駐車場所8:42−8:47鉄塔#39−9:00鉄塔#38−9:07鉄塔#37−9:16お花畑−9:22鉄塔#36−9:26標識−9:33怒塚山山頂9:41−9:59鉄塔#127−10:05分岐三角点−分岐−10:21金比羅宮跡−10:22分岐−10:27道路−10:40金甲山山頂10:41−10:50みつがしわ新道分岐−11:14誠徳院−11:28登山口−11:56駐車場所
今日は怒塚山(いかつかやま332m)経由金甲山(きんこうざん403m)を訪ねる登山支度をして出発する 陽は出ているもののひんやりとしている ウインドウブレーカは着たままとする 駐車場の斜面にはヒメオドリコソウが顔を見せている
登山道を示す案内に従い駐車場の斜面を登り、竹林を抜け 民家の裏庭を抜けルートへ進む 裏庭のボンタンが幾つも実をつけている タネツケバナが顔を見せてくれた シキミも蕾を幾つもつけ 花を咲かせているものも見られた
花に期待しながらルートを行く 鉄塔#39の石垣にセントウソウ わずかに白いものが見られる ニンジンのような葉に囲まれているので判断出来る 僅かではあるが、春の近づきを感じる事が出来る 樹林の中のルートを行く こんなところにヤブランの実 まだ幾つも残っている
細流がある 水はほとんど見られない 陽射しが得られツタ類など茂っている カエデドコロを見つける事が出来た ウグイスの鳴き声が聞こえてくる 大分上達している 動画モードで鳴き声をとる
また、樹林の中のルートとなる 落ち葉が積もり、カサカサと落ち葉を踏む音を楽しみながらルートを行く ウグイスカグラやヒトリシズカに出会えないか期待とまだ早そうだなと不安を抱きながら登って行く 鉄塔#38の脇や 鉄塔#37の下を潜って抜けて行くと 90度左に折れる右角にウグイスカグラの木がある 離れたところからでは確認出来なかったが近づいてみると枝先に花を咲かせているた 咲いていた! と喜びカメラに収める 花は小さく、枝先は少し距離がある ズームで狙ったが殆どピンボケ 1枚だけなんとか花とわかる 写真撮影はなかなか手ごわい
次はヒトリシズカと期待を持つ者の姿を見つけられないまま 私が呼ぶ お花畑へ ここは陽射しが得られ 岡山市街地や児島湾などの景観も楽しめる場所 花は?と周辺を探す セントウソウの蕾が少し開き白いものを覗かせたものを見つけられただけでヒトリシズカの姿は見つけられなかった
お花畑から鉄塔#36へ直登するルートの道筋が大分ついてきている しかし、いつも通りアングルの階段のあるルートを登り、ヒヨドリジョウゴが群生している斜面へ向かう 枯れた枝などの中にヒヨドリジョウゴの実の名残が残っていないか探したが見つからなかった そして鉄塔#36に出る
鉄塔に出るルート左手の藪の中に何か実をつけているのを見つける 特徴のある実をなので帰宅してネットで調べる どうやらトキリマメらしい 花はノササゲと似ている ここで出会った記憶があるが、写真撮影に失敗したようで、記録には見つからなかった コウヤボウキが綿毛を残していた 綿毛が飛んだあとの姿も結構りりしい 花軸とでも呼ぶのだろうか?
怒塚山山頂に向かう ルート表示に従って左から回り込むように進む ジャノヒゲやヤブランの葉が多い 両者の違いは葉の幅でわかる ジャノヒゲは細く実を葉の下に隠している ヤブランは太く実は飛び出している ジャノヒゲの実を探すには葉を持ち上げて探す ジャノヒゲを見ると実があるような錯視が生じる 葉を分けてもいない 実を見つけたい期待によるのではと思ってはいるが面白い現象だ 実をつけていないか何回も探したが 見つけられなかった そして山頂広場に出る
山頂にはどなたもおられない 登頂記念の版木は撤去され、澤本さんの様子も把握出来なくなった 陽は射しているものの何故か淋しい 山頂標識のところで一緒に記念写真を撮った事を思い出し 記念写真を撮る お元気に登られていると良いが 山頂からの景観は靄で視界が悪い 小豆島ですら薄ぼんやりしか見えない ウインドウブレーカはリュックに入れ 金甲山へ向かう
軽いアップダウンのルートを行く 陽射しが心地よく感じられる キヅタ ヤブコウジを見つけながらルートを行く この辺りでホタルカズラに出会ったと記憶を頼りに探すがまだ季節は早かったようだ そして鉄塔#127に出る そうそう記載するのを忘れていた ルートの途中で登山者とすれ違った 私が下りだったので道を譲り どうぞと声をかけた すれ違い時に 記録に挑戦している 334日目だ と言われておられた どのような記録に挑戦されておられるのか伺う事は出来なかったが その一言を思い出した
