熊山



標高 508m    難易度 ☆     登り112分(城山ルート) 下り61分(権現道ルート)  岡山県
倉敷からの距離    44Km        登頂日 2017/01/21   ガイドブック  F写真 動画

駐車位置(堰堤)8:43城山登山口−8:48鉄塔#16−8:52鉄塔#15−9:06鉄塔#14−9:13三角点−9:26城山9:35−9:48鉄塔#39−10:04鉄塔#208−10:17遊歩道−10:25展望台10:28−10:33熊山神社−10:37駐車場−10:47山頂−10:56駐車場−11:03遊歩道−11:13鉄塔#208−11:20分岐−11:27しょうね岩−11:39分岐−11:48城山登山口=駐車位置(堰堤)

登山
 今日は熊山(くまやま508m)を訪ねる

 雪が見られたのでスパッツを履く 先月練習したのでスムーズに着装する 陽射しはあるもののまだ気温は低い ウインドウブレーカは着たままとする 登山準備している間に車が一台、私よりも早く登山準備を終え、お先にと出発された 城山池の堰堤に沿って行かれたので権現道コースか中尾鉄塔コースだろう 私は城山経由 堰堤のところが登山口になる 良く見ると 城山登山口と書いた小さい標識が設置されている
 
 ルートを行く いきなりの急登である ルート脇にはコシダが多い ヒサカキも見られる筈だがここで見つけなくてもこの先にあるはずと探さずに足元を確認しながら登って行く ルートは右に折れ鉄塔が見えてくる ここからは緩やかなアップダウン 鉄塔を2つ抜けると少し下る 予想どおりヒサカキを見つける ルート脇のコシダに雪が乗っている
 
 今度は登り 岩肌を登って行く 岩肌には薄っすらと雪 足を滑らさないよう留意し、足場を選んで登って行く やがて鉄塔が見えてくる また、前方左手方向に城山のピークが見えて来る 振り返ると、登ってきた鉄塔ルートや城山池の堰堤が見える
 
 鉄塔に出ると、向いの尾根が見える 昨年登った時はガスで何も見えなかった事を思い出す ネズが実をつけている 雪をかぶっているネズも見られる 緩やかな尾根ルートを行くと三角点がある そのまま尾根を行く ルートには白い雪が粉をまぶしたよう 地肌も見える 撮った写真を見ると白い部分が次第に増えてきている
 
 ソヨゴの赤い実を見つけた このルートにはソヨゴが多く見られた事を思い出す 前方に城山のピークが迫ってくる また右手前方には熊山の山頂が見え樹木に雪が積もっている様子が伺える また、左手後方には吉井川を俯瞰できる ルートは少し下って城山への登りにかかる
 
 城山の登りは傾斜がきついので雪が積もっていると登れるか心配だったが、足場の心配は無く登って行けた 登りながら時々振り向いて写真を撮る 前方を撮った写真と振り向いて撮った写真では随分雰囲気が異なる 振り向いて撮った方が雪が多くあるように見え 木々の並びも美しく見える そして城山の山頂台地に出る
 
 山頂は薄っすらと雪化粧 地肌は雪に覆われている 石や枯草が頭を出している そうだ、ここで昨年は雲海を楽しんだ!と思い出す 雲海は見られないものの薄化粧をした熊山の尾根が山頂に続いているのを伺う事が出来る 薄っすらと積もった雪の中で記念写真を撮り城山を後にする
 
 緩やかな尾根歩きを楽しむ ソヨゴの実を見つけたり 尾根の景観を楽しむ 枝に積もった雪も美しい 太陽の光を受け輝いている 困った事に、雪玉が出来るようになった 雪と枯れ葉が靴に引っ付く スパッツのゴム紐が原因かも知れぬ 付いた雪玉を落とそうとしてルート脇の木を蹴飛ばした すると その木の枝に積もっていた雪が落ちてきた 迂闊に蹴飛ばせない 何回も経験した事だが忘れている 
 
 ヒサカキ ネジキの実を見つけて 鉄塔#39に出る 鉄塔から吉井川を俯瞰出来る 50m程行くと、中尾鉄塔コースと合流する 分岐を右にとり熊山へ向かう 暫くは樹林帯の中のルート 緩やかな登り 景観は得られない しばらく登り、右手に向かいの尾根が見えてくると前方に鉄塔か見え鉄塔#208に出る
 
 ここは権現道コースとの合流点 帰路はここから権現道コースへ向かう ルートの幅が広くなる しかし、ルート脇の枝が雪の重さで垂れ ルートを狭くしている 下手に枝に触れると雪の攻撃を受けそうだ 景観を楽しめるものの枝に触れぬよう注意しながらルートを行く 雪にうずもれているソヨゴを見つける 赤い実は結構目立つ 雪景色を楽しみながらルートを行く
 
 丸太の階段を登って行く 遊歩道を横断し、引き続き丸太の階段を登って行く ヤブツバキが沢山花芽をつけているのを見て熊山遺跡の裏手に出る 熊山遺跡は奈良時代前期に築成されたとの事 雪の中の遺跡は趣が感じられる 遺跡の前の広場を囲む木々の枝は雪化粧をしており これも美しい
 
 遺跡を後に 展望台へ 展望台周辺には足跡が見られるが 展望台脇のベンチには雪がそのまま残っていた 5cm程度であろうか 展望台から吉井川を俯瞰出来る ぼんやりとした景観だった 三角点を訪ねてみようと展望台を後にする
 
 天然大杉や熊山神社の前を行く 雪化粧をしたルート脇の木々が美しい そして山上駐車場に出る 駐車場は9割は雪に覆われている 車の轍の跡はない 駐車場を縦断、足跡を残し、自動車道へ進む 自動車道も雪に覆われている こちらにはどなたも尋ねないようだ 雪歩きを楽しみ 電波塔裏手にある三角点へ
 
 帰路は山上駐車場まで登ってきたルートを戻る 展望台には寄らず 遊歩道を行き 丸太の階段のところへ出て 鉄塔208に降りる そしてそこから権現道コースへ降りる 下山途中二人連れや10人程の団体などかなりの方とすれ違った 城山池堰堤には10台近くの車が駐車していた



アプローチ
 県北では雪の便りや降水確率の高い日が続くが、県南は幸い好天の予報 天気と都合が一致し、久々の山登り 太陽が顔を出すものの車載温度は0℃ ぐっと引き締まった感じがする 国道2号を岡山に向かう 休日であり車の流れはスムーズ 流れに乗って岡山バイパスを抜ける 前面に熊山が見えてくる 山頂付近は白い 雪が降ったようだ おさふねサービスエリアを過ぎ香登西の信号を左折する 新幹線の下を抜け、小川を右に見て直進する 次の交差点を右折 NTNの社宅に向かう三叉路を左折 社宅入口手前で左に折れ 道なりに登って行くとNTN社宅裏手の墓地に出る いつもは墓地の駐車場に車を置かせて頂くのだが、すでに駐車している車が多い グランドゴルフの集いのようで運動広場に人が見られる 今日は、城山池の堰堤に置かせて頂こうと更に車を進め 堰堤に出、堰堤脇の空地に駐車する ここにはまだ一台も無い 車載温度は2℃