駐車場6:39−6:43登山口1−6:52水槽−6:57標識2−7:04林道−7:09標識3−7:40五合目−7:55六合目−8:07七合目−8:10分岐−8:20八合目−8:28九合目−8:38山頂8:47−8:59標識1−9:22標識2−9:42林道標識3−9:57分岐−10:13登山口1−10:17駐車場所
今日は櫃ヶ山(ひつがせん954m)を訪ねる登山支度をする 日の出の時刻より10分程早い時間 色の識別は難しく 小さな花は見つける事が出来ない 下山後調べる事として出発する 6℃となると冷たく感じる フードで耳の辺りを覆う 少し歩くと暖かくなりフードを外す 自動車道を登って行く この明るさでは花を見つける事は難しいだろうなと思っているところにシマカンギクが固まって咲いており歓迎を受けた 写真に撮ったもののカメラの眼も焦点を定め難かったようでピンボケ 以降もピンボケの写真が多かった 薄暗い中でのマクロ撮影は何かテクニックが必要なようだ
自動車道を登って行くと登山道1の標識のところに出る ここが登山道入口になる クマ注意の標識があり 平成30年5月11日に目撃情報があるとの事 リュックをおろしクマ避けの鈴をセットする そして登山道に入ろうとして驚いた ルートの左の斜面がえぐれている 7月の豪雨によるものだろう 崩れてこないか心配しながら足場に注意して抜ける その先のルートも崩れており渓流に沿って足場を見つけながら登って行く 土石ダムの手前を右にカーブするルートは支障なく登ってゆけた 登山口でこのような状態 この先が少し心配ではあったが 登山道崩落とか危険とかの案内は見られなかったので 大丈夫だろうとそのまま登って行く
ルートは畑の畦道となる チャノキがあり幾つも花を咲かせていた ルートはしっかりしており異常は見られない フユイチゴ*(*は実を意味する) シロヨメナを見つけ 樹林の中のルートに入って行く
花や実を見つける事が出来ないまま林道に向けて斜面を登って行く 林道開設時にルートが崩れたところがあり心配していたが、特に新しい傷跡は無く林道に出る 大分空が明るくなってきた
林道を斜めに横断する形でルートを行く このルート入口にもクマ注意の標識 そうか 林道に車を置いて登る人がいるのだと勝手に納得 ルートを行く アオキが多いのだが気付かづ抜けて行く 左にカーブする 落葉樹があり紅葉が美しいところ 上を見上げるがまだ色が無い 積もっている落ち葉を踏みしめながらルートを行く
登山道3の標識の近くにヤブコウジ*が赤い実をつけているのを見つける 標識のところから暫くは平坦なルートが続き 花や実が顔を出す マツカゼソウ ミツマタの花芽 ノブキ キヅタを見つける ノブキがまだ花を咲かせていたのには驚いた
ここを過ぎ暫く緩やかなアップダウンを行く 樹林の中のルート 土のルートは心地よい 少し行くと、石が多いルートに変わり 登りが始まる ジグザグにルートが作られている 振り返ると山頂が伺えるところがある 木々は葉を落としており樹間に山頂を見る事が出来た
登りが一段落すると傾斜が緩くなる 急にガスが流れてきた 樹林の中を流れるガス 景観にアクセントをつけてくれる
樹林から抜け前方が開ける 五合目の広場に出る ガスは無い 茂っていたワラビは無くすっきりしている 振り返ると樹間に雲海を見る事が出来る 暑い時はここで麦茶休憩をとる事が多いのだが、今日は喉の渇きは感じられない そのままルートを登って行く
朝の陽射しを背に受けながらルートを登って行く 六合目への登りはこの山で一番の急傾斜 笹の葉を掴んだりして登って行く 時々振り返ると雲海を楽しめる ルートにガスが流れてきて雰囲気を演出してくれる 登っては振り返り景観を楽しむ 中蒜山で見た雲海とは規模が違うものの充分楽しませてくれる 特に六合目に出る直前からの景観は良かった 写真に近景から遠景を撮りパノラマ合成しようと試みたが色調が随分と異なり ソフトが連続写真と判断してくれなかった
六合目にはマユミの木がある 森林公園同様沢山実をつけていた 六合目からは緩やかな登り 石がごろごろしているところもある ノイバラが茂っているところにはノイバラ*の可愛い実を見つける事が出来た
七合目に出る この時期なら山頂が伺えるかも知れないと樹間から山頂を伺う 樹木の間隔が結構密度が濃いが樹間越に確認出来た 写真で見ると判別しがたいが歩きながら伺うと山容を伺う事が出来た ひょっとするとパラパラ写真を頭の中で合成していたのかも知れない こうした現象はきっと随所にあるのだろう
