駐車場10:27−10:31登山口1−10:39水槽−10:44標識2−10:50林道−10:55標識3−11:22五合目−11:34六合目−11:46七合目−11:49分岐−11:58八合目−12:06九合目−12:21山頂12:39−12:48標識1−13:11標識2−13:29林道標識3−13:42分岐−13:55登山口1−13:58駐車場所
今日は櫃ヶ山(ひつがせん954m)を訪ねる登山支度をする 駐車場に野辺の花が咲いている オオイヌノフグリ ウシハコベ タネツケバナ ヤマネコノメソウ ヒメオドリコソウとそれぞれ挨拶を交わし出発する 気温があがってきており、ウインドウブレーカはリュックに入れる
自動車道を登って行く 野辺の花が顔を見せる 先ほど出会った花々がここでも顔を見せる ウメの木はまだ花を咲かせていた 自動車道を行くと櫃ヶ山登山道1と書いた標識のところに出、そこから登山道に入る
登山道を行く 石がごろごろして歩き難い 右手に渓流が見える フキノトウ ヤマネコノメソウを見つける ルートは右にカーブする カーブした左手に見慣れない蕾 ユキワリイチゲのようだ 周辺を探すと花を咲かせているものを見つける ユキワリイチゲは下山ルートで出会うので、今日も期待していたが”ここにも”と、新しい発見 嬉しい事だ
ルートはすぐに畦道に出る 前方を見上げると山頂を伺う事が出来る 野辺の小さな花が太陽の陽射しを受け微笑んでいる ウシハコベと似たオランダミミナグサも咲いている 左手に石垣を見て 右手に水槽を見て 樹林帯に入る
樹林帯に入ると花は少なくなる 陽射しを受けられるちょっとした場所にフキノトウが幾つも顔を出していた 櫃ヶ山登山道2の標識を見てルートを行くと林道が見えてくる 林道に向けて斜面を登って行く タネツケバナが咲いているのを見つける そして林道に出る
林道には車が1台駐車 ドアを開けて登山支度だろうかされていた 少し離れていたので声をかけずに、林道を横断してルートを進む ルート入口ではヤマネコノメソウが出迎えてくれた この辺りはアオキが群生している 実をつけた木々を幾つも見つける事が出来た アオキの匂いだろうか? 青臭い匂いを微かだが感じた
櫃ヶ山登山道3の標識のところに出る コガクウツギが群生している場所だがそれらしい様子は伺えない ルートを少し行くと日当たりの良い場所に出る 早速花が顔を出す ウシハコベ ミツマタ ヤマネコノメソウ キヅタの実など ミツマタはまだ花芽の段階なのだろうか 花弁は開いていなかった
櫃ヶ山にはジャノヒゲが結構多い だが、実はなかなか見つからない 根元に実があるので葉に隠されて見つけにくい 根元を見ると実のようなものを感じ、葉をよけて見るがなかなか見つからない 錯視なのか期待がさせるものなのか 今日も何回か空振りをして、ついに見つける 丁度、陽が当たりエメラルドブルーが冴える やっと見つけたと一安心 ルートを行く 倒木があり跨いだり潜ったりして抜けて行く あれ またジャノヒゲだ 今度は葉が少なく 苦も無く見つける事が出来た 近くに幾つも見つける事が出来た
ジグザグにルートを登って行く 樹間から山頂が見える 白いものが見える 山頂付近は雪がありそうだ 陽射しを受けながら樹林帯の中のルートを行き 5合目に出る
ワラビが繁っていた5合目だが、その面影は無い 花も見られない これからだ 少し前には雪が積もっていたのだろう ルートを行く 6合目に向けてのきつい登りが待っている 雪解け状態だと登るのは容易では無い 心配しながらルートを行く 雪の気配は全く見られず、足元もしっかりしている それでも足を滑らさないよう留意しながら登って行き6合目に出る
6合目に出ると山頂が正面に見えてくる 9合目からのルートと思われるところに雪が見える 国道から見えた笹原の部分には雪は無い 山影にあたる部分にはまだ残っているようだ 右手に大山の冠雪した山容を伺う事が出来る しかし、靄がかかっているのかぼんやりとしか見えない 撮った写真を見ても、判別が困難だ
