声ヶ乢530m7:16−7:57第一展望所−8:08水場−8:12第二展望所分岐850m8:14−8:36標高1000m−8:45展望所8:47−8:57第三展望所(爪ヶ城跡)1076m−9:08山頂1114m9:20−9:27第三展望所−9:34展望所−9:40標高1000m−9:50第二展望分岐−9:56第一展望所−10:15声ヶ乢
今日は爪ヶ城(つめがじょう1,114m)を訪ねる登山支度をする 小鳥の鳴き声があちらこちらから聞こえてくる 周辺を見ると桜の花が山肌を飾る いい季節だ 動画編集に小鳥の鳴き声を入れてみよう 駐車場周辺にはまだ花は見られない リュックを背負い駐車場を後に登山道を登って行く
いつもは登山口で幾つか花をみつけられるのだが 見つけられないまま登って行く ふと左を見ると白い花 ズームで撮ったものを確認するとコブシだ 白い花はタムシバと思っていたがコブシだ 花の付け根に葉が1枚あるのがコブシと調べた事があるが、なかなか確認が出来なかった 撮った写真を見ると 明らかにタムシバと違う これは嬉しい
ジグザグにルートを登って行く サクラ コブシの木々が次々と顔を見せ美を競っている 青空も見えてきて ますます花が映える 白い花が青空に向けて咲き誇っている姿は実にいい 色褪せた花は混じっておらず、今が盛りのようだ いいタイミングの登山となった サクラの花は白い花 ピンク色を帯びた花などが見られる サクラの種類を調べると沢山あり、とても違いを判別出来ない
コブシやサクラ以外にもナワシログミ*(*は実を意味する) クロモジ サルトリイバラ キブシ ヤマヤナギ アセビ アキグミ ミツバツチグリを見つけた クロモジは何故かピンとがあった写真が撮れない 今回もそう思って何枚も撮ったのだが出来が悪かった
ルートには昨年の豪雨によるものと思われる崩落個所があった 人一人通れる幅は充分残っているが子ども連れだと心配だ
花を楽しみながら登って行くと 第一展望所に出る 展望所の近くにもコブシが花を咲かせていた 展望所を抜けると ヒノキの樹林帯の中のルートとなり花を見る事なく 一歩一歩登って行く 15分程登と第二展望所分岐に出る 分岐を左に折れ 第二展望所に寄る
第二展望所からは山形仙を正面に見る事が出来る 山形仙の標高が791m 第二展望所は850mとの事で少し見下ろした形で伺う事が出来る 前回(2017/8)登った記録を見るとガスで見えなかったとの事 今日ははっきりと見る事が出来る
ルートを分岐まで戻り 山頂を目指す シーズンにはウツギが賑わうのだが、今は枝先に実を残している状態 丁度、逆光となってしまい、枝先の様子が判別し難い 鎖を設置したところがあり、そこを過ぎる 過ぎたところで周辺を見まわすと ナワシログミ*が実をつけているのを見つけた ルートの登りはまだ続く 第二展望所の標高が850mで標高1000m地点近くまで登りが続く 標高差150mある ルートが右にカーブしてくると傾斜は緩くなり 1000m地点が近い
ルートにはアセビが多い 白い花を沢山つけている まだ落ちている花は少ない 右手に標高1000mと書いた標識のあるところに出る 木片に書いたものを枝にくくっている状態で文字が判読しにくくなってきている 注意しないと気づかないかも知れない 数メートル先に石のベンチがある 石のベンチはここにしか無いので 石のベンチを目印にすると良い ベンチがあると言う事はここで一休みして 周囲の景観を楽しむと良い 尾根右手方向に滝山や那岐山を伺う事が出来る
アセビが咲き誇るルートを行く ナツハゼ ベニドウダンはまだ葉も出ていない 展望所を示す標識があった(2016/11にはあった)ところには展望所を示す標識は無く ルートが右に折れる標識だけとなっていた 展望所に出るのは危険なのかな?と思ったが立ち寄ってみた 特に変わったところは無く 右手に爪ケ城山頂を伺え 前方には県北の山並みが広がる ここでもコブシに出会う事が出来た 景観が得られるスポットなので立ち寄られることをすすめる
標識のところに戻りルートを行く 少し急な下り 丸太の階段となっているが段差があり帰路苦労しそうだ 雰囲気のある樹林の中のルートを行くと第三展望所に出る このルートのコルの辺りでシャクナゲが咲いているのを教えて頂いた事を思い出し それらしいものは無いか探したがアセビ以外見つけられなかった
第三展望所から爪ケ城 滝山 那岐山の山並みを伺う事が出来る また兜神社に降りるルートの尾根を追う事が出来る
展望所で景観をカメラに収めルートを行く すぐ近くに三角点があり その傍に爪ケ城跡 と書いた説明板がある 書いておこう
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矢櫃城跡(標高910m)よりの峰続き広戸仙の1075.5m地点にこの砦石があり、俗に詰ケ城(後に爪ケ城)と呼んで居り、字の如く最後の拠点とされたところといわれる。(「美作古城史」より 津山市)
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樹林の中のルートを行く 落葉樹林であり陽射しを受ける 結構暑い 木陰に入ると心地よさを感じる ほぼ平坦なルートを行き 最後の登りがある 登りと言っても標高差は知れている そして山頂に出る
山頂にはまだ花や実は見られない 広戸仙(爪ケ城山)ふるさと登山コースを示す標識が取り外され立てかけてあった、どうしたのだろう 看板の裏手にシャクナゲの木があるのを思い出し、見てみたが蕾すら見つからなかった ここからも滝山 那岐山を伺う事が出来るが滝山と那岐山が重なるような角度で、第三展望所のような尾根の景観は楽しめない 記念写真を撮り下山する
下山は登ってきたルートを戻る 足場の良いところはテンポ良く降りて行く セイヨウタンポポが幾つも花を広げていた 登る時はまだお休みだった 途中3グループ4名の方とすれ違う 駐車場には4台増えていた
車載温度21℃と20℃を越えていた
昨年の9月 爪ケ城登山を狙ってアプローチしたところ日本原の交差点で県道450を左折したところに声ケ乢手前1kmのところで豪雨災害により道路崩壊 全面通行止めとの記載があり 那岐山に変更した経緯がある 山レコで登山記録を調べると 声ケ乢まで車でアプローチ出来そうだとわかり 出かける事とした
空が薄っすらと明るくなる頃倉敷を出発車載温度17℃ 大分気温があがってきた 天気予報を聞くと岡山南部に濃霧注意報が出ているとの事 全体が薄っすらとぼやけて見えるものの山並みなど伺う事が出来る 吉備路429を行き 180を横断して県道271を経由して足守の手前で再度429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と走る 加茂川の温度13℃ 小森温泉 旭ダムと走り 旭町 休み乢トンネルを抜ける 山並みは薄っすらと見える 津山の手前で53号と合流 市街地を走る 53を日本原交差点まで走り 交差点で県道450へ左折する 左折したところに昨年9月と同様声ケ乢手前1km 全面通行止めの表示がある あれ? 行けないのだろうか? 事前に調べていた事もあり、どこまで行けるか走ってみる事とした 道なりに走り 大型車と別れるところに来ると声ケ乢の登山口まで行けると記載があり 安心して山道に入って行く さくらまつりのぼんぼりが設置されており、さくらもまだ花を残していた 何ら支障なく声ケ乢駐車場に 駐車場の温度は13℃ 駐車している車は無かった