塩釜ロッジ駐車場7:35−7:48一合目562mH−7:59二合目575mH−8:11三合目645mH−8:22四合目740mH−8:33五合目792mH8:35−8:43六合目848mH−8:57七合目920mH−9:01鎖−9:18八合目1030mH−9:30尾根分岐1077mH−9:43山頂1123mH9:54−10:01尾根分岐−10:19八合目−10:25七合目−10:34六合目−10:40五合目−10:46四合目−10:54三合目−11:03二合目−11:13一合目−11:25駐車場
今日は中蒜山(なかひるぜん1123m)を訪ねる真っ青な空 草原の斜面に立つ 青空を背景に中蒜山のピークがくっきり 山頂にはガスがかかっているのが見える 20年近く使っていた登山靴がいよいよアウト 修理しながら使っていたが、先日新しい登山靴を購入(シリウスPF430)近隣で試運転をして、今日が登山初日 日本人の足をベースに日本人がデザインしてイタリヤで製造された靴だそうだが足に良くフィットする 今までのものより軽量で歩きも軽い
登山支度をしながら お隣の車をなんとなく伺うと なんと尾張小牧ナンバー 名古屋からですか?と思わず声が出た 前日出てここに一泊 上蒜山にも寄ってみようかと考えていると伺う ご夫婦で楽しまれている様子だった
私の方が先に準備が出来 お先にと出発したが 一合目を過ぎたところでお先に行かれ その後お会いしなかったので上蒜山に向かわれたものと思われるロッジ脇から登山道に入る 入口に冷泉が飲めるようになっているが、この時間には水は流れていなかった いつも流れているものと思っていたが 流したり止めたり制御する機構があるようだ 下山時には流れており 美味しい冷泉を一杯飲む事が出来た
冷泉の脇から登山道を行く 灌木の中 ルート脇は笹が生えている タムシバ ミヤマガマズミの実を見つける 花は見つけられなかった 樹林が切れるところがあり そこから山頂ピークを伺う事が出来る 相変わらずガスがかかっていた
ルートは林道に出る 標識が設置されており 案内に従い右に折れ林道を行く 120m程行くと一合目の標識があり登山道へ入って行く 林道には草が茂り シーズンには花を楽しめるのだが今は端境期のようで花は見られなかった
一合目の標識を見ると標高が記載されている ここを訪ねるのは2014年9月以来 この間に標高を表示するという作業が行われたようだ 合目の話が出たついでに各合目の標高mを記してみよう
一合目(562_11)二合目(575_12)三合目(645_11)四合目(740_11)五合目(792_8)六合目(848_14)七合目(920_21)八合目(1030_25)山頂(1123):数字は標高mと所要登山時間分
合目はどのようにして設定したかいろいろな意見があるよう このデータを見ると 五合目まで所要時間 五合目、六合目は目安としたいポイント優先 七合目 八合目は何だろう?
道草を食ったが ルートを行く 一合目から二合目は標高差が殆ど無く 緩やかに下って登り返す 渓流沿いのルートもあり花や実も期待出来る オカトラノオ サワフタギ* ヤマアジサイ ソヨゴ* ソバナ オトギリソウ クサアジサイに出会う(*は実) この間駐車場で挨拶を交わした両名はお先に行かれた
二合目の標識は笹に埋もれている そこに標識がある事を知らないと見逃す可能性が高い 渓流と言っても水は流れていなかったが そこを越えて行く 沢には入らないようロープが張られ進入禁止と表示がある これらを抜けて三合目にかかる
三合目からは樹林の中のルート 尾根分岐まで登りが続く 五合目から六合目の間だけが傾斜が緩くなり一息つける ルート上木の根がいたるところで顔を出し 足を引っかけないよう留意が必要 ルートはかなり幅広い 私はルートの左端の方を選び 出来るだけ腐葉土のルートを選んで登って行く 樹林の中である事もあって花や実は少ない 四合目を過ぎたところでヤマジノホトトギスに出会い 展望と呼んでいる辺りでオオカメノキの実とヤマツツジに出会えた 展望場所からは夏草が茂り蒜山市街地を伺う事は出来なかった
