熊山  

熊山



標高 508m    難易度 ☆     登り80分(城山ルート)(熊山遺跡まで) 下り40分(権現道ルート)  岡山県
倉敷からの距離    42Km        登頂日 2015/01/24    ガイドブック  F写真 動画

駐車位置9:33−9:36城山登山口−9:42鉄塔#16−9:45鉄塔#15−9:57鉄塔#14−10:04三角点−10:14城山10:23−10:33鉄塔#39−10:47鉄塔#208−10:56遊歩道−11:02展望台11:07−11:10遊歩道−11:19鉄塔#208−11:24分岐−11:29しょうね岩−11:40分岐−11:45城山登山口−11:47駐車位置

登山
 今日は熊山(くまやま508m)を訪ねる

 登山支度をする 太陽の陽射しはあるもののウインドウブレーカはそのまま着用して出発する 公園広場でグランドゴルフを楽しんでいる様子を見ながら自動車道を行く ソヨゴの実ぐらい見つかるかなと思いながらルートを行くが見つけられないまま堰堤に向かう 堰堤には沢山の車 登山支度をしている間にも2台の車が通って行った その車も混ざっているのかも知れない こんなに多くの車がここに駐車しているのは初めてだ

 堰堤にかかる道路右手に小さく城山と書いた標識がある、そこから登山道に入ってゆく いきなりの登りである ヒサカキが花芽をつけている ヒサカキの木は結構多い ルートは大きく右に曲がり そこからは山を左手にみて裾野を巻くようなルートとなり軽いアップダウンが続く グランドゴルフの球を打つ音が聞こえてくるのも面白い 位置的には真下になるようだ

 鉄塔#16 #15と次々と鉄塔が現れる 鉄塔#15を過ぎ少し下り登り返す 前方に鉄塔#14が見える 結構距離があるように見えるが記録を見ると10分少々だ 鉄塔#14が設置されている尾根に進み そこから尾根を登って行く 振り返ると登ってきた鉄塔ルートや登山口の城山池が見える ぐんぐんと高度をあげてくるのも感じられ面白い ネズの実を見つけ 鉄塔#14に出る

 鉄塔から振り返ると吉井川を俯瞰出来る 小豆島が薄っすらと見えたが金甲山は確認出来なかった 見晴らしがきく時であれば見えると思う 鉄塔を潜るようにしてルートを行く やっとソヨゴの赤い実を見つけた ソヨゴの木は幾つもあったが今年は何故か実は少ない ネズの木も多い 幾つも実をつけていた そして三角点に出る 三角点ピークは1/25,000の地図によれば標高242mだが山名の記載はない ルート前方にピークが見えてくる そのピークが城山だ 話し声が聞こえてくる、城山からだろう 人らしい姿がちらっと見えた

 前方にピークを見て少し下って登り返す 城山の標高が294mなので約50mの登り 今日のルートで一番傾斜がきついところ テープナビもありルートも読める ジグザグにルートを追って行けばそう難しくない 急斜面を登り城山山頂広場に出る もう出発された後のようでどなたもいない 登ってきたルートを振り返りパチリ 樹間に先ほどの三角点ピークや市街地が見える 木々が葉をつけたら見えなくなるだろう

 確か城山と書いた標識があったはずと広場を探す ケルンが積んである場所がある その周辺を見ると木に城山と書いた標識があった 下山時に見える方角に設置されていた 標識には287.5mと記載がある 国土地理院の数字と違う 今日はここで記念写真を撮る リュックを置いた近くにコウヤボウキの綿毛を見つける 周辺を見回すと幾つかコウヤボウキの綿毛を見つける事が出来た

 記念撮影を終え出発する この機会にウインドウブレーカは脱いでリュックに入れる 陽射しが心地良い ソヨゴに虫こぶがついている こちらもだ 実がついていない事と関連があるのだろうか ここから山頂まで標高差は200m程あるが緩やかな登り 前方に鉄塔#39と山頂が見えてくる 左手には下山時に予定している権現道のおごしき岩やその途中にある中尾鉄塔ルートを見る事が出来る サルトリイバラ オオバヤシャブシを見つけ鉄塔#39に出る

 鉄塔#39を抜けると中尾鉄塔ルートと合流する 合流地点付近はヒサカキが多く見られる ルート標識に従いルートを行く 樹林の中のルート ここは下りに利用する事が多く とんとんとテンポ良く降りてしまうので距離感がいつもと違う 傾斜があるものの左程ではない 足を伸ばしぐいぐいと歩きを楽しむ 10分少々で右手が開け 前方に鉄塔が見え そして鉄塔#208に出る

 鉄塔#208は坂根ルートの合流地点 ルートの幅が広くなる ルートを行く 緩やかな登りのルートを行き、少し下る そしてまた登る その辺りから丸太の階段となる 階段を登って行くと10名程のグループが登っている どのルートを登って来られたか伺うと城山ルートとの事 三角点ピークで聞こえてきた声の主のようだ 堰堤に駐車されておられたのもそうだろう

 舗装が新たにされた遊歩道を横断してルートを登って行く ルートにはヤブツバキが多い 実や花芽などつけている 霊仙寺山門跡の案内を見て右に曲がり展望台に向かう ここにもヤマツバキの木が幾本もあり花を咲かせている 奈良時代に掘られたという井戸がありそこを覗くとヤブツバキの花が浮いていた そして山頂展望台に出る

 展望台周辺のベンチには幾組ものグループが休憩されたり 昼食をとられていた 展望台に行き周辺の景観を楽しむ 小豆島や吉井川の景観を楽しむ事が出来る 薄雲が広がり ぼんやりとした景観 景観をカメラにおさめ下山する お昼は帰宅してからと言って出てきた すぐに下山する

 下山は権現道を降りる 熊山遺跡を見て 登ってきたルートを鉄塔#208に降りる 鉄塔#208から坂根ルートを行き分岐で権現道へ左折する しょうね岩がこのルートのポイント 岩に飛び出した時の景観がいい 前もってわかっていても感動する 今日も飛び出した瞬間に感動を感じパチパチと写真を撮る 岩に松 その先に吉井川 左手には中尾鉄塔ルートや城山ルートを見る事が出来る 足元に留意しながら下りて行く 時々は止まって前方の景観を楽しむ あとは一本道 城山池の堰堤には更に車が増えており 下山されたのか空いたスペースも見られた

 帰宅して入浴 そしてビールを楽しみながらお昼をとる



アプローチ
 倉敷を出発、車載温度計が1℃を示している 青空が広がり正面からの陽がまぶしい 国道2号を走る 休日であり車の流れは順調 渋滞もなく岡山バイパスを抜ける 吉井川を渡り おさふねサービスエリアを過ぎ香登西の信号を左折する 新幹線の下を抜け、小川を右に見て直進する 次の交差点を右折 NTNの社宅に向かう三叉路を左折 社宅入口手前で左に折れ すぐの道を右に折れ登って行くとNTN社宅裏手の墓地に出る 墓地の駐車場に駐車させて戴く 駐車場には多くの車が駐車していた 近くのグランドで何人もの方がグランドゴルフを楽しんでおられた 車載温度を確認すると3℃だった