七合目から少し登ると天狗の森に行く分岐がある どちらを行ってもこの先八合目で合流する 今日も直登ルートとする ルートを登って行く ヒサカキ* ミヤマガマズミ* アセビの花芽を見つける ルートは左にカーブして低灌木樹林帯の中を行く 穏やかな登りである そして八合目に出る
八合目で天狗の森からのルートと合流する 標識は天狗の森のルートから登ってきたら読める向きに設置してあり 直登ルートだと裏面になる 回り込んでカメラに収める
秋色に染まるルートを登って行く ウツギ*を見つける ルートが滑りやすい時は難航するが、今日は湿気を含んでいるとは言えしっかり支えてくれる 足場を一歩一歩確認しながら登って行く 樹林を抜けると笹原のルートとなり足場も良くなって歩きやすくなる そして九合目の標識が見えて来て 九合目に出る
特徴のある山頂 山頂に向かう笹原のルート 天気は良く気持ちがいい 笹原の斜面の先には山並みを俯瞰出来る 登る足を止め景観を楽しむ 北側には蒜山三座が見えるがこちらはガスでぼんやり むしろ南側の山並みが良く見える 白い雲も浮かんでいる ルートは丸太の階段となり樹林の中のルートを行く やがて階段は終わり 草芝のルートとなり 山頂標識が見えてきて そして山頂に出る
山頂から雲海を見る事が出来た 落合の市街地の方だろうか 逆光となってしまうが雲海を背に記念写真を撮る 北側の蒜山三座はどうにか認識出来るがぼんやり 大山は見えない 山頂広場を周回しタニウツギ*を見つけるにとどまる 喉を潤し下山する
下山ルートに関しての注意書きは見られなかったので計画どおり竜頭の滝方面に降りる周遊ルートとする
天気が良く星山に繋がる縦走路がはっきり見える ルートにはキセルアザミがまだ花を咲かせていた 森林公園ではすっかり終わっているのに それより標高の高いところで咲いているとはと不思議に思う リョウブ*も沢山実をつけていた ヤマナシの木があるのだがもう実は残っていなかった
ルートは下って右にカーブする 丁度蒜山三座を前方に見る位置になるが山容がなんとかわかる程度ではっきりしない おや!赤い実を沢山つけている 実の形から判断してアズキナシ*のようだ 立派な木である これまで気付かなかった、情報としてインプットしておこう 縦走路を下り 下山道1と書いた標識のところに出る その分岐の尾根沿いにマユミの木が数本あり いずれも沢山の実をつけていた ここにマユミの木がある事も新しい情報だ
マユミ*をカメラに収め下山道を降りて行く 足場が良いところはトントンとテンポ良く降りて行く 秋の景色を楽しみながら降りる 渓流のところに出る ルートが荒れてはいるがルートを選んで降りてゆける その後も数か所渓流を渡る場所がある 何かしらの変化が見られるもののルートを抜ける事が出来た
下山道2 そして、林道に出て下山道3を降りて行く 竜頭の滝への分岐に出たところ 竜頭滝へのルートは行けないようにしてあり 分岐に 竜頭の滝方面へは登山道が崩落して通行出来ない 旨の表示があった 分岐をそのまま直進する 途中紅葉した樹林を楽しむ 村落に入る直前にオリワナが仕掛けてあった シロヨメナ ヤブツバキの花芽を見て 自動車道を降りて行く ルート脇にオオケタネツケバナと思われる花を見つけた 登りで気付かなかったもの オオケタネツケバナは春に咲く花との事で間違っているかも知れない 駐車場ではウシハコベが咲いていた
日の出の時刻頃に登山口に着けるよう出発時刻を調整して倉敷を出発 倉敷は7℃ 吉備路429 県道271そして再度429に乗り足守 吉備中央町 加茂川と抜ける 吉備中央町に入ってもガスは無かった ガスが出ると光の反射ならびに視界の状態で判断出来る 加茂川2℃を確認 小森温泉 旭川ダムと走り 旭町で県道30へ左折し旭川に沿って走る 落合入口6℃を確認し313に乗る 落合に入るとガスが出てくる さほど濃いガスではなく走行に支障は無い 久世で旭川を越え左折するとガスは消える 落合の市街地は高梁市と同様ガスが出易いようだ この辺りから山際が見えてくるようになり 車窓から旭川を認める事が出来るようになる 勝山の市街地を抜け313を北上する 真賀温泉 足温泉の前を抜け登山口脇の駐車場に停めさせていただく 駐車場温度6℃