そして 五合目に出る 五合目は祠が設置されている リュックを降ろし麦茶で喉を潤す ここから六合目までは緩やかな登りで先にも記したように一息入れる事が出来る そして六合目からの登りに備える ヤマジノホトトギスが時々顔を出してくれる 七合目を過ぎたところに鎖が設置されている場所があるが、鎖を使わず登って行ける
記録を見ると七合目から八合目まで21分要している 六合目から七合目の14分に比し 随分とかかっている 大分疲れてきたのかな? 標高差はどうだったのだろうと計算すると 六合目七合目間は72m 七合目八合目間は110m 所要時間を標高差との相関で考えると 14/72*110=21.4 と計算される こうして見ればほぼ同じペースを維持して登ってきたようだと一人合点する
八合目付近はイワカガミが咲く場所 イワカガミの実と思われるものも見つけられた オカトラノオ ヤマツツジと花も顔をだすようになってきた 八合目を過ぎると樹林から抜け 最後の急な登りとなる 階段状にステップが刻んである所はいいが 粘土質の斜面にわずかばかりのへこみを頼りに登るのは足を滑らさないか緊張する 下りは更に注意が必要 そしてルート脇にノアザミ ヒヨドリバナ タニウツギ* オトギリソウ オカトラノオ等が顔を見せてくれる ルートを振り返ると急な斜面の先に蒜山高原を伺う事が出来る そして 尾根分岐に出る
尾根分岐の標識にも標高が記載され1077mとの事 山頂まであと46m 緩やかな登りとなり ぐんと歩きが楽になる 尾根の花や実にも期待される ハナニガナ タンナサワフタギ* ノリウツギ リョウブ アカモノ* ヤマハギ ソヨゴ* イブキトラノオ ヤマアジサイ等を見つける 中蒜山避難小屋の近くにマルバタケブキが葉を広げていたが花茎は出ていなかった マルバタケブキは上蒜山に向かう尾根ルートにも群生している 花が咲いていたらそちらも訪ねたいと思っていたが この様子では訪ね甲斐が無い
尾根分岐から山頂に向かうルートで景観の変化も楽しみの一つ ルートから見る山頂の景観がいい 分岐からは見通しが十分でないが 右にカーブしてルートの先に山頂が見えてくると なだらかな草原の斜面が広がり 避難小屋も伺える ガスが出ているとムードがある また 避難小屋にちかづくとルート右手の視界が広がり 下蒜山へのルートを俯瞰出来る 下蒜山山頂はガスに覆われていたが この景観もいい
花や景観を楽しみながらルートを行き 山頂に出る 山頂には3名の男性グループが休んでおられたが駐車場でお会いしたお二人は居られなかった 尾根ルートを伺うと2ケ所で人が移動している様子が伺えた きっとその中に居られるのだろう 上蒜山はガスに覆われ山頂付近は見えない 山頂標識のところで記念写真を撮る そんな事をしていると上蒜山山頂のガスが少なくなりかなり見えるようになってきた
一休みして下山する 下山は登ってきたルートを戻る 尾根分岐からの下りは足を滑らさないよう留意 無事支障なく降りる 足場の良い所ではトントンとリズム良く降りる事が出来たがスピードは随分落ちてきた 登山口に出る 冷泉で喉を潤し 顔など洗う この気持ち良い事!! 駐車場は車がぐんと増えていた
7/19梅雨明けの発表があり暑い日が続く 5時頃起床し出掛ける 日の出が少しづつ遅くなってきているようだがこの時間はもう明るい 朝靄の中、真っ赤な太陽が昇りだしている 倉敷の車載温度27℃ 早朝からこの温度 いつものように429吉備路を行く 倉敷のインターチェンジ辺りに来ると2℃ぐらい温度が下がり 倉敷と言えどヒートアイランド化が見られる 県道271を経由し、足守の手前で再度429に乗り足守 吉備中央町 加茂川と抜けて行く 加茂川道の駅では22℃ 大分違う 小森温泉 旭川ダムと429を走り 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って走り落合へ 落合入口25℃(ここの温度は車載温度計よりいつも1℃高目) 落合で313に乗り 久世 勝山 湯原と走って行く 勝山25℃ 湯原27℃ 湯原のトンネルを幾つか抜け中和村で482と合流する 道の駅はまだ開いていない 蒜山市街地入口で313と別れ482を直進する 蒜山の温度26℃ 市街地を走り 塩釜冷泉入口の案内に従い 塩釜ロッジ駐車場に向かう ロッジには草原の斜面に登山者用無料駐車場の記載がありそこに駐車させて戴く すでに2台駐車 登山準備をされていた 登山口温度25℃