駐車場10:38−10:46登山道入口−10:48分岐−11:11標識−11:34視界広がる−11:41白馬山頂11:42−12:21俣野ルート分岐−12:31九合目−12:41山頂12:56−13:01九合目−13:08八合目−13:14七合目−13:20六合目13:21−13:24五合目−13:26四合目−13:32三合目−13:34林道−13:44駐車場
今日は毛無山(けなしがせん1218m)を訪ねる カタクリはどうだろうか登山支度をして出発する 予想していたより車が少ない 花はどうか心配だ 園地のヤマザクラが出迎えてくれ 山の家を過ぎてすぐ オオカメノキが出迎えてくれる この渓流の周辺は花が多く楽しみな場所 ミヤマカタバミ ミヤマキケマン ヤマネコノメソウ サンインシロカネソウ コチャルメルソウ ヤマエンゴサク キクザキイチゲとわずか数メートルの場所に幾つも花を咲かせている 道路の反対側も見ると ヤマエンゴサクやキクザキイチゲが固まって花を咲かせている おや ハシリドコロも顔を見せる
毛無山登山口の標識を見て林道へ入る すぐに白馬山への案内標識がある 今日は白馬山から山頂を目指す 一般登山者と逆コースになる その方がマイペースで花を楽しめる
橋を渡り 渓流を左に見てルートを行く ミヤマカタバミがあちらこちらに白い花を咲かせている ここにもハシリドコロが顔を見せる ルートは渓流から離れ尾根を登って行く
登りが続く 緩急があるので傾斜がゆるくなると一息入れる事が出来る ツクバネソウが特徴のある葉を伸ばしている タムシバの花弁がルートに落ちているのを見るが花は見られない オオカメノキが白い花を咲かせている ブナの新緑が美しい 陽射しを受け希望に溢れている ツルシキミの花を見て 登山口30分 白馬山40分と書いた標識のところに出る この辺りが中間点だろう
登りはまだまだ続く オオカメノキが次々と顔を見せる タムシバが一輪花を残していた クロモジが特徴のある花を咲かせている 近づいて見ると可愛い クロモジが群生しているところがある ユキザサが花芽をつけていた ルート右手に笹原を見るようになると登りはあと一息 右にカーブして登りは一段落する ルート脇に咲くオオカメノキを楽しむ 視界が開け笹原やその先に田浪の集落を見る事が出来る
古木が倒れている ツルアジサイが巻きついていた古木だ 根元から崩れるようにして倒れている ツルアジサイも支える事が出来なかったのだろう しばらくはルートに転がっているのだろうが、いずれ土に帰る
ルートは左に折れ ブナ樹林を行く ユキザサやツクバネソウが顔を見せる オオカメノキの白い固まりとヤマザクラの淡いピンクを見る事が出来る 樹間に山頂を伺う事が出来る
白馬山山頂に出る ベンチに女性の方がお一人休んでおられた カタクリがどうか気になる 挨拶もせずに標識のところに行く カタクリが一杯顔を見せる おお! 咲いていると喜びの声が出る 標識の周辺に幾つも固まって咲いており 特徴のある姿を見せてくれた カメラに収め 改めて挨拶を交わす
毛無山から回って来られた由 白いカタクリを見ましたかと伺うと2つ見たとの事 どこでかは伺わなかったが出会えると嬉しい お先にとカタクリの咲くルートを行く
白馬山周辺はカタクリが多く咲くスポット 俣野分岐のカタクリ広場 俣野分岐から九合目付近のルート脇とここが3大群生場所だろう 縦走路にもあちらこちらに群生している
白いカタクリはこの辺りで出会った記憶がある 幾つもの花を愛でながら白い花を探す ルート沿いに赤紫のカタクリと並んで白いカタクリが咲いていた これなら誰でも見つけられそうだ
縦走路を行く あちらこちらにカタクリが固まって咲いている アップダウンのコルにあたる部分に咲いている頻度が高い そうでないところにも見る事が出来る タムシバも咲いていた 蕾もあり咲き始めの清楚な姿は実に美しい 赤い実がひとつ ツルアリドウシだ まだ実を残している 雪に埋もれていたのだろうにいい色をしている
