八丈岩山



標高 281m 難易度 ☆    登り68分 下り33分  岡山県
倉敷からの距離   36Km        登頂日 2019/03/20   ガイドブック  F 写真 動画
駐車場7:48−8:04小名郷池−8:11分岐−8:14東屋−8:31分岐−8:33道路−8:41八丈岩山駐車場−8:50休憩舎=8:52三頂山9:02=9:04休憩舎−9:10八丈岩山−9:21案内板−分岐−9:31分岐−9:38三頂山園地−9:43駐車場

登山
 今日は八丈岩山(はちじょういわやま281m)を訪ねる

 ガスの中 登山支度をする ウインドウブレーカはリュックに入れ出発する 道路の垣根となっているサザンカは花は殆ど終わり 一輪残っているのを見つける ノシランを見つける 久々に出会うと名前が出てこない 私のデータを調べ4月に咲いている花の中に見つける事が出来た 続いてヒサカキを見つける 沢山花をつけている でも目立たない花だ この山ではあちらこちらで出会う事が出来た
 http://okayamanoyama.hp2.jp/etc.htm
 
 いつものように遊歩道へ入る この山でガスがかかるとは思ってもいなかった 雰囲気を楽しみながらルートを行く ウグイスの鳴き声が聞こえてくる 大分上達したようだ おや? 霧笛だろうか ボーと低い音が聞こえてくる 瀬戸内海も霧の中 船の運航は大変だろう ルート脇にオオバヤシャブシ*(*は実を意味する) リョウブ* ヤマハゼ* シャリンバイ*を見つける そして中央園地に入る
 
 園地もガスに覆われ 遊具などがぼんやり見える 遊具の周りをテープで囲んでいる 利用を禁止しているのかも知れない ナナミノキの様子を調べる 赤い実はもう無い 花芽のようなものを見る事が出来た
 
 足を小名郷池に向ける 池の周りの椿の木は幾つか花を咲かせ その先に霧に包まれた池が伺える 池に設置してある木道も景観に溶け込むようだ 足元にはラクウショウの気根が顔を出し 枝に実をつけていた
 
 木道を歩く 濡れているので足を滑らさないよう注意して歩く ふと池を見ると30cmを越えるような魚が5,6匹泳いでいる こんな大きな魚がいるのだと新しい発見
 
 池を後に丸太の階段を登って行く 数分で東屋のある分岐に出 それからまだまだ登りが続く ヒサカキ ソヨゴ*を見つけながら登って行く ソヨゴは実の無いものが多くやっと見つけた 登りが緩くなり、階段も無くなる ネズ* ネジキ* ヤマウルシ*を見つける いつも見える三頂山や八丈岩山の山容は全く見えない ルートは下り分岐に出る
 
 分岐を左に折れルートを行く 霧の中を楽しむ 丸太の階段を登って行き 自動車道に出る
 
 そして いつものように自動車道を行く ヤマハゼ* ヌルデ* オオバヤシャブシ シャリンバイ* サルトリイバラ*を見つける 女性の方が降りて来られた ガスですねと挨拶を交わす 上もガスで何も見えなかったとの事 ガスに囲まれたムードを楽しめれば良しとしよう
 
 八丈岩山駐車場に出る 駐車場に案内板がある 説明文を書いておこう
 
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八丈岩山園地案内図
 ここは、瀬戸内海国立公園光南台地区の東端に位置し、八丈岩山を中心に自然探勝路、休憩舎、国民宿舎が整備され内海の展望を楽しみながら、自然とのふれあいができます。また、西方にある貝殻山、天目山、金甲山にも園地、休憩舎等があり、四季を通して利用ができます。 環境庁・岡山県・岡山市
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 八丈岩山駐車場からアセビが咲いているのを見て 植林帯のルートに入る ヤマモモが花芽をつけ クロガネモチ*はまだ赤い実をつけていた 空が明るくなってきた そしてどこからか太陽の光が射してきた チンダル現象で光の筋が見える 光の道に入って行くようだ さっきまで見えなかった三頂山が霧の中から顔を見せる 空は青い 霧が晴れてきている どのような景観を楽しめるか気持ちを躍らせ 休憩舎のある分岐を左へとり急いで三頂山に出る
 
