駐車場10:03−10:14林道−10:23登山口Aコース_4.5Km−10:51水場−11:09水場−11:15福ヶ乢_2.5Km−12:10井水山(南峰)山頂_1150m12:12−12:20Bコース分岐−12:40中央峰_1198m−13:08山頂13:23−13:41中央峰−13:58分岐−14:30花−14:32花−14:37花−14:37蕾−14:41花−14:42登山口Bコース_3.5Km−14:49林道−14:58駐車場
登山 今日は泉山(いずみがせん1209m)のAコースを登りBコースを降りる ベニドウダンに出会えるだろうか
登山支度をして出発する ノアザミが出迎えてくれる 陽射しを受け、いい色合いだ 泉山登山道案内図にはAコース2時間と記載されている これまでの実績を見ると2時間で登れたのは2008年頃まででその後次第に時間がかかっている 今日はどの位かかるだろうか?
神社脇の舗装道路を登って行く 花を見つけるとカメラにおさめる コナスビ オニタビラコ ムラサキサギゴケ ハナニガナ キツネノボタン コウゾリナを見つける ヤブヘビイチゴは赤い実をつけていた 結構目立つ 舗装道路が切れ 林道に出る 前方に山容が見えてくる タニウツギは花を終え実をつけていた マタタビの花芽を見つける ウツギ コガクウツギが咲いている 林道を左に折れ Aコース登山口へ向かう コガクウツギが咲いている 近づいて香をきく 黄色い花が咲いている ヘビイチゴのようだ ミツバツチグリかと思って撮ったが良く見ると微妙に違う ヘビイチゴ ヤブヘビイチゴ オヘビイチゴ キジムシロ ミツバツチグリの違いをこちらのページに紹介されていた
登山口からルートに入る 早速の急登 だがこの辺りはいつも花に出会える 今日はどうだろうと周辺を探しながら登る コナスビ コガクウツギが顔を見せた程度で少し期待外れ すぐになだらかなルートとなる 木漏れ日の中 小鳥の鳴き声を聞きながら足を伸ばす 花は少なく時折ハナニガナ コガクウツギが顔を見せる おや! ササユリだ ササユリが一輪花を咲かせている 早くもササユリが咲く時期になったのか 喜んでカメラに収める
渓流の流れる音が聞こえてきて水場に出る マムシグサ ウワバミソウを見つける 渓流に沿って登って行く ヤマアジサイが花芽を膨らませ 小さな装飾花の形を伺う事が出来る これからだ ヤブデマリ エゴノキはピークを終え ルートに花弁が一杯 タチシオデの実 ミズタビラコを見つけて 水場を過ぎる そして福ヶ乢に出る
樹林帯から福ヶ乢に飛び出すところに大きなヤブデマリの木があり ルートは花弁で覆われている ヤブデマリの装飾花は大きく目立つ まだ木に残っているものもあるがわずか 実が出来てきている ムラサキサギゴケが固まって咲いていた
福ヶ乢から笹原のルート 太陽の陽射しが結構暑く感じる ルート脇にはハナニガナ ニガナがびっしり咲いている ノアザミ ミツバツチグリ サワフタギ ミヤマガマズミ ヤマボウシ サンショウの実 ウツギ フタリシズカ ノイバラの花芽 ウリハダカエデ ナツハゼ アマドコロ ギシギシ アセビの実 ヤマツツジと花を見つけながら登って行く お目当てはベニドウダン もっと早く出会えるかと期待していたがなかなか出会えない
ベニドウダンと思われる木を見つけた それらしい花が一つ二つあった もう終わったのか? 花を付けなかったのか?と不思議に思いながら登って行くと 今度は沢山の花をつけたベニドウダンを見つける いい顔をしている 喜んでカメラに収める この尾根道には沢山のベニドウダンの木があるのだが 花をつけているのはこの先で1ヶ所見つけられた状態であった 今年は端境期であったのかも知れない
アカモノ ヤマツツジを見て井水山に出る 井水山は標高1150mであり泉山との標高差は59mとわずか ここから尾根歩きを楽しめる リュックをおろし麦茶休憩 ヤマツツジとベニドウダンが近くに咲いているのを見て 尾根を降りてゆく
