駐車場所8:24−8:30登山口−8:45ニ合目−8:59三合目−9:21五合目−9:24展望−9:29六合目−三角点−9:58八合目10:00−10:31分岐(山頂)10:49−11:07八合目−三角点−11:25六合目−11:29五合目−11:40三合目−11:48二合目−12:00登山口−12:05駐車場所
今日は、上蒜山(かみひるぜん1200m)を訪ねる登山支度をして出発する イヌタデ ミゾソバがルート脇にびっしり咲いている 牧場のフェンスを跨ぐところにウシハコベが顔を出していたがまだ花はお眠り 帰路確認出来た ゲンノヨウコも同様 ルートに立看板が設置されている 上蒜山登山道整備工事 平成29年12月20日までと記載されている いつから開始しているか不明だが結構長時間かけている
登山道入口の案内看板を見て樹林の中のルートを行く ルートには土が入れられ整備されている様子が伺える 少し進むとテントを張り新しいルート整備をされていた 水が出やすいところを避ける為のルートを作っておられた そして急な登りのルートになる ここは丸太の階段のルートであったものが擬木の階段に変身し ルートが荒れている部分はルートを外して新しくルートが作られていた 土嚢を上手く配置し 土嚢の上を歩くとクッションが良く 歩幅も適当で登り易かった 土嚢の強度がいつまで持つのか心配だが 材料開発が進み長期間耐えられるようになっているといい補修方法だと思う ここを訪ねるのは昨年の6月以来で1年少々経過しているこの間にルート整備が行われたことになる
樹林帯を抜け二合目の標識に出る 草原の中のルート 丸太の階段を登って行く 要所要所に擬木の階段が設置 整備されている ルート脇にはリュウノウギク アキノキリンソウ ワレモコウ センブリ シラヤマギクが顔を見せる サルトリイバラの赤い実も見つけた そして三合目に出る
三合目の標識の周辺にヒサカキが黒い実をつけていた 階段状にステップを追いながら登って行き 傾斜が緩くなり右にカーブしてまた左を向くとその先に五合目に向かう草原が広がる この変化はなかなか楽しい リンドウ ヤマラッキョウが顔を出す 笹原の中から頭をちょこんと出している 周辺の笹などと戦いながら太陽光線を勝ち取ってきたのかと思うと美しさと力強さとを感じる リュウノウギクもあちらこちらに顔を見せる 特徴あるオオバギボウシの実も笹原から頭を出していた
左手を見ると皆ケ山の二つのピークの間から大山山頂が僅か頭を見せている 振り返ると三平山が伺える お!マツムシソウだ コナラが実(どんぐり)をつけている リンドウ センブリ ヤマラッキョウ アキノキリンソウ ホクチアザミ ワレモコウなどを見て五合目の標識を過ぎ リュウノウギク シラヤマギクが咲いている脇を抜けて 展望台と呼んでいるところに出る
展望台に出て振り返ると登ってきた草原の斜面とその先に蒜山高原 三平山を伺う事が出来る また 右手スキー場の方には皆ケ山の間に大山と烏ケ山のピークを伺う事が出来る
展望を一望し 灌木樹林帯を左に緩やかなルートを行く 花や実を見つける事なく六合目の標識に出てまた草原の中のルートとなる センブリ アキノキリンソウ リュウノウギク ママコナが顔を見せる リュウノウギクが目立つ また コマユミ ツルニンジン ミズナラ タニウツギの実も顔を見せる コナラとミズナラはどちらも似たような実をつけるが葉の違いで見分けるようだ
この辺りに七合目の相当する三角点があった筈だが、笹の葉で見えなかった わざわざ確認する程の事もないのでそのまま過ぎる 登山口の気温は18℃だったが陽射しを受け結構暑い 歩幅を狭くとり一歩一歩登って行く そしてもうひとつピークを登り八合目に出る
