駐車位置9:43=9:51駐車場−9:55分岐=9:57中林の滝9:59=10:01分岐−10:10分岐−10:22火の滝10:26−10:32ロープ−10:40渓流渡る−10:46分岐−10:50十六夜の滝−渡る−渡る−11:32休憩小屋−11:41井水山−11:48Bコース分岐−12:03_1198mピーク−12:19山頂12:34−12:49_1198mピーク−12:57中林コース分岐−13:26分岐−13:31分岐−13:40ニの滝13:41−13:56中林の滝−14:01駐車場=14:06駐車位置
登山 今日は泉山(いずみがせん1209m)中林口ルートを訪る
登山支度をしていると何か音がする だんだん近づいてきた 大型トラックが土を積んで降りてきた これに出会わなくて良かった その後もう一台降りてきた 帰路出会わないと良いが
登山支度をして出発する 中林口登山は2010年以来となる 2011年に土砂崩れがあり登山禁止となっていた 今年8月に笠菅峠からの登山を行ったとき 中林口に下山出来ないという注意札が無くなっていたので登れるようになったかと期待していた ネットで調べると今年になっての登頂記録がある 林道の通行可能かは良く判断出来なかったが 林道入口に駐車しても良いと思い訪ねた ここまで来れれば随分楽だ
林道を行きすぐ右に曲がる トラックは左から降りてきた 少し登って泉山登山口の案内に従い左に曲がり そこからは舗装道路になっており急斜面を行く 落石注意と警告がある 警告板の先を見るとノブドウが実をつけていた 道路を登って行く 今度はノコンギク シマカンギク アキノノゲシが花を咲かせていた 土砂崩れがあった場所は駐車場のすぐ手前 工事は終わっていた 駐車場には車は無かった 道路には落石した様子は見られなかったのでここまで来れたようだ でもたいした距離ではなく 却って花や実に出会えて良かった 周囲の山肌もいい色をしており紅葉が期待される
大きな案内板がありトイレも設置されている その足で登山口に向かう ルート左にタラノキの実を見つけ登山道入口の橋を行く 右手に渓流を見て登ってゆく ヒカゲミツバが幾つも実をつけている 橋を渡ったところに天の川ルートの案内標識があるが まず、中林の滝に寄る 中林の滝は午後は山影になるので午前中に訪ねておくと良い
分岐から数分で中林の滝を望める 滝口の木々が黄色く紅葉している これから更に色が深まりそうだ 滝を見て分岐に戻る 分岐から泉山の案内に従い杉の木の樹林帯を登って行く 結構傾斜がある 途中天の川コースと書いてあったルートと一緒になる 樹林帯の中のルートを10分程登ると分岐に出る 直登コースの標識はあるが火の滝を示す案内が無くなっている ここを真っ直ぐに進んで行く ルートがわかりにくいかも知れぬ 石がごろごろしたルートとなり渓流に近づく ここではヒカゲミツバはまだ花を残していた またヤブタバコも見つけた
渓流にかかる 今日は水量が多い いつもは殆ど流れていないが今日は流れている ここは右に曲がるようにして行くのだが迷い道が出来ているようなので注意が必要 右に曲がって右手に登って行けばしっかりしたルートがある まだ新しい丸太の橋を行き 鎖が設置されているところを過ぎる 倒木が一列すだれのようにルートにかかっている その間をかがみ込んで抜けて行く 滝音が聞こえてきて 火の滝に出る中林の滝より紅葉が進んでおり 色付いた滝口から落ちる滝の景観はなかなか良い 滝口に太陽の陽が射し込み彩りを鮮やかにしてくれる 景観をカメラに収め滝を右に見ながら登って行く 色付いた木々の先に滝の流れを見る事が出来る ジグザグに登るにつれ景観も変化する その都度立ち止まってはカメラに収める
ルートは滝の上流に回りこむように登って行く ロープや鎖が設置されており足元に注意しながら登る 紅葉した木々が美しい 立ち止まっては景観を楽しむ 歩きながら見る余裕は無い ルート左手は岩の壁がありその上の木々も美しい あっちを見たりこっちを見たり 上を見たり下を見たり 足元もしっかり確認しながらルートを行く
左に90度折れるようにして曲がる 角度が変わると太陽光線のアングルが変わり また違った景観を楽しめる ツルシキミが赤い実をつけているのを見つけた 今度は鎖の設置してあるところを降りる 鎖が届かないところもあり 足を滑らさないよう留意しながら降りる そして渓流を渡り 対岸のルートを渓流に沿って登って行く 紅葉した木々を見ながら登って行くと分岐に出る
分岐を直進 のぞき岩に向けて登る マユミのピンクになった実を見つけた ウスバアザミが花を咲かせているのを見て十六夜の滝に出る 十六夜の滝は中林の滝や火の滝と違い小ぶり 何段か段差があり渓流が流れているという風情 十六夜という意味を調べるとためらうとか躊躇するとのこと ためらいながら渓流が流れているという事なのだろうか
