熊山



標高 508m    難易度 ☆     登り102分(城山ルート) 下り58分(権現道ルート)  岡山県
倉敷からの距離    42Km        登頂日 2016/01/04    ガイドブック  F写真 動画

駐車位置8:52−8:57城山登山口−9:03鉄塔#16−9:06鉄塔#15_9:07−9:21鉄塔#14−9:28三角点−9:38城山9:48−9:58電池10:00−10:01鉄塔#39−10:14鉄塔#208−10:24遊歩道−10:30展望台10:32−10:37熊山神社10:40−10:43駐車場−10:52山頂11:00−11:09駐車場−11:16遊歩道−11:24鉄塔#208−11:30分岐−11:36しょうね岩−11:46分岐−11:55城山登山口−11:58駐車位置

登山
 今日は熊山(くまやま508m)を訪ねる

 登山支度をする 気温が高めなのでウインドウブレーカはリュックに入れて出発する 相変わらず霧が出ている 100m程度の視界はきくがその先は見えない 公園広場を左手に見てルートを行く 眼は右方向 何か見つけられないか見ながら歩く サルトリイバラの赤い実を見つけた 赤い実は結構目立つ ルートは右にカーブして登って行く 堰堤に駐車している車が1台見られた

 堰堤に出る 溜池の水面は全く見えない 池があるのを知っているから堰堤と判断出来る 堰堤の端 道路反対側に城山への登山道を示す小さな標識がある 中電の鉄塔表示と一緒 標識のところからルートに入る いきなり急な登り コシダが生え 左手にはヒサカキの木が幾つも見られる 数分登るとルートは右に折れ その先に鉄塔#16がキリの中に現れる

 ここから暫くは山を左に巻いて行く 若干のアップダウンはあるがほぼ平坦 鉄塔#16 #15と続く 鉄塔#15のすぐ近くにミツバツツジが数輪花を咲かせていた またその近くにサルトリイバラの実もあった ルートにはヒサカキが多い 花芽を幾つもつけている ルートは少し下る ガスが出ていなければ鉄塔#14が見える筈だが 見えない キリの中にマツが実をつけているのが何故か印象的 カメラに収める

 ルートは尾根を登って行く ジグザグにルートを登って行く コシダが多い ヒサカキ ソヨゴ ネズなどが顔を見せてくれる 赤い実をつけたソヨゴは幾つも実をつけ楽しませてくれる ネズはなかなか名前を思い出せずになんだったかと考えながら登った 何がきっかけで思い出したか忘れたが山頂に出るまでに思い出せた でも 帰宅して間違っていないか確認した この記事には間違ったまま記載しているものがあると思うが容赦願いたい

 鉄塔#14に出る 尾根ルートで周辺の見晴らしが得られる筈だが見えるのはガスのみ ソヨゴやネズを見つけながらルートを行く 幾らか明るくなってきたなと思うと間もなく青空が見えてくる 前方に城山のピークが見え ピークの周りにはまだガスが見られる なかなかいい キリがあがり陽が射してきた

 おや! ミツバツツジだ 結構沢山花を咲かせている 少し離れた場所だったのでズームで撮る このところ気温が高く 今日も3月中旬頃との予報 気温が高くなったのを敏感に反応して花を咲かせたのだろうか この後もところどころでミツバツツジの花に出会う事が出来た

 ルートを行くと三角点がある 三角点を過ぎて少し下りその先に城山への急な登りが待っている キリはまだ残っている 風に流され城山のピークが見え隠れする なかなか風情がある 城山への登りにかかる ミツバツツジのお出迎えを受け 近くで挨拶出来たのを喜びルートを行く ルートはジグザグに作られているが判別しにくい 左へ巻くような感じでルートを選びながら登って行く そして城山の台地に出る

 台地は結構広い 右手前方には青空と山頂ピークが見えてくる 振り返ると登ってきたルートにガスがたなびいている 右手はガスとその先に尾根 左手の方を見ると 北西に位置するのだろうか 樹間越しに雲海が広がっているのが見える 急いで左手の方角に移動して雲海の景観を楽しむ 城山は標識によると標高287.5mとの事 この高さから雲海を楽しめるとはと新年のお年玉に喜ぶ

