犬挟峠10:31−10:42尾根−10:58三合目−11:10五合目−11:21雲居平−11:31七合目−11:50九合目−12:02下蒜山山頂12:18−12:25九合目−12:36七合目−12:40雲居平−12:44五合目−12:50三合目−12:57尾根−13:03犬挟峠
今日は下蒜山(しもひるぜん1105m)を訪ねる登山支度をして出発する 登山口入り口に 熊出没注意 10/12上蒜山登山口付近で熊の目撃情報があった との警告が掲載されていた 湿原のルートを行く 左手にはススキが穂をつけ風に揺れていた ルート脇にはミゾソバ イヌタデが顔を見せていた程度で湿原は枯草色 樹林帯に入る
樹林帯には木漏れ日が射し込み 木々の葉はまだ緑色をしており秋の感じはあまりしない セミの鳴き声や小鳥のさえずりも無く この季節ならの風情 ヤマノイモ ミヤマガマズミ ガンクビソウ シロヨメナ マムシグサなどの花や実を見つけながらルートを行き尾根に出る 尾根には頂上まで1時間40分との表示がある
尾根標識を90度左に折れ 尾根を登って行く 早速、擬木の階段 ルートには鎖が設置されている 傾斜はそうきついものではないが 足元がつるつるの時がある 鎖はそうした時の為と思われる 今日は足場がしっかりしている 滑る心配は無さそうだ
赤い実を見つける オトコヨウゾメのようだ 今度はフウリンウメモドキのようだ 思いがけずに赤い実を見つけられ嬉しい ヘクソカズラ ツルニンジン ヤブコウジなどの実や キクバヤマボクチ シロヨメナの花を見ながらルートを行くと三合目に出る
三合目から傾斜がきつくなり 鎖やロープが設置されている 尤も鎖やロープを使わずに登って行ける 足元が濡れている時には注意が必要だが 今日は大丈夫だ そうそう 三合目で雉に出会った 突然前方でバタバタと大きな音がして何だろうと思って前方を見たら雉だった とさかをつけ、きれいな姿をしていた
アキノキリンソウ シロヨメナ ヒカゲミツバを見つけながらルートを行く そして樹林帯を抜け 前方に草原のルートが広がる 下蒜山の美しい山容が顔を見せる 五合目の標識があり ここから草原の中の山歩きを楽しめる
前方に八合目から九合目のピークが見える 肉眼でも何名か登っている様子が伺える なかには下山されている方も見られる ルートにはアキノキリンソウ ツリガネニンジン リンドウ シラヤマギク ヤマラッキョウと季節の花が顔を見せてくれる ルート脇のススキが秋の雰囲気を醸し出してくれる 傾斜は歩きやすく 実に気持ちが良い
女性がお一人 下山されてきた お早いですねと挨拶を交わす いえ お腹が痛くなって途中で降りてきました との事 しっかりされた足取りだったこともあり それは大変でしたね でも この景色を見れて良かったですね お気をつけてとお話しし 登って行く そして雲居平に出る
雲居平の標識を入れて 山容の景観をカメラに収める いつもの事だが好きな景観だ
雲居平を後にルートを行く 右手には日本海が望まれる 風力発電の風車を見る事が出来る 雲居平から七合目までのルートに花が固まって咲くスポットがある ルート脇のイワニガナを見つけながらそのスポットに近づく 一見何も見られない ウメバチソウは終わったかと周辺を探すと ルート脇に隠れるようにしてウメバチソウが一輪咲いていた 見つけられて何よりと進むと 今度はマツムシソウ 枯れそうな枝に一輪花を残していた もう少し行くとやはりマツムシソウが2輪 2番咲というのか 遅れて花を咲かせたようで茎も新しい 数は少ないもののウメバチソウとマツムシソウに出会う事が出来た アキノキリンソウ リンドウ カワラナデシコも顔を見せてくれた
ルートから色づき始めた山肌が見える ススキの穂の先に展開する 雲が出てきて太陽光線が遮られ、山肌の色合いの鮮やかさが失われる 光が射しているときに撮っておけばよかった そして七合目に出る
七合目から八合目はジグザグの登り ルート脇は笹原 リンドウが時々顔を見せてくれる 目ざとく青い花を見つける タンナトリカブトだ そのすぐ脇にはマルバタケブキ 花が終わり種の綿毛をつけていた そして八合目に出る 八合目の標識は大雨で流され今は無い ここから九合目にかけてこの山一番の急な斜面 鎖やロープが設置されている でもこれらの助けを借りる事なく登ってゆける 岩場にリンドウが花を咲かせている 足場を確保してカメラに収める 振り返ると登ってきた尾根を俯瞰できる この景観もいい 足場に注意しながら 花や景観を楽しみながら登って行く 鎖のあとにはロープが連続的に設置されている そして九合目に出る
九合目に出ると山頂ピークを望む事が出来る 少し下って登り返す ルート右手はブナ樹林 葉は色づき枯れているものが目立つ なかには黄色く紅葉しているものもあった ハナニガナ アキノキリンソウ ウツギの実など見ながら登って行く ルート途中で振り返り登ってきたルートを見ると ブナ樹林の紅葉を俯瞰出来 随分と違った雰囲気を楽しめた そして山頂に出る
山頂には3組7名の方が休んでおられた 正面に中蒜山 登った直後は見えたが見る見るガスが出てきて 見えなくなってしまった ガスが出る前はもっと眺望が得られたとの事 だが大山までは見えなかったと伺った 中蒜山から縦走され また戻ると話しておられたグループも見られた ガスで見えなくなった状態で記念写真を撮り 昼食休憩をとる
食事を終え お先にと声をかけ失礼する 登ってきたルートを降りる 今日は足元がしっかりしているのでとんとんと降りて行ける 登ってこられる方が結構多い 何組もすれ違う 八合目から五合目にかけてのくだりは気持ちが良い スピードを楽しみながら降りて行く 登山口の駐車場は大分増えていた
真っ青な空の下 倉敷を出発する 吉備路から見える鬼城山もくっきり 吉備路429を行き県道271を経由し足守の手前で再度429に乗り北上する 足守 加茂川 旭町と走る 旭川ダムは今日も幾分水位を下げていた 旭町で県道30へ左折して旭川に沿って走り 落合へ 落合入り口温度16℃ 落合で313に乗り 落合・久世・勝山・湯原と走って行く 勝山18℃ 湯原19℃を示していた 櫃ケ山登山口には今日も2台駐車していた 湯原から先日登った雨乞山登山口への林道を見て 3つ程トンネルを抜け 中和村に出る 313をそのまま走る 道の駅を過ぎ 蒜山市街地入り口で313と別れ482へ直進する 蒜山の温度18℃を確認し 下蒜山登山口を示す案内標識に従い右折し 登山口駐車場に 駐車場はすでに一杯 除雪車の回転用地に駐車が可能だったのでそこに置かせて頂く休日でもありこの好天気では登山者が多いだろうと予想していたとおりだった 登山口正面に北部火葬場の構築物が出来 外構工事が進められていた