 三頂山の岩の上に登り 景観を見る 西の金甲山の方角を見ると、山並みがガスから頭を出している 東の方角は島影が見え 高圧線の鉄塔がガスからぽつぽつと頭を出している これはいい 場所を移動し 岡山市街地が見える岩のあるところに行く こちらは眼下が白い雲で覆われ遠方に山並みが頭を出しているのが見える 瀬戸内市を臨める大きな岩の上に立ち 景観を楽しむ 昨年12月に訪ねた時、同じ場所から撮った写真があるので見比べる うーん どちらもいい

 登ってきたルートを戻り 休憩舎のところの分岐を直進し、八丈岩山を目指す ルート左手には三頂山を伺える しかし、右手に見える瀬戸内海の景観はまだガスがかかっていた そして 八丈岩山山頂に出る
 
 山頂に案内板がある これまで読んだ事が無い ここに書いておく

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瀬戸内海国立公園
 昭和6年に国立公園法が制定され、昭和9年に雲仙天草、霧島屋久とともにこの瀬戸内海一帯の景勝地が「瀬戸内海国立公園」として指定されました。
 静かな海面、点在する多くの島々、白砂の浜、松林など自然と人文景観が一体となって瀬戸内海独特の親しみ深い、そして美しい多島海景観を作り出しています。
 この大自然の文化財をいつまでも残し、引き継いでゆくために皆さんの御協力をお願いします。 環境庁・岡山県・岡山市
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 山頂から数歩歩いたところに八丈岩があり そこにも説明板がある
 
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八丈岩山
 八丈岩山は、児島半島の東端に位置する標高280mの山で、この山の名前は、八畳敷ほどもある大きな岩に由来しています。
 ご覧のように、奇岩怪石が連なり重なり合って、今にもくずれ落ちそうな感じを与え、おだやかな瀬戸内海とたいへん対称的で、独特な景観を作り出しています。
 この周辺では、アカマツ、クロマツ、ウバメガシ、コbノミツバツツジなどの樹木や、ウグイス、ツグミ、メジロ、モズ、ヒヨドリ、ホトトギスなどの鳥も観察できる自然の宝庫となっています。 環境庁・岡山県・岡山市 
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 八丈岩に立って 瀬戸内海の景観を見る しかし、ガスに覆われ海は見えない 海が見えない瀬戸内海の景観は残念としか言いようが無い
 
 八丈岩を後にする 岩がごろごろしている尾根ルートを行く ルート脇にはオオバヤシャブシ ヒメヤシャブシ ネジキ* サルトリイバラ*などが顔を見せる 立石への入口になっている案内板を見てルートを降りて行く ルートから立石が見えてくる 立石を見るビューポイントとなっている岩のところから景観を眺める 背景の瀬戸内海がガスでぼんやりしていた
 
 立石を見てルートを降りて行く 前方に溜池が見えてくる 分岐を左折、芝すべり広場には寄らず三頂山園地へ向かう 園地にはヤブツバキが咲いていた ここの園地の遊具もロープで囲われていた 駐車場には2台車が増えていた 車載温度は何と17℃



アプローチ
 明るくなってから倉敷を出発する 車載温度は6℃ このところ朝の寒暖の変化が大きい 全国的に晴れの予報であるが倉敷には珍しい濃霧 100m程先が怪しい 前の自動車に続いて走ってゆくが3台先は確認出来ない 車間距離を保ちながら前の車に従う 岡山市内の渋滞が予想されるので2号線を避けて、金甲山を経由するルートを行くこととする 霧の中の走行 周辺の景観は見えなくても走り慣れているので どこを走っているかはわかる 倉敷川に沿って県道22を行き 藤戸寺 植松駅を走り サウスビレッジへ向かう 相変わらず霧は深い 天気予報では昼まで残るところもあると伝える 国道30号を横断し、直進、次の交差点で右折して広域農道を行き、橋を渡ってすぐの信号を左折 県道45へ左折する しかし、この信号で2回待ち 県道45に入っても流れが悪い 金甲山登山口を過ぎ 郡の交差点を直進 次の交差点で県道74へ左折 ここまできてマイペースで走れるようになった 小串の町を過ぎ 貝殻山の道路案内に従い県道463へ右折 第一駐車場に駐車 登山口の温度も6℃
 
 帰路は岡山バイパスを走ったが 混雑していた 帰路も県道45を使った方がスムーズだったかも知れない