鉄塔の位置は怒塚山と金甲山のルートのコルに相当する位置 見晴らしが得られる しかし、今日は視界がきかない 鉄塔広場にも花は見られず ルートを進む少しルートを行くと中池登山ルートと合流する 合流点に三角点がある ここでアケビの花に出会った記憶があるがまだ咲いていなかった ルートを行く ウグイスカグラに出会えないかと枝先を注意しながら行くが、先ほどの場所のように木のあるポイントを掴めていないので、見つける事は出来なかった このルートにはヤブランが多く 今日も実を見つける事が出来た
クスノキの木立を抜け金毘羅宮の鳥居に出る 左に折れ分岐を金甲山へ向かう 帰路はここまで戻り 分岐をみつがしわ新道に向かう予定 この周辺はウラシマソウの群生地だがまだだった 分岐を登って行くと自動車道に出る道路脇にはホトケノザ オオイヌノフグリ イヌノフグリ ノボロギク ウシハコベが花を咲かせていた ここで出会ったノヂシャはまだだった アケビもまだ見られず キヅタを見つけるにとどまった 旧レストハウスに出る手前にキズイセン ホトケノザが顔を見せていた 桜はまだまだだった
旧レストハウスの階段を行き屋上にある三角点を目指す 途中 ミツマタが見事な花を沢山咲かせているのを見つける いつもここで咲いていたのだろうか? ミツマタがあるその上にマサキがあり実を残していた そして屋上にある金甲山の三角点に出る
展望台から小豆島 四国 瀬戸大橋等が眺望出来るが 生憎の景観 それでも穏やかな多島美を楽しむ事が出来る 景観を一望し、ルートを戻るみつがしわ新道分岐まで戻り 新道へ降りて行く 樹林の中、左手を谷にして巻くようにして降りて行く 樹林を抜けたところから左にカーブしまっすぐに下って行く この辺りから花が期待されるのだが、ここもまだ 花らしいものを見つけられないまま降りて行く 途中ルート脇にリュックがひっくり帰った状態で放置されている どうしたのだろう? 何かあったら大変だと周辺を探す するとヤブの中から ”中国電気です 電柱の検査をしています”との声がかかる ヤブに埋もれるようにして何かされているのが伺える ヤブを切り開いて点検ルートを確保されているようだ 事故等でなく良かった ”お疲れ様です”と声をかけ失礼する
そのあと オオオナモミの実を見つけただけ 細流を跨ぎテンポ良くルートを降りる 新しく設置された竹製の橋を渡り 誠徳院に出る 誠徳院前の広場にはウシハコベ タネツケバナが小さな花を覗かせていた 奥池を右に見ながらルートを行く 奥池の端に城山へのルート案内がある ミツバツツジやサイフリボクの咲いている様子は伺えないので そちらに寄るのは見合わせ ルートを直進する
花は無く ウツギ ツゲ ヘクソカヅラの実を見つけ 中池に出る 中池の端に金甲山中池登山口がある そこを過ぎると 野辺の花が顔を見せる オオイヌノフグリが多い タネツケバナ セイヨウタンポポ オランダミミナグサ ビワ ナズナ ホトケノザ シロバナタンポポ ハマダイコン カブ等花を咲かせているのを楽しむ
ルートを歩いていて、何かおかしい イノシシ避けのフェンスが道路脇に設置されている 昨年2月に訪ねた時には設置されていなかった筈だが?と思い 畑で作業されていた方に挨拶を交わし フェンスの事を尋ねる イノシシの被害が大きく、借地で、いつまでやれるかわからないので金は使いたくなかったのだが 何回蒔いてもイノシシにやられてしまう 作るからには出来ないといけないので 止むを得ず昨年設置した との話 このような場所までイノシシ被害に遭うとは 大変な時代になった駐車場に戻る 駐車場には乗用車2台 単車が1台増えていた 陽射しが得られるようになりヒメオドリコソウが輝いていた また 車脇のウシハコベは朝は花を閉じていたが 今は開いていた ノゲシが一輪花を咲かせていた
青空の下 倉敷を出発する 車載温度は6℃ いつものように倉敷川に沿って走り県道22を行く 河津桜が咲き誇っている 藤戸寺 植松駅を走り サウスビレッジへ向かう 前方に怒塚山から金甲山に繋がる山容が見えてくる 靄の為かぼんやりとした景観 国道30号を横断し、直進、次の交差点で右折して広域農道を行き、橋を渡ってすぐの信号を左折 ここまで来ると正面に怒塚山から金甲山につながる尾根をうかがう事が出来る 県道45を左折 左手に児島湖を見て走る マルナカ郡店を過ぎて郡の交差点脇の駐車スペースに置かせて戴く 車載温度は6℃