駐車場所9:20−9:24鉄塔#39−9:36鉄塔#38−9:43鉄塔#37−9:51お花畑−9:59鉄塔#36−10:02標識−10:10怒塚山山頂10:18−10:35鉄塔#127_10:37−10:44分岐三角点−分岐−11:00金比羅宮跡−11:01分岐−11:07道路−11:18金甲山山頂11:20−11:29みつがしわ新道分岐−11:52誠徳院−12:06登山口−12:30駐車場所
今日は怒塚山(いかつかやま332m)経由金甲山(きんこうざん403m)を訪ねる登山支度をして出発する 陽は出ているのでウインドウブレーカを脱ぎオレンジのパーカのみで出発する いささか寒さを感じるが歩いていれば内燃機関で暖まってくるだろう
登山道を示す案内に従い駐車場の斜面を登り、竹林を抜け 民家の裏庭を抜けるルートを行く 花を見つけることも無く鉄塔#39に来る 鉄塔の石垣に赤い実をしたウラシマソウが茎が朽ちた形でころがっていた
ここから樹林の中のルートとなる 入口付近は竹林 ルートには落ち葉が幾層にも積もっている カサカサと落ち葉を踏みしめる音を楽しみながらルートを行く 落ち葉により足場の状況を判断しにくい 用心しながら登って行く 水と太陽の陽射しを受けられるポイントに出る つる植物など茂っているがヤマノイモの実を見つけるに留まった カエデドコロやスズメウリ ヘクソカズラは見つけられなかった
その後も樹林の中のルートでシーズンにはウグイスカグラやヒトリシズカなどを楽しめるのだがこのシーズでは無理 せめてヤブコウジでもと探しながらルートを行くが赤い実を見つけられないままお花畑と呼んでいるスポットに出る
ここから岡山市街地を伺う事が出来 太陽の陽射しが得られる事から種々の花が顔を見せてくれる場所 しかし、生憎のシーズン また、花が咲く場所に笹が生えてきており 笹に負けずに生育してくれるか心配だ
何も見つけられないままルートを登る この辺りはヒヨドリジョウゴが沢山顔を見せるところ 早速、赤い実を見つけカメラに収める これより先にも、もっと見られるのではと期待したが 見つけられなかった 特徴あるセンダングサの実(触れるとひっつき虫で着衣にひっつく)を見つけ カエデドコロやノグルミと思われる実を見つけた そして鉄塔#36に出る
この鉄塔の周辺も陽射しがあたり、種々の植物に出会える場所だが、今はコヤボウキの綿毛を見つけるにとどまる そして樹林の中のルートを行く このルートにはジャノヒゲ ヤブランが幾つも葉を伸ばしている 幅の狭い葉の方がジャノヒゲだ ジャノヒゲは葉の根本にエメラルドブルーの実を付けている ヤブランはそれより広い葉で実は茎について葉より飛び出しており見つけやすい 果たしてジャノヒゲの実に出会えるかなと進む ラッキーな事にルートに入ったすぐの位置で見つける事が出来た その後、幾つも葉をめくってみたが見つけられなかった ヤブランは黒っぽい実をつけているのを幾つか見つけた
怒塚山山頂に出る 山頂標識がある ここで記念写真を撮る 山頂から大山を伺えるのだが、今日はガスが深く岡山市街ですらぼんやりした景観 その反対側には金甲山のピークや奥池 中池などが伺える 中池を見る視野の左手に赤い実をつけた木を見つけた 小さな赤い実だが、この情報だけでは名前がわからない 覚えやすい場所だから別の季節に確認しよう
金甲山へ向かう尾根ルートを行く ルートは怒塚山山頂の標高332mから211mの標高まで下って 金甲山403mに登る 積算標高差約606mらしい 下りは結構傾斜があるが登りはダラダラと登って行く感じ 鉄塔#127の辺りがコルに相当するようだ 樹林の中のルートで花や実を見つけることなく鉄塔#127に出る 鉄塔の周辺は切り開かれており花や実に出会える可能性が高い 周辺を見まわすとヌルデ ヘクソカズラを見つけた ヘクソカズラと絡むようにまめ科と思われる実を見つけたが名前はわからなかった
鉄塔からまた樹林の中のルートを行く ここではキヅタ ネズミモチ ヒメモチの実を見つける事が出来た キヅタはいつも出会う場所だが他は初めての感じ そして中池ルートと合流して金甲山へ向かう
少し下ってそれからダラダラと登りが続く ヤブランの実を幾つか見つけた ルートは大木の樹林帯となり花や実から遠くなる クスノキが幾つか見られるようになると左にカーブして 金毘羅宮の石の鳥居のところに出る
鳥居には行かず 左へ道なりに進むとすぐに分岐がある 金甲山と誠徳院への分岐だ まずは金甲山に行き そして、ここまで戻り 誠徳院へのルート(みつがしわ新道)へ降りる計画である
分岐を右にとり金甲山へ向かう 自動車道に出るので、今度は自動車道を登って行く ノイバラ ヒメモチ マユミの実を見つける事が出来たが野辺の花はまだ顔を見せない 金甲山を示す標識を見て 山頂展望台へ向かう
石仏が祭られておりその近くにミツマタの花芽とサザンカが花を咲かせていた 石段を登とマサキが沢山実をつけていた もう一つ石段を登と展望台(旧レストハウス屋上)に出 そこに三角点が設置されている
屋上から瀬戸内海の景観を楽しむ事が出来る 今日はガスが深く 瀬戸大橋も判別出来ない ここでも実を見つけた しかし名前はわからない また宿題が増えた
瀬戸内海の景観をカメラに収めすぐに下山する 先にも記したように金毘羅宮近くの分岐まで戻り 誠徳院へのルートを行く しばらく樹林の中のルートを谷を左にして巻くように降りて行く そして樹林から抜け出し 中電の電線ルートに沿って降りて行く マムシグサの赤い実を見つけただけで誠徳院に出る
誠徳院の前には奥池がありそこからは幅広のルートが整備されている シーズンには野辺の花を楽しめるのだがまだ早い オオバヤシャブシがいつものように奥池に実を写しているのを見つけたのみで中池に出る 中池は随分水位を下げていた こんなに水位が低いのは初めてだ 何か計画があるのだろうか? サルトリイバラ ヘクソカズラの実を見つけ 中池登山道入口を過ぎる
畦道の中のルートとなる シシガコイが設置されている 確か昨年設置されたようだ ビワがいつもの場所で花を咲かせていたが野辺の花は見られない セイヨウタンポポ ナズナ ホトケノザが咲いているのをやっと見つける センダングサ エビヅルの実に出会い 駐車場に戻る
久々に山登りの時間を作る事が出来た 近場なので朝食を済ませ倉敷を出発 放射冷却の影響もあり車載温度2℃を示す 倉敷川に沿って走る 太陽がまぶしい 県道22を行き藤戸寺 植松駅 サウスビレッジと走って行く サウスビレジは市がたっており賑わっている 前方に怒塚山から金甲山に繋がる山容が見えてくる 靄の為かぼんやりとした景観 国道30号を横断し、直進、次の交差点で右折して広域農道を行き、橋を渡ってすぐの信号を左折 ここまで来ると正面に怒塚山から金甲山につながる尾根をうかがう事が出来る 県道45を左折 左手に児島湖を見て走る マルナカ郡店を過ぎて郡の交差点脇の駐車スペースに置かせて戴く すでに3台駐車 車載温度は3℃