少し下ると中林の滝への分岐がある 右に折れて山小屋を経由して ルートに合流出来るが、そのまま直進する 少し登る カマツカを見てBコースと合流する 下山時はここまで戻りBコースを降りる予定だ ルートを行く この辺りは笹原が美しい 振り返ると山小屋を見る事が出来る お! ベニドウダンだきれいな花を幾つもつけていた ヤマヤナギ コマユミも花を咲かせていた 足元にはアカモノが幾つも咲いていた ルートを登り右にカーブする ササユリが2輪蕾をつけていた この辺りはカキランが咲く場所 ササユリも準備をしていた
左にカーブして中央峰に向かう 少し平坦なルートとなり一息つける ウマノアシガタの黄色い花にならんで ここでもササユリが蕾をつけていた アカモノを見ながら中央峰への登りを耐え中央峰に出る 中央峰でCコース(大神宮原)と合流する
中央峰から泉山までの尾根は花が楽しみなルート どれだけ見つけられるか楽しみだ 花を見つけては写真に撮りながらルートを行く 山頂までの標高差は11mで同じような高さだが 記録を見ると 行き28分 戻り18分と随分違う 花を楽しんでいた時間がその違いにあるようだ
出会った花は ハナニガナ アカモノ ノアザミ ササユリの蕾 サラサドウダン ヤマツツジ カマツカ タニウツギ ミヤマガマズミ イワカガミ ミツバツチグリ ショウジョウバカマの実 ソヨゴの実 ヤマボウシ ナナカマドの花芽 ヤブデマリ オランダミミナグサ アマドコロ エンレイソウの実 ヒメハギ ウツギの花芽 シロバナニガナと多くの花や実に出会えた サラサドウダンとイワカガミに出会え幸いだった そして山頂に出る
山頂に女性の登山者がお一人 挨拶を交わす Cコースを登って来られた由 ササユリの事を問われ Aコースで1輪咲いていたと話す 実を言うと、この時点ではは尾根ルートのササユリの蕾には気付いていなかった 女性の方から中央峰からの尾根道で2輪蕾を見つけたと伺う 友達を誘うので下見に来た この時期に蕾をつけていなかったら花は期待出来ない 以前は沢山咲いていたが 随分少ないと話され 笠菅峠の方へ下山されていった
ササユリの蕾に気付かなかったのは迂闊だった 何故だろう? ベニドウダンを気にしておりササユリの蕾は念頭に無かったようだ 下山時しっかり確認しよう(すでに書いたように幾つか蕾を見つける事が出来た)
山頂にサラサドウダンの木がある 早速見にいったが花をつけていなかった 記念写真を撮り、昼食をとり下山する
下山はササユリの蕾を探しながらBコース分岐まで戻り Bコースへ降りてゆく Bコースは笹が繁っているところがあり、初めての方にはルートを追うのが難しいかも知れぬ 登りを選んでルートの感触を確認しておく事をすすめる
ルートを降りて行く 思いがけずササユリに5輪も出会う 1輪は蕾 今にも咲きそうな状態 Bコースはルートの表現が難しい ササユリの写真を撮った時刻を書いておく 元気の良いササユリに出会え大喜び
梅雨に入り降水確率の高い日が続く 久々に晴れの予報 予定も良し 倉敷を出発する 倉敷の空は薄曇り 降水確率0%だが、この時期すっきりした青空は望めない 429吉備路を走る 正面に見える鬼城山はぼんやりとした景観 県道271を経由して、足守の手前で再度429に合流 足守 加茂川 旭町と走る 旭川ダムは今日も水位を下げている 旭町を過ぎ、休み乢トンネルを抜ける 近くの山は見えるが泉山は、そこに山があると思って見ないとわからない状態 県道70を経由して久米へ 久米で181を右折し、院庄で179へ左折 179を北上する 前面に泉山の山容が見えてくる 雲井山トンネルを抜ける トンネル出口は19℃ 奥津湖を左に見て走り 奥津中学校の泉山登山口の標識に従い右折 直線気味に登って行き 三叉路は道なりに左へ進む 最後は標識に従い右に曲がり林道を行くと神社の前に出る 駐車場とトイレがある すでに1台駐車 車載温度は22℃