花や実に出会うことなくルートを行く 岩の間のルートを抜け 7合目に出る 7合目付近にはまだ雪が残っている 笹の葉は雪に押しつぶされた状態からまだ回復出来ない状態 幸いルートには雪は無い 7合目を過ぎると天狗の森への分岐がある 天狗の森は雪が残っているだろう 今日は早めに帰宅する必要があるので、天狗の森へは行かず直登する
アセビ ヒサカキが花芽をつけているのを見つける 雪は無く8合目に出る 天狗の森の方を覗いてみる 陽射しがあり、雪解けが進んでいた お社付近はまだ残っているだろう 9合目に向かう ルート左手斜面に雪が残っているもののルートには見られない 足元の緩いところがあったが、足を滑らすこと無く登って行く 9合目の手前に出ると雪道となる
私の前をお二人連れが登っておられる お二人がつけた足跡を追って行く 9合目の標識付近は雪が融けているが また雪となる 足跡を追ってゆけるので私の方は楽だ 山頂手前の樹林帯を行き もう少しというところで この先は膝まで埋もれる、と、登って行かれるのをためらっておられた 足元を拝見すると、雪の中を行くには心配だ 右手笹原に沿って雪解けが進んでいる こちらを回って行こうと今度は私が先行する 雪を避けながら登って行く 最後は仕方がない 雪の上を歩いたが、踏み抜く事も無く山頂に出る 山頂は南側の部分は雪が融けていた
お二人連れは笠岡からと話しておられた 愛媛の車の方や登山口に駐車されていた方はどうされたのだろう 天狗の森の方に寄られたのだろうか? 山頂周辺に足跡は見当たらなかった
山頂から大山や蒜山三座を伺う事が出来る 冠雪した山並だ しかし先にも記したがぼんやりとして写真に撮っても判別が困難だった 山頂の西側に向かい 星ヶ山に繋がる縦走路を見る 尾根沿いに白い帯が続いている 記念写真を撮り 下山する お二人は雪の状態がわからないので登ってきたルートを戻るとのこと 私は周遊ルートを行く 雪があっても尾根沿いだけだろう
尾根を行く 雪の無いところもあったが殆どは雪が残っている 登りの部分は少ないので楽だ 積雪が多いところは踏み抜く心配があるので少ないところを選んでおりる 尾根分岐に出る 雪の上に標識が頭を出している 結構積雪がある 下山する方向を見ると雪はない 尾根から下り、振り返って見ると積雪は1m位はありそう
ルートは割りとしっかりしておりトントンとテンポ良く降りて行ける ルートには渓流を渡るところがある 雪解け水が水量を増しており、通常よりかなり多い 水から頭を出している石は少なく 水の中の石を選び 滑らないよう留意して渡る ルートより少し上流を選んだので渡った先にトゲがついた枯れ木があり痛い目にあう それでもなんとか渡る事が出来た
その先も数ヶ所渓流を渡るところがあったがなんとかクリアー出来た お二人がこちらを降りなくて良かった 林道を横断し 滝へは向かわずに登山口へ いつもの場所にユキワリイチゲが花を咲かせているのを楽しむ 舗装道路に出る 大きなヤブツバキの木があり花を沢山咲かせており、足元に幾つも落ちていた 駐車場には私が最初に戻ってきたようだ
晴れで雲は見当たらないものの見通しがきかない 吉備路から見える鬼城山の山並すらぼんやりしている 靄がかかっているようだ 車載温度を見ると10℃、あがってきた 180号を横断し県道271を行く、足守の手前で429に再度乗る 429を足守以北へ向かうのは今年初めてだ 沿道の木々に色がつき明るくなってきた 吉備中央町に入る ガスがかかり青空が消えた 加茂川の道の駅を過ぎ、久々に旭川ダムを見る 水位が非常に高い こんなに水を蓄えて大丈夫かと不安を感じるほど 旭町で県道30へ左折 旭川を左にそして右に見て走り落合へ 落合入口温度は12℃ この辺りで青空が見え出し、明るくなってきた 落合から313を行く 久世 勝山と走る 勝山も12℃ 313を北上 真賀温泉 足温泉を過ぎると正面に櫃ヶ山の山頂が見えてくる 雪は無さそうだ 櫃ヶ山登山口にはすでに3台駐車 駐車場にも1台駐車 愛媛ナンバーだった