八合目はこの山で一番展望の良い場所 標識の周りでリンドウが幾つも出迎えてくれた リュックを降ろし麦茶で喉を潤す ここからは360度の展望を楽しめる まず大山 大山三鈷峰 矢筈ケ山に続く山並みを伺う事が出来る またルートの先には上蒜山のピーク 右に中蒜山 上蒜山と中蒜山の尾根の先に下蒜山のピークを伺う事が出来る一休みして出発する しばらくは平坦な草原ルート 眺望も良く 花も楽しめる リンドウ ヤマラッキョウ アキノキリンソウなど顔を見せる ヤマラッキョウが多いのは嬉しい ミズナラが実をつけている ウリハダカエデが赤く紅葉していた ルートはブナ樹林に入る コバノガマズミやユキザサの赤い実 ナナカマドも大分色づいてきた イヌツゲ マムシグサの実を見つけ山頂に出る
この樹林帯の中のコースも擬木の階段が新たに設置され 登り易くなっていた しかし 尾根分岐から山頂三角点に向かうルートは笹が茂っており ルート整備がされた様子は見られなかった 分岐には新しく擬木の標柱が設置されてはいたが中蒜山と上蒜山登山口を示すもので 上蒜山山頂を表示したものは無かった 三角点の方角を表示しないなら 以前表示していたように ここを上蒜山山頂と表示すれば良いのにと思う 休んでいる間に登山者が来られ山頂はどこかと訪ねられた どこを山頂と説明したら良いかわからなかったので この先に三角点があるが眺望は得られない この標柱に上蒜山山頂という標識があった時もあったから ここを山頂と思ってもいいのではと説明させて頂いた
尾根分岐から中蒜山のピークを伺う事が出来る 標識のところで記念写真を撮る 周辺のブナの樹は薄っすらと紅葉が始まっていた 青空を背景に天に向かって伸びる樹は美しい ツルアジサイをまとっている樹もあった
一休みして下山する 下山は登ってきたルートを戻る 降りるテンポは以前のようにテンポ良くトントンとは行かなくなり 一歩一歩という感じ それだけ身体の柔軟性がなくなってきているようだ でもトントンと降りれるところもあり その時は嬉しい 二合目からの樹林の下りは矢張り腐葉土の感触を楽しんだ
空が明るくなってくる頃倉敷を出発 車載温度17℃ いつものように吉備路429を行く 山裾には白くガスが残るものの山際はくっきりと見える まだ色は無い 空に色がついてくると山肌も色が見えてくる 県道271を経由して足守の手前で再度429に合流し北上する 黒谷池辺りに来るとガスが出てくる 県道72を横断し吉備中央町に入るとガスがぐんと増えてくる 加茂川の街並みを抜け加茂川道の駅に 車載温度15℃ 小休憩後車を走らせ小森温泉 旭川ダムと走る ダムの水位は定常状態 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って走り落合へ 落合入口温度19℃(ここはいつも車載温度より2℃程高い) 落合で313に乗り 落合 久世 勝山と走る 久世で旭川を渡る この辺りから青空を伺える事が多いのだが今日はまだガスに覆われ 周辺の山並みを伺う事が出来ない 勝山17℃を確認し 北上する 真賀温泉を過ぎ 櫃ケ山の脇を走るがここでも山並みはガスの中 湯原16℃と温度表示を確認 湯原温泉入口を過ぎトンネルを幾つか抜け中和村に出る この辺りから青空が顔を出し 道の駅を過ぎた辺りから蒜山三座の山並みを伺う事が出来る わずかの時間に霧が晴れ青空に変わる その変化はいつも楽しみだ 蒜山市街入口で313と別れ482を直進する 蒜山の温度17℃ 下蒜山登山口を見送り塩釜冷泉の案内に従い右折 今度は県道422を左折して蒜山道の駅方面へ走る 道の駅を過ぎ百合ケ原で右折し牧場の空地に車を停めさせて戴く 登山口18℃