金甲山



標高 403m    難易度 ☆     登り113分(怒塚山経由) 下り88分(みつがしわ新道経由)  岡山県
倉敷からの距離   25Km        登頂日 2018/06/26   ガイドブック   F写真 動画

駐車場所9:39−9:44鉄塔#39−9:55鉄塔#38−10:03鉄塔#37−10:13お花畑−10:19鉄塔#36−10:24標識−10:32怒塚山山頂10:37−10:54鉄塔#127−11:01分岐三角点−分岐−11:18金比羅宮跡−11:19分岐−11:25道路−11:36金甲山山頂11:38−11:49みつがしわ新道分岐−12:23誠徳院−12;38中池登山口−13:06駐車場所

登山
 今日は怒塚山(いかつかやま332m)経由金甲山(きんこうざん403m)を訪ねる

 金甲山を6月に訪ねるのは2008年以来 10年振りとなる 駐車場となっている山肌の斜面は除草されていたがそれでもオニノゲシ ツユクサが花を咲かせていた 登山口から登って行くと笹等が茂っている 除草していないとこんなにも伸びるようだ 随分と雰囲気が違う 竹藪はそんなに変化はない 民家の裏手に出る カタバミ オオイヌノフグリがぽつぽつと花を咲かせていたが春先の勢いは無い ルートは緑がぐっと濃くなっている ウマノアシガタが咲いていた広場にドクダミが咲いていたが草が茂っておりズームで撮る それ以外花に出会うことなく鉄塔#39に出る
 
 鉄塔#39から竹藪や樹林の中のルートとなり 雰囲気はあまり変わらない 渓流の流れがあるところに近づくとキツネノボタンが出迎えてくれた 何の花に出会えるだろうかと期待しながら渓流の脇を行くと 笹が茂ったルート これではとても花は期待出来そうもない ウグイスやトンビの鳴き声が聞こえてくる
 また樹林の中のルートとなる 小さい白い花を咲かせた草がしばしば顔を見せてくれる、が、何枚か撮った写真はみんなピンボケ 花弁の枚数も形も判別出来ず検索出来ない 葉をGoogleの画像検索にかけてみた 類似の画像を抽出してくれたが 一瞥して違う この日記に記載出来ないのは残念だが仕方が無い それ以外特筆する事無く鉄塔#38、#37を抜け お花畑と呼んでいる場所に出る
 
 ここも草が茂っており花は見られない アングルの階段を登ろうとしてルート脇にコナスビが一輪咲いていた 小さな花が最後の抵抗をしているような感じだ
 
 階段を登って行く ヒヨドリジョウゴが顔を見せる斜面だがそれらしいものは判別出来ない お! オカトラノオだ 花芽の状態のものを見つけ その先に咲き始めたオカトラノオに出会えた ツユクサも青い花を咲かせていた 斜面は結構草が茂っている バイパスルートを登る人が増えてくるとここは藪化してしまうかも知れない そして鉄塔#36に出る

 鉄塔#36の周辺も草が茂っている 枝先に白い花を咲かせている イボタノキだそしてまた樹林の中のルートを怒塚山山頂へ向かう ジャノヒゲの葉があちらこちらで顔を見せる いつものようにエメラルドブルーの実を探す 葉に隠れているように錯覚する 期待から実があるように見えるのだろうか? ところで花の時期はいつ頃だっただろうかと思いながらルートを行く 山頂広場に出る手前でジャノヒゲが花芽をつけているのを見つける そうか、この時期かとカメラに収める
 
 怒塚山山頂に出る 花芽をつけているジャノヒゲを幾つか見つける事が出来た ぼんやりした眺望でも金甲山は伺えるので金甲山を背景に記念写真を撮る 麦茶で喉を潤し、金甲山へ向かう
 
 樹林の中のルート 緑が濃くなっている程度でルート脇が茂っているところは無く 鉄塔#127に出る 鉄塔の周辺は日当たりが良く草が茂っている ヨウシュヤマゴボウが咲いているのを見つける事が出来たが 小さい花は見られない ルートにも草が生えており、草の上を歩く すぐに樹林のルートに入る ここでもイボタノキが花芽をつけていた
 
