って走り落合へ 落合入口温度27℃ 落合で313に乗り 久世 勝山 湯原と抜けて行く 勝山27℃ 湯原28℃であった 幾つかトンネルを抜け中和村で482と合流する 蒜山市街地入口で313と別れ 482を直進 温度25℃を確認 その先の下蒜山登山口の案内に従い右折し、登山口の駐車場に すでに5台駐車く