天神山



標高 778m    難易度 ☆    登り81分 下り44分 その他11分  岡山県
倉敷からの距離   64Km        登頂日 2015/12/19   ガイドブック  F写真 動画

駐車場9:34−9:53石段−9:59擬木の階段−10:22_700m−10:25石仏10:27−10:42八合目−10:47park−10:57三角点11:06−11:13park=11:19鈴振崖11:21=11:26合流−11:28八合目−11:34石仏−11:45擬木終−11:50石段終−12:03駐車場

登山
 今日は天神山(てんじんやま778m)を訪ねる

 登山支度をする 太陽の陽射しが暖かく感じる 田から水蒸気がのぼっている 長閑な田園風景だ 景観を一瞥して出発する 駐車場入口まで戻り 登山道である自然遊歩道を行く キリが花芽をつけている 実もまだ残っていた ルート右手を見ると ジャノヒゲだ エメラルドブルーの実が太陽光線を受け輝いていた 今度はヤブコウジの赤い実が顔を見せる ルートは落ち葉が積もっており 落ち葉のクッションが心地よい

 少し行くと 前方が開け鈴振り崖を見通せる 白いものは見られない 雪の便りがあった事から雪が積もっているかも知れないと手袋やスパッツなど準備してきたがこの様子では必要無さそうだ

 渓流を2ヶ所跨ぐようにして越えて 樹林帯のルートへ進む 右手に渓流の音を聞きながら登って行く 渓流には土石流で流された木々がまだ散乱している ルートにもその名残が見られるが通行には支障が無いよう整備されている マムシグサだ特徴のある目立った色 茎は折れ 地面に横たわっている いずれ土に同化してゆくのだろう

 石段のルートになる 足元に留意しながら登って行く この時期花は見られない 今度は擬木の階段 この階段は確か1000段以上あったかと思う 延々と続く 擬木の階段にかかたところにヤブツバキの花芽を見つける 少し登ると ルートにヤブツバキの花が落ちている まだ新しい 周辺を見上げると高いところに花を咲かせているのを見つけた ズームで狙ったが残念ながらピンボケだった このルートにはヤブツバキが多く その後もルートに落ちた花を幾つも見つけた ジャノヒゲも見つけた

 石仏のところに出る 汗が出てきたのでウインドウブレーカを脱ぐ 脱ぎながら周辺を見ると赤い実 近づいて確認する ツルシキミだった 七合目あたり もうひとふんばり と書いた標識を見て 相変わらず擬木の階段を登って行く

 ヤブツバキの花が幾つもルートに落ちているのを見ながら登って行く 振り返ると樹間に明星崖を確認出来る その先に青空も見る事が出来る ジグザグに擬木の階段を登って行くと 八合目の標識がある 合板に書いてある 近くに昔からの標識があるがすっかりさび付き なんとか八合目と書いてある事がわかる程度の状態になっている ここまで来ると 擬木の階段も残り少なくなってくる

 擬木の階段を終え 笹を両脇に見ながらルートを行くと 林道終点の広場に出る ここまで車で来れる 広場に設置されているベンチに薄っすらと雪が残っていた 林道を少し行くと 山頂を示す標識がある 標識に従ってルートを行く 木漏れ日の中の雰囲気のあるルート 笹原のルートを行き 山頂に出る

 山頂には一等三角点や山頂標識がある アセビの木があり花芽をつけているのを確認する だが周辺の木々に囲まれ景観は得られない ルート途中で、樹間から県北の様子を伺う事が出来た 雲に覆われ 山並みは見えない 鈴振り崖(展望の得られる場所)に出ても景観を期待出来そうもない 今日はここで記念写真を撮る

 写真を撮り すぐに下山する 敬意を払って 鈴振り崖には寄ってみる 林道に戻り 天満神社を経由して鈴振り崖に出る そこには男性の方が休んでおられ挨拶を交わす 駐車場にあった車の方とは石仏より手前ですれ違った もうどなたもおられないと思って寄ったらお一人おられたので予想外だった 陽射しは翳り 景観もきかない お先にと声をかけすぐに失礼する

 あとは登ってきたルートを戻る 擬木の階段をトントンと降りてゆくのだが 大分身体の柔らかさが少なくなってきたのか 軽やかさが違うように感じる 途中2組3名の方とすれ違う 駐車場には新たに3台の車があった 1台は姫路ナンバーだった



アプローチ
 県北に雪の便りが届くようになった 倉敷でも先日氷点下に下がり薄氷が出来ているのを見つけた 今日は青空の下倉敷を出発する 車載温度は3℃ 酒津公園の交差点を過ぎると左手に高梁川が広がる 川面に水鳥を見つける事が出来る 穏やかな景観だ 土曜日でもあり車の流れは順調 高梁川を左手に見ながら川辺橋を抜け 総社大橋を渡り今度は川を右手に見て車を走らせる 豪渓泰橋1℃の温度を確認し180へ左折し高梁川に沿って北上する 高梁市市街地入り口で313へ左折 成羽の市街地を抜ける 成羽美術館近くの温度計も1℃を示していた 川上町で県道33へ右折し成羽川を右手に見ながら北上する 成羽町布寄のあたりだろうか 県道33号で一部狭くなっている箇所があるが そこの拡幅工事がなされていた 二つ目のトンネルを抜け 少し走ると左手に天神山登山口の標識がある 標識を入り 駐車場に駐車 すでに1台駐車 登山口の温度は車載温度計で1℃