渓流に沿って道は続く 2度ほど渓流を渡る ルート脇にマムシグサが赤く特徴のある実をつけていた 木々は色付き 落ち葉も彩りを与えてくれる その内渓流から離れブナ樹林の中の登りとなる しばらくは色付いた木々を楽しむ事が出来たが次第に落葉した木が増えてくる ルート中央に紅葉した大きなブナの樹が向かえてくれる これは見事だ そこを過ぎると 休憩小屋に出る 小屋の手前に紅葉したホツツジが向かえてくれた 太陽の陽射しを受けきれいだった
小屋から那岐山に連なる山並を一望出来る 空には白い雲が浮かび時々陽が翳るようになってきた のぞき岩の標識に従い 井水山山頂を目指す 常緑樹林と落葉樹林の境界を登って行く 落葉樹の方はすっかり葉を落としていた 傾斜は今までより緩く歩くのが楽になる ツルリンドウの赤い実を見つけ井水山山頂に出る
井水山山頂から泉山に連なる尾根を展望出来る また那岐山方面も一望出来る すぐに尾根を行き 泉山山頂を目指す リンドウ アキノキリンソウがぽつぽつと顔を見せ楽しませてくれる カラマツは黄色くなった葉を残している木もあったが ほとんどは落葉しルート上に蓄積 カラマツの落葉の上は絶妙なクッション 黄色い絨毯を楽しむ
中央峰に出る直前でサイレンが聞こえてきた お昼の時間だ 中央峰は標高1198mあり泉山ならびに井水山方面の尾根道の景観を楽しめる 景観をカメラに収め 泉山へ ここでもリンドウ アキノキリンソウが咲き ノアザミがまだ花を咲かせていた そして泉山山頂に出る
山頂にはどなたもおられなかった 中央峰からお二人が見えたように思うが写真に撮らなかったので確認出来ていない リュックをおろし 景観を楽しむ 今日は大山が見える 薄っすらではあるが山容を確認出来る 山頂標識の先に大山が見える位置にカメラをセットし記念写真をとる 三ヶ上 角ヶ仙 那岐山なども見渡す事が出来る 笠菅峠に向かう下山口にサラサドウダンが実をつけていた
食事を終え下山する 下山は登ってきたルートを戻り 中央峰を下った尾根道から左に折れ 大町・中林と書いた標識の方向に降りて行く 中林口が通行止めになっていた2011年にこの分岐を訪ねた時は随分と笹が茂っていたので藪化が心配だったが整備されており、その心配は不要であった 登りの時と違って太陽が翳っている時間が長くなり 時々陽が射し込み またすぐ翳る 陽が射しこむと周辺が明るくなり 木々の彩りが鮮やかになる
急な下りである 擬木の階段も設置されているが落ち葉で隠れていたりで足元の確認が結構大変だ 擬木の上は滑りやすく 乗らないよう注意しながら降りる 擬木の上をトントンと降りる事が出来ればいいのだが ちょっと足元が怪しい 安全第一で降りて行く 分岐が2ヶ所ある 二の滝に向けて降りて行く
途中三の滝と書いた標識がありすぐに二の滝の標識 二の滝の標識に従い降りて行く そして二の滝に出る 太陽の陽射しを受け 滝口が赤く輝いている 陽が翳らないうちにと慌ててカメラに収める 水量も結構あり見事だ 陽射しを受けた滝を見る事が出来何よりだった
渓流に沿って下って行く そして中林の滝に降りる 中林の滝は山影に入っていた 登る時に見たので近くに行かず下山する
帰路 工事用のトラックとすれ違った 幸い交わせる場所だった もう一台はと心配しながら降りたが 前車と交信があったのか、交わせる場所で待機して頂いたようだ 感謝の意を込めて挨拶をさせて戴いた
11月に入り紅葉が気になる やっと雨があがり全国的に好天に恵まれるとの予報 空は真っ青 空が青いと随分と気持ちが良い いつものように吉備路から県道271を経由し、足守の手前で429に再度乗り足守 加茂川 旭町と走って行く 旭川ダムは水位を下げていた ガスが出ていたのだろう陽は射しこんでいなかった 休み乢トンネルを抜ける こちらも良い天気 山並は見えたが空に溶け込むような形 まだ薄靄が残っていたのかも知れない トンネルを下り最初の信号を左折 県道159を経由して久米へ 久米で181に乗り院庄 院庄で179に乗り北上する 沿道の温度表示は11℃ 香々美川手前の信号を右折し県道392に乗り 川沿いを越畑に向けて走る 道路が狭くなってから間もなく大きな泉山登山案内板が左側にある 案内板のところを左折する 民家を過ぎると砂利道 道路工事が行われている 通行止めの標識が見られるが林道の通行を禁止している感じには見えない 工事をされている人に行けるか聞き 林道に入って行く 登山口駐車場の手前に工事の為か広い空地があるのを知っていたのでそこに駐車させて戴く