金甲山



標高 403m    難易度 ☆     登り86分(怒塚山経由) 下り67分(みつがしわ新道経由)  岡山県
倉敷からの距離   25Km        登頂日 2016/02/11  ガイドブック   F写真 動画

駐車場所9:30−9:34鉄塔#39−9:44鉄塔#38−9:50鉄塔#37−9:57お花畑−10:01鉄塔#36−10:03標識−10:09怒塚山山頂10:23−10:37鉄塔#127−10:41分岐三角点−分岐−10:56金比羅宮跡−10:57分岐−11:02道路−11:10金甲山山頂11:12−11:21みつがしわ新道分岐−11:42誠徳院−11:54登山口−12:19駐車場所

登山
 今日は怒塚山(いかつかやま332m)経由金甲山(きんこうざん403m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 駐車している場所は山影になり陽射しが得られずひんやりとしている ウインドウブレーカは着たままとする 駐車場の斜面にはヒメオドリコソウが顔を見せている 霜がついており冷え込んでいる様子が伺える

 登山道を示す案内に従い駐車場の裏の斜面を登り、竹林を抜け 民家の裏庭を抜けルートへ進む 花は見られない 裏庭のボンタンの実を探す 今年は数が少ないように思う

 鉄塔#39に出る 送電鉄塔の塗装工事を行っているので頭上に注意ください との事 鉄塔を見上げてみたがわからなかった ちなみに工事期間は2/9−3/31とある これからのようだ

 ルートは鉄塔に沿っている 怒塚山山頂に出るまでにあと3つ鉄塔を抜ける シーズンであればウグイスカグラやヒトリシズカなど花に出会えるのだが何も見つけられず鉄塔を抜けて行く そうそう 鉄塔#39を過ぎて間もなく 大きな木の枝が折れルートに新しいゲートが出来たような形をしていた 鉄塔#37に出る手前でヤブコウジと思われる芽を沢山見られたが 赤い実を見つける事は出来なかった お花畑にも花は無く お花畑に続くヒヨドリジョウゴの群生場所にも実を見つけられない 枯れたカエデドコロを見つけるにとどまる 鉄塔#36を過ぎ怒塚山山頂までのルートにはヤブラン ジャノヒゲが多く顔を見せる しかし、実を見つけられない 不思議な事にジャヤノヒゲの葉を見ると 根元に薄紫の実があるように見え 葉を分けて確認するが 実は無い 期待がもたらす錯視によるものだろうか 不思議に思いながら山頂に出る

 山頂には太陽の陽射しが待ち受けてくれた 身体が暖かくなってきたのでウインドウブレーカを脱ぐ 怒塚山332mを示す標識が木に括り付けてあり、ここから大山が見えると写真で紹介していた 今日は晴れているが遠望はきかない 気温があがってきているのだろう、岡山市街地辺りでぼんやりしている 記念写真を撮っていると お二人連れが登て来られ挨拶を交わす 高松から来られた由 登山ガイドを持っておられ、あちらこちらに登られているとの話だった ここを登ったあと十禅寺山を考えていると伺う 聞いた事があるようだが、思い出せない 帰宅して調べると98/3に登っていた すっかり記憶から消えている 無事訪ねる事が出来ただろうか?

 お先にと声をかけ、金甲山を目指す 尾根は陽射しで、まぶしい程 花や実を見つけられないまま鉄塔#127に出る ここからは児島湾が見え、金甲山も見える また、振り返ると怒塚山を見る事も出来る

 鉄塔を後にルートを行く 中池からの登山ルートとの合流点に出る そこには三角点があるが、眺望が得られるわけではない そのままルートを行く ここでやっとヤブランの実を見つける 小鳥のさえずりを聞きながら楠の木立を抜け 金毘羅宮の鳥居に出る 鳥居を少し左に行った所が分岐になっており 分岐を金甲山へ向かう 帰路はここまで戻り 分岐を直進するようにして誠徳院(みつがしわ新道)方面へ進む

 階段を登って行くと自動車道に出る あとは自動車道を登って行く 自動車道から怒塚山を展望出来るスポットがあり、今日もその場所から写真を撮る 道路脇に顔を見せる花に期待していたがまだのようだ 駐車場を左に見て ルートを登って行く オオバヤシャブシの実やヒサカキが花芽をつけているのを見つけ その先の道路脇でオオイヌノフグリが一輪花を咲かせているのをやっと見つける事が出来た オドリコソウやウシハコベはまだだった

 瀬戸内公園 金甲山と書いた標識を見て レストハウスの屋上に向かう 途中マサキの実を見る レストハウスの屋上に金甲山の三角点があり 瀬戸内海の展望も楽しめる 今日はどなたもおられない 瀬戸内海は春霞モードでぼんやりした景観 風は無く暖か ゆっくりと食事を楽しむのに良さそう 昼には早いので景観を一瞥し、下山する

 先ほど記載した 金毘羅宮の分岐まで戻り みつがしわ新道へ降りて行く 花のシーズンは楽しみだが、このシーズンはまだ 春の芽吹きを待たないといけないようだ 電線が設置されており電線に沿って降りて行く 途中渓流を跨ぎ ルートを行くと誠徳院に出る 誠徳院の手前に渓流があり、新しく竹製の橋がかけられていた

 誠徳院の前には奥池がある 奥池を右に見てルートを行く ここからは緩やかな下り 足も軽い 池には水鳥が浮かんでいる ここでも花を見つける事なくルートを行く 今度は中池が見えてくる 池の畔の樹木が伐採され違った感じがする ルート左手に中池登山口がありここからも金甲山へ登って行ける

 中池を過ぎ 野辺の花を楽しみにルートを行く 農作業をされている方と挨拶を交わす 今日は風もなくいい天気 この辺りはいつも風が強いと話しておられた オオオナモミの実 ビワの花芽 オオイヌノフグリ ナズナ オドリコソウ セイヨウタンポポ シロバナタンポポを見つける ナズナ オドリコソウは数輪見つけただけ これからだ 県道に出て左に曲がり駐車場所へ向かう 途中でヘクソカズラの実を見つける 駐車場には4,5台車が増えていた



アプローチ
 真っ青な青空の下 倉敷を出発する 車載温度は2℃ いつものように倉敷川に沿って走り県道22を行く 藤戸寺 植松駅を走り サウスビレッジへ向かう 前方に怒塚山から金甲山に繋がる山容が見えてくる 国道30号を横断し、直進、次の交差点で右折して広域農道を行き、橋を渡ってすぐの信号を左折 ここまで来ると正面に怒塚山から金甲山につながる尾根をうかがう事が出来る 県道45を左折 左手に児島湖を見て走る マルナカ郡店を過ぎて郡の交差点脇の駐車スペースに置かせて戴く 駐車場にはすでに3台駐車していた 車載温度は2℃