六の原駐車場10:43−10:58入口−11:04「牛曳山2.3Km」道標−11:34牛曳滝11:36−12:12牛曳山尾根分岐12:15−12:25分岐−12:34伊良谷山山頂12:37−13:13毛無山山頂13:29−13:39分岐センター2.4Km−13:44分岐−13:48出雲峠−14:14駐車場
今日は牛曳山(うしびきやま1144m)から伊良谷山(いらだにやま1149m)を経由して毛無山(けなしやま1144m)へ縦走するコースを訪ねる
登山支度をし、リュックに購入したトマトを入れておく 駐車場に大型バスが3台やってきた 若い女性達のグループのようだ 駐車していた場所から離れていてはっきりしなかったが 後ほど、バスに追い抜かれた時○○女子大学と表示があった登山支度を終え ルートへ向かう 牛曳山の登山口は走ってきた自動車道を数100m戻ったところにある 道路脇の花を探しながらルートを行く 道路脇の草は刈られていて、溝の中とか刈り残された部分にぽつぽつと花を見つけられる イヌトウバナ ゲンノショウコ キツネノボタン アカバナ ネジバナ ハナニガナと少ないながらも見つける事が出来る ネジバナの写真 今日もピントが甘い どうもこの花は苦手だ
六の原川にかかる五の原橋に出る ヤマボウシがいる筈と探す 葉と似た色でその気で探さないと見つけられない 特徴のある実を見つける ヤマボウシと並ぶようにして花芽をつけている木を見つけた キハダだろうか? 良くわからない
渓流の瀬音を聞きながらルートを行く 芝草にはミヤコグサの黄色い花が目立つ ムラサキツメクサ アキノタムラソウも顔を見せる 道路反対側も探す ヒヨドリバナが咲いていた バスが後方から走ってくる 先ほどの団体だ バスの方を向いて団体名を判読しようとしたが女子大学という部分をなんとか判読出来た
登山道入口には自動車侵入禁止でチェーンが設置されている チェーンを跨いでルートに入る 花の出迎えを受けるかと思ったがこのシーズンは夏休みらしい そのままルートを行く それでもイヌトウバナ アキノタムラソウ ゲンノショウコ カタバミがぽつぽつと顔を見せる マイヅルソウの群生地を覗く 花はもう見られない 花が終わった花茎のようなものを見つけた 実はすでに落ちてしまったのだろうか 花が終わった後、どのような顔を見せてくれるか楽しみだったが、残念だった
すぐ近くにヘクソカズラが花を咲かせているのを見つけてルートを行く 今度はアメリカニワトコの木を確かめる 花を見て判断したもの 見上げると赤い実をつけていた アメリカニワトコと判断して良いのか確信は得られなかった
タニウツギの実を見て 登山道入口に 牛曳山と書いた標識が立てられている 白樺の倒木の整備で入られた方が立ててくれたのだろう ルートは白樺林に入る まだ倒れている木もある ルート脇に倒木を切断したものが並べられている 切断しても木肌は美しい ジグザグの白樺林を登って行く 直立した木に混じってたわんでいる木も見られる 直立出来ない何か原因があるのだろうか?
白樺林を抜けルートを行く 緩やかな登り 木陰の中のルート これで風があれば言うことなし 時々そーっと吹いてくる風がいい チゴユリが青い実をつけているのを見つける そう言えばこの辺りはチゴユリが沢山咲いていた場所だ 渓流の音が聞こえてきて 渓流沿いのルートに出る
早速モミジハグマが出迎えてくれる まだ花芽だ 近くを見ると花を咲かせているのも見られた 続いてソバナ ヒカゲミツバが顔を見せる ソバナに出会うのは久しぶりだ ヒカゲミツバは渓流に沿って沢山咲いている お! ウバユリだ 遠くからも目立つ 日陰でよく見つけるのだが陽射しを受け、幾つも花をつけ堂々と輝いている ヤマジノホトトギスも顔を見せる 花 花芽 実と形を違えて楽しませてくれる
土砂崩れでルート脇が壊れているところがある 大きな崩れではなく抜ける事が出来幸いだ 前方に牛曳滝が見えてきて 滝のところに出る シシウドが花を咲かせていた そこから少し登った位置も土砂崩れのあった場所 崩れたところを避けながらルートを行き 滝の上流に出る
ここで一息入れて麦茶休憩 水分を補給する この辺りはモミジハグマ オオカニコウモリ モミジガサが顔を見せるところ いずれも花芽の状態で花を咲かせていなかった ミヤマタニソバ ミズタビラコ タチカモメヅル イヌトウバナ ソバナなどが咲いていた タチカモメヅルは調べてわかったもの
ここを過ぎるとブナ樹林帯のルートとなる シーズンに賑わいを見せたミヤマヨメナは花が終わった状態で花茎を残している それを見ると、咲いていた様子が浮かばれる 花は少ないもののときおり顔を見せてくれる モミジハグマ ヤマジノホトトギス ヒヨドリバナ ソヨゴの実 キンミズヒキ フシグロセンノウ キクバヤマボクチ シシウドなど 見ながら登って行く