 ルートを行く 中池ルートと合流する辺りは笹が伸びていたがルートを脅かすような事はなく いつもの雰囲気の樹林の中を行く 花や実は見つけられないまま金毘羅宮の石の鳥居に出る 
 
 ルートを道なりに左へ向かうとすぐに分岐があり 分岐を金甲山へとる 帰路はここまで戻り 誠徳院へ向かうみつがしわ新道を予定している
 
 分岐を登って行く ウシハコベを見て自動車道に出る 道路脇の野辺の花を探すが 花は見られない 道路脇の草木が茂り、怒塚山の頭がやっと望める程度 マユミ ソヨゴが実をつけているのを見つけながら自動車道を登って行く ウラシマソウ* オニタビラコ ヨウシュヤマゴボウ ヨメナ オシロイバナを見て 山頂展望台へ向かう 展望台敷地にはアジサイが見事な花を咲かせ マサキも花を咲かせていた 展望台からの景観は残念ながらぼんやりしたもの ざっと一瞥して下山する 下山は金毘羅宮の分岐まで戻り みつがしわ新道へ降りて行く
 
 樹林の中のルート 谷を左にして巻いて行く やがて前方が明るくなり樹林から抜け出す 草がぐんと増えている それでもウシハコベ ヤブヘビイチゴの花と実 キツネノボタン イヌガラシ ツユクサが顔を見せる キツネノボタン イヌガラシはあちらこちらで顔を見せた テイカカズラの花弁がルートに散っていた 周辺を見まわすと 花を咲かせているのを見つける事が出来た またヒメコウゾの実やヤブジラミの実も見つける事が出来た ヤブジラミの実は初めて ひっつき虫として衣服についている事はあるが 枝についている姿は幾何学的で美しい
 
 ルートを降りて行くと次第に草が増えてくる ウマノミツバが顔を出す 写真泣かせの花だ 今回もことごとくピンボケ 面白い事にウマノミツバが顔を出しているルートにはキツネノボタンが見られなかった 渓流を跨ぎルートを行くと誠徳院に出る
 
 誠徳院に繋がる遊歩道も草が増えている ここでもキツネノボタンが顔を出すのを見ながら遊歩道を行く 右手に見える奥池は緑が多く 雰囲気を異にしている 城山に向かう堰堤も草がびっしり 今日はそちらに寄らず 遊歩道を降りて行く 遊歩道も草が進出している 掻き分けるところまでは行かないが人一人が通れる程度である マユミ* ウツギ* オヘビイチゴを見て中池に出る 
 
 中池からは野辺の花を楽しみながらルートを行く ハハコグサ ジャガイモ ムラサキカタバミ オランダガラシ トキワハギ カタバミ オヘビイチゴ ホトケノザ ハキダメギク キバナスズシロ? ヤナギハナガサ イヌコモチナデシコに出会う事が出来た ヤナギハナイカダは美しい花だ イヌコモチナデシコは今回もピンボケだった 駐車場には2台の車は見られず 新しく1台駐車していた 
 
 車載温度は29℃だった



アプローチ
 天気予報が晴れに変わる これ幸いと少ない機会を利用し金甲山を目指す 車載温度は26℃ 青空は見えないものの薄日が射す 倉敷川に沿って県道22を行く 藤戸寺を右に見て次の三叉路を左へ進む 植松駅を抜け 県道21に出る 玉野方面へ右折し県道22を行く サウスビレッジを左に見て田園地帯を走る すぐ近くの常山がぼんやり見える程度で金甲山は全く見えない 国道30号を横断し、直進、次の交差点で右折して広域農道を行く 橋を渡ってすぐの信号を左折、ここまくると、正面に怒塚山から金甲山につながる尾根をうかがえる 県道45を左折、左手に児島湖を見て走る マルナカ郡店を過ぎて郡の交差点脇の駐車スペースに置かせて戴く すでに2台駐車していた 車載温度27℃