 雲海を楽しみ、一休みしてルートを行く ルート出口はテープナビを探すと良い 山頂が見えた方へ向かえば容易にテープナビを見つける事が出来る 見晴らしの得られる尾根ルートを行く ここからも雲海を楽しむ事が出来る 雲の上に鉄塔が立っているのが見えるのも面白い サルトリイバラ ソヨゴ オオバヤシャブシ ヒメヤシャブシ ネズなどを見つけ 鉄塔#39に出る

 鉄塔#39からルートに進んだところにはソヨゴの木が多く 沢山の赤い実を見る事が出来た 太陽の陽射しを受けいい色をしていた そこから暫くは樹林の中のルート 足元にソヨゴの実と思われる赤い実をところどころで見つけたが上を探しても見つける事は出来なかった ヤブツバキが咲いていたが木が若く花の数も少ないかった そして鉄塔#208に出る

 鉄塔#208から山頂展望台付近を見る事が出来る ルートは坂根ルートと合流し広くなる 傾斜も殆どない 足を伸ばしウオーキングを楽しむ 丸太の階段の所に6,7名のグループが地図を広げ話しあっていた 何か問われるかなと思ったが、その雰囲気は無かったので挨拶を交わし抜けて行った そこから丸太の階段が始まる 舗装された遊歩道を横断し再度丸太の階段を登って行く ヤブツバキが花を咲かせ出迎えてくれた そして展望台へ出る

 展望台からの景観はぼんやりした春霞のような景観 遠景は見えない 今日は山頂三角点に行ってみようと展望台を後にする 熊山遺跡 五輪塔 鐘楼跡 熊山天然杉 熊山神社 児島三郎高徳挙兵の跡を経由して駐車場に出る 自動車道を行き 中電の電波塔敷地に入って行く 入り口には鎖がある 自動車道右手の籔を抜けても行けるがそのまま自動車道を歩かせて頂く 電波塔広場には柿の木が沢山実をつけていた 県北の景観は得られなかった

 電波塔の裏手に進むと三角点がある 久々に訪ねたので記念写真を撮る 広場から片上湾など見えた記憶がありポイントを探すが周辺の樹木が伸び 見る事は難しそうだ お茶をのみ 昼食をとり下山する

 下山は駐車場まで登ってきたルートを戻り 駐車場から舗装された遊歩道を行く ここで面白い事があった 電波塔から降りて行くと 単車がやってくる 軽く頭を下げ挨拶する 自動車道を歩いているときに その単車に抜かれた 遊歩道を行く 遊歩道の入り口にはロープが張ってあり車の進入を禁止していたが エンジン音が聞こえ 先ほどの単車が抜いて行かれた 何をされているのだろうかと疑問に思っているところに また その単車がやってきて 今度は止まって挨拶を交わす 女性の方だ 電気使用量をチェックして回っているとの事 チェーン等は番号を知っており外しているなどと会話を交わした

 遊歩道から登ってきた丸太の階段をトントンと降り 鉄塔#208に戻り 坂根ルートを行く 分岐を権現道ルートにとりしょうね岩を経由する しょうね岩は景観の得られるスポット 吉井川は霞でぼんやり、景観は今一だった 登山口まで降りる 堰堤のガスは消え 池の面を見る事が出来た 車は2台増えていた



アプローチ
 新年初登山 青空の下と書きたいところだが滅多に見られない深い霧 車載温度計は5℃とこの季節にしては高い温度 霧の様子などカメラに収めながら車を走らす 国道2号を行く 霧の為か車の流れは比較的緩やか されど右側のレーンを飛ばして行く車もある まだ休みの企業が多いのか車の流れは順調 岡山バイパスを抜け吉井川を渡る ガスで川面は見えない おさふねサービスエリアを過ぎ香登西の信号を左折する 新幹線の下を抜け、小川を右に見て直進する 次の交差点を右折 NTNの社宅に向かう三叉路を左折 社宅入口手前で左に折れ すぐの道を右に折れ登って行くとNTN社宅裏手の墓地に出る 墓地の駐車場に駐車させて戴く 車載温度を確認すると6℃