カタクリに気をとられたためか、白馬山での大山の写真を撮り忘れた 大山は見えているなと思いながらカメラに収めなかった 俣野ルートが右手に見えてくる辺りでは手前の樹木に遮られずに大山を撮る事が出来る ここで撮る 春霞でぼんやりとした景観 まだ雪が見える
俣野分岐のカタクリ広場に出る 広場一面にカタクリが花を咲かせていた カタクリが咲いている場所には踏み込まないようロープで囲われている 白馬山の咲いている様子を見て こちらはまだ蕾だろうかと思っていたが どうして こちらの方が早く咲いたような感じ 私には良くわからなかったが、後で出会った女性の方がもうピークを過ぎていました 蕾も無かったし と伺う 沢山咲いているとどの花をポイントに撮ったら良いか迷う なんとなく、ぐちゃぐちゃという感じがした あっち向いて咲いている花 そりかえるのをやめた花 そうした花が少ないながらも混じっているからかも知れない 全体が方向性を持ち 勢いがあると美的感覚もそれについてくる
広場から離れた木陰に4輪咲いていた 数は少ないが勢いがある
俣野分岐を後に山頂へ向かう このルート脇にもカタクリは多い ルート脇で昼食休憩をしている人を良くみかけたが今日はおられなかった 尤も、12:30と昼の時間を過ぎていた為かも知れない ここでも次々と顔を見せる 勢いのある花が多い 広場と違って生育環境が厳しいためかも知れない オオカメノキは咲き出したところ この辺りはオオカメノキが多く 咲くと見事な景観を楽しめる タムシバが終わるとオオカメノキ 順番を待っている
ブナの樹林帯に入る ここにもカタクリは咲いている ルート脇の笹原の中にもぽつぽつと花を咲かせているのを伺う事が出来る 九合目を過ぎたところに白い花のカタクリが一輪 花を咲かせていた こちらもルートから良く見える場所 多くの方が楽しまれたものと思う これまで、何人もの方とすれ違う 二人連れが多い 三人 四人のグループ お一人の方など30名を越えた
下山される男性と挨拶を交わし 山頂に出る あれ? どなたもおられない 賑わっている事を予想していたが、誰もいないとは予想外だ 山頂標識のところで記念写真を撮ったり 周辺の景観を楽しみながら昼食をとる 俣野分岐辺りの縦走路を人が移動している様子を伺う事が出来る そうこうしていると女性が私と同じ方向から登って来られる 同じルートを来られた由 カタクリ広場のカタクリはピークを過ぎていると話しておられた
お先にと声をかけ下山する 下山は真っ直ぐ登山口に向かう こちらのルートは合目を示す標識が設置されている 九合目までにカタクリ キクザキイチゲ ショウジョウバカマに出会う カタクリは咲いてはいるが数は少ない 六合目付近にはハシリドコロ ボタンネコノメソウ エンレイソウ コチャルメルソウ 三合目付近になると ミヤマカタバミ キクザキイチゲ エンレイソウなどに出会う オオカメノキもあちらこちらで白い花を咲かせていた
登山道を抜け 林道を行く ミヤマカタバミの白い花が目立つ いつもとは何か違う なんだろう? そうか ルート脇に草が繁っていないのだ このシーズンに訪ねる事も多いのだが 草が繁っていないルートを改めて認識したのは面白い感覚だ
ガスが出ているのかぼんやりした天候 倉敷を出発、車載温度は早17℃ 吉備路を行き県道271を経由して再度429に合流 足守 加茂川と走る 旭川ダムは相変わらず水位が高い この辺りから太陽が顔を見せ明るくなる 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って落合へ 落合入口22℃ 落合で313に乗り北上する 久世で181と合流 勝山で313と別れ181を直進する 勝山21℃ 美甘22℃ 新庄20℃といずれも20℃を越えている 今日は暑くなりそうだ 新庄の道の駅を過ぎ 毛無山登山口の標識に従い 県道58へ右折 あとは標識に従い登山口駐車場へ 駐車場には誘導員はいず、駐車可能なスペースがまだあった