毛無山



標高 1218m    難易度 ☆☆     登り86分 下り92分(白馬山経由)  岡山県
倉敷からの距離   114Km        登頂日 2017/05/03 ガイドブック  F写真 動画

駐車場8:17−8:33登山道入口−8:37三合目−8:46四合目−五合目−8:58六合目−9:07七合目−9:20八合目−9:34九合目−9:43山頂_1218m9:49−9:57九合目−9:59カタクリ10:09−10:18俣野分岐10:19−10:56白馬山_1060m−11:27林道−11:32駐車場

登山
 今日は毛無山(けなしがせん1218m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 園地にムラサキサギゴケ セイヨウタンポポ タネツケバナ キランソウが咲いているのを見つける 花を見つけるとしゃがんで写真を撮る そうしている間に何名か先に行かれる 毛無山山の家があり入口に標高680mと書いた標柱が設置されている そこから数十メートルの区間 花が多く楽しみな場所 渓流がルート両側を流れており 右へ行ったり 左へ行ったりして花を楽しむ 出会った花は オオカメノキ アセビ サンインシロカネソウ コチャルメルソウ クロモジ カンスゲ キクザキイチゲ ヤマエンゴサク ハシリドコロ なお、キクザキイチゲは陽が射していなかった為か開いていなかった
 
 花を楽しんで 樹林帯のルートへ入って行く ミヤマカタバミがあちらこちらに見られる キクザキイチゲ同様まだ目覚めていない この樹林帯も季節が進むと花が期待されるが 今はミヤマカタバミの世界だ
 
 案内標識のところから登山道に入る ミヤマカタバミの他 フキノトウ エンレイソウ クロモジ ゼンマイ ボタンネコノメソウを見つける 三合目の標識を過ぎたところでキクザキイチゲを見つける この花もまだ開いていない 渓流を跨ぎルートを登って行く この辺りはモミジハグマが咲く場所 若葉が顔を見せていた
 
 ルートはブナ樹林帯の中を行く ウグイスなど小鳥の声が聞こえてくる 一歩一歩登って行く 四合目の標識を見て少し登ると毛無大岩がある その脇を登って行く
 
 六合目には細流があり、六合目に近づくと花が見られる ハシリドコロ ミヤマキケマン ボタンネコノメソウが咲いていた 少し離れたところにオオカメノキが咲いていた
 
 六合目の標識を過ぎ 少し登ると六合大杉がある 大杉を過ぎ 山を左に巻いて、そして、また登りになる 七合目を過ぎたところでミヤマカタバミ このような場所でも咲くのだ 花を開いているものもあった ルートを左にカーブすると傾斜は緩やかになり、斜面を見渡す事が出来る 少し離れたところにヤマザクラが咲いている ブナの木々には少し青葉が芽吹いている そして八合目に出る 山頂まで0.4kmとの表示
 
 少し急な斜面を抜けると、緩やかなルートとなり見事なブナ樹林のルートを楽しめる 樹間に山頂ピークを伺う事が出来る ツルシキミ ツクバネソウを見つけ 九合目に出る 九合目には休憩小屋があり、中から賑やかな声が聞こえてきた 小屋の周辺にも休んでおられる方が見られた
 
 小屋には寄らず登って行く ブナ樹林の中の登り 振り返ると小屋とブナ樹林が見られる ここからの景観も好きだ ユキザサ ショウジョウバカマが顔を見せる ブナ樹林を抜け草原のルートに出る 視界が開け田浪の村落を伺う事が出来るのだが、今日はガスが出て街並みは見えない ルートを登って行く ここでもショウジョウバカマが顔を見せ カタクリも顔を見せてくれた ここでカタクリに出会えるのであれば この先期待出来る そして山頂に出る
 
 山頂は賑わっているかと思ったがお二人しかおられず予想が外れた 風が強い ガスが出て眺望は得られない お二人は鳥取の俣野から登られた由 白馬山まで行かれるのもいいですよと紹介する お先にと降りて行かれた 私も景観を一望し、後を追う
 
 早速カタクリが顔を見せてくれる あちらにもこちらにも顔を見せてくれる しかし、反り返って得意げに咲いている花は少ない 開いているものの90度位の角度でヒトデのように4枚の花弁が広がっている あとで知った事だが、前日訪ねられたOさんのブログには反り返って咲いている写真が掲載されていた どうやら、それから判断すると日照不足が原因らしい
 
 カタクリ以外にタムシバ オオカメノキ キクザキイチゲ クロモジ ヒメヤシャブシなどが花を咲かせている 白花カタクリも見つける事が出来た 
 
 俣野分岐に出る カタクリが群生している Oさんの写真は昨日ここを撮ったものだ 沢山のカタクリが花弁を反り返らせ誇るように咲いていた だが 今日はどの花も開いていないものが多い ちょっと残念だが致し方ない 日照が影響する事を知る事が出来た事をよしとしよう
 
 分岐を白馬山へ向かう ルートではカタクリが随所に顔を見せてくれる 中には反り返って咲いている花も見られる タムシバもいい つぼみをつけたもの 咲きだした純白の花は実にすがすがしい ユキザサ オオカメノキ ツルシキミ ミヤマカタバミ ツクバネソウなどを見つけ 白馬山に出る
 
 白馬山周辺のルート脇にはカタクリが一杯 元気はいいが反り返っている花は見つからない ここでも白花カタクリを見つける 山頂でお会いしたお二人連れとも出会い挨拶を交わす

 白馬山から大山を伺う事が出来た 大山とはここでお別れ、岡山側へ下山する ヤマザクラ オオカメノキ タムシバ クロモジ等を楽しみながらテンポ良く降りて行く 登山口ではミヤマカタバミ キクザキイチゲが花を開いて出迎えてくれた 駐車場は一杯 キャンプ場の駐車場にもかなりの車が駐車していた



アプローチ
 今朝も早く起床し車を走らす 青空は見えないが薄日が射している 車載温度は14℃ 吉備路429を走り180を横断して県道271を経由 足守の手前で再度429に合流 足守 加茂川と抜けて行く 29日に那岐山を訪ねた時と同じコース 旭川ダムには前回同様ヤマブキが咲いており ダムの水位も高め 旭町から県道30へと左折し、旭川に沿って落合へ 落合入口の温度13℃を見て313に乗る 落合インターチェンジを左に見て直進 久世へ 旭川(久世大橋)を渡って181と合流し勝山へ 旭川(勝山大橋)を渡ったすぐの三叉路で313と別れ 181を直進する ここを抜けると車は少なくなる そして新庄川に沿って美甘 新庄と走って行く

 落合入口に181全面通行止め5/10−6/15の表示があった 走っていると通行止めの期間まで読めず 通行止めだったら、湯原へ回らないといけないのか それとも、蒜山から入らないといけないのかなと考えながら走る 勝山入口で通行止め期間が判明し、一安心しそのまま181を行く 工事現場は 県道32への分岐を過ぎてからの箇所で、片側交互通行で抜ける事が出来た
 
 勝山12℃ 美甘12℃ 新庄13℃を確認 道の駅を過ぎて 毛無山登山口の案内に従い県道58へ右折 葉桜になった桜並木のところで標識に従い左折 雄滝への道路が工事の為通行止め、迂回路を回り 毛無山登山口駐車場に 8時を少し過ぎた時間であったが駐車場はかなりの車 登山支度をしている方もおられる また 次々と駐車場に入って来られる車もあった この様子ならカタクリを期待出来そう