山頂に近づくとルート脇の雰囲気がいい 好きな景観だ コバノフユイチゴの赤い実を見つけ 最後のカーブを右に曲がる 曲がりかどにはオオバギボウシの実 そしてノアザミ ツリガネニンジン ワレモコウ シラヤマギク カワラナデシコと幾つも花が顔を見せ 山頂である尾根分岐に出る
分岐を左に折れ 木陰で一息 水分補給を行う そして 伊良谷山へ向かう しばらくは樹林の中の下り アキノタムラソウ コバノフユイチゴの実 キンミズヒキ ヒヨドリバナなどを見ながら行く シラヤマギクを見て草原のルートに出る キキョウが出迎えてくれる おお!と喜びカメラに収める 眼を少し先にやると、そこにも紫色の花が見える あそこにもと花を追う 3輪固まって咲いており その先にも咲いていた ホツツジ アキノキリンソウ ママコナ ワレモコウ ツリガネニンジンなどが顔を見せる
そして今度は樹林帯に入る ここではフシグロセンノウが橙色の花を咲かせ目立つ ユキザサが沢山の実をつけていた まだ緑色 秋には赤くなる コルに出る コルは分岐になっており、ここから管理センターに降りる事が可能 分岐を過ぎると緩い登りとなり 樹林から抜ける
樹林から抜けると花が顔を見せる ノアザミ ツルニンジンやホクチアザミの花芽 カワラナデシコ ホツツジ ノギラン オオバギボウシ マルバハギ キキョウとここでもキキョウが顔を見せ 伊良谷山に出る
ここでも水分補給 麦茶を飲みながら周辺の花をカメラに収める ママコナ ツリガネニンジン ヒヨドリバナそして毛無山へ向かう 少し行くとシュロソウを見つける 出会う頻度の少ない花だ 喜んでカメラに収める 毛無山へのルートも似たようなルートで 草原や樹林の中を行く 樹林の中が距離的には長い 山頂付近に来ると樹林から抜けるというパターンだ
尾根から周辺の山並を楽しんだり これから向かう尾根や歩いてきた尾根なども伺う事が出来る 何回かアップダウンがあるが標高差は左程無い 歩きを楽しむ事が出来る 樹林のルートでコバノフユイチゴの赤い実 フシグロセンノウ オオナルコユリの実 ツルニンジンの花芽を見つけ 草原のルートでキキョウ マルバハギ ノアザミと再々キキョウに出会う また樹林 今度は少し長い ササユリの実 ユキザサの実 コアジサイの実 オオカニコウモリの花芽 キクバヤマボクチ ヌスビトハギと見つけ 樹林から抜けて行く 最後の登り シラヤマギク コマユミの実 アキノキリンソウ カワラナデシコ マルバハギ オミナエシ ワレモコウ オオバギボウシが次々に顔を見せてくれるのに挨拶を交わし山頂に出る
山頂には男性お一人 花がすごいですね ユートピアより良いかもと動画撮影されていた 花の名前を聞かれたのでツリガネニンジンと紹介する ツリガネニンジンとカワラナデシコが山頂標識の近くで固まって咲いていた 山頂広場は広い ツリガネニンジンが多い オオバギボウシやユウスゲなども伺える 花を追いカメラに収める シュロソウ オミナエシも見つけた 先ほどの男性は下山されたのか見えなくなった 広い山頂にただ一人 花と一緒に記念写真を撮る
山頂からの展望は360度 大山も伺える 猿政山や吾妻山 烏帽子山 比婆山 池の段 立烏帽子山 竜王山と一連の山を追う事が出来る
花を楽しみ 景観を楽しみ下山する 下山は出雲峠のお花畑を目指す トントントンとテンポ良く降りて行く 20分程で出雲峠のお花畑に出る マツムシソウは? と期待して見渡すが笹の葉のグリーンのみ まだ早かったかと中に入ると ぽつぽつとマツムシソウが咲いている おお 咲いていたかとカメラに収める ここがマツムシソウに覆われるようになるにはもう少し時間が必要なようだ ネジバナ コバギボウシを見つけ 出雲峠を後にする
今度は管理センターのウワミズザクラの実が楽しみだ ナナカマドの実を見て左の木を見ると 沢山実をつけ彩りもいい 何枚も写真に撮る その隣にはナツツバキが実をつけていた 渓流の流れを楽しみ車のところに
連日暑い日が続いている 薄日が射し込む倉敷 高梁川に沿って車を走らす 靄が濃く周辺の山並の景観はぼやけている 渋滞に合う事無く川辺橋 総社大橋を抜ける 豪渓泰橋の温度表示は26℃ 信号を左折して180号を北上する 高梁 井倉 新見と走って行く 井倉28℃ 新見29℃ 井倉を過ぎた辺りから青空が見え陽射しが強くなる 新見のJAあしん広場に寄りトマトを購入 新見インターを過ぎ 三叉路で180号と別れ 左の182号へ進む 新見トンネルを抜けると、東条までは田園地帯のおだやかなドライブを楽しめる 岡山県から広島県に入る この辺りが倉敷から100km地点 東条市街地で314に乗る ここからは山間のドライブ 道路は整備されており走りやすい 182と違ったドライブを楽しむ 小奴可に近づくと正面に猫山が見えてくる 備後落合で183と合流、備後落合の駅を左に見てJRの鉄橋を潜りすぐに右折し314を北上する トンネルを二つ抜け比婆山温泉のところを県民の森の案内に従い左折 次のT字路を右折して道なりに走ると県民の森 六の原駐車場に出る 駐車場は空いていた