塩釜ロッジ駐車場7:23−7:37一合目562mH−7:52二合目575mH−8:03三合目645mH−8:16四合目740mH−8:26五合目792mH−8:35六合目848mH−8:48七合目920mH−8:51鎖−9:07八合目1030mH9:10−9:21尾根分岐1077mH−9:34山頂1123mH9:45−9:52尾根分岐−10:01八合目−10:15七合目−10:23六合目−10:29五合目−10:35四合目−10:44三合目−10:53二合目−11:05一合目−11:15駐車場
今日は中蒜山(なかひるぜん1123m)を訪ねる登山支度をする 上空に幾らか青空を伺えるものの山頂付近はガスがかかっており、伺えない ロッジの前をとおり 冷泉が飲める場所のところから登山道に入って行く 注ぎ口には新しい竹が設置され 冷泉は流れていた
すぐ右手に蒜山登山道案内図があり登山口から山頂まで所要参考時間100分 下山80分と記載されている 中蒜山の山頂に立つのは今日で26回 その内17回をここから登っている 一覧表を見ていると、懐かしい 最近は2時間では登れなくなってきた
そのすぐ隣にツキノワグマ生息地の標識が設置されていた この山も該当するようになったのかと リュックを降ろし クマ避けの鈴をセットしルートに入る
ガスが幾らか出ているようだ 陽射しは見られない しかし、小鳥の鳴き声がにぎにぎしい イヌツゲ オトコヨウゾメを見つけた いずれも目立たない花 偶然認識出来たという感じ ルートを行くと草原の一部を通るところがある ここからも山頂は見えない スイカズラ キツネノボタンが花を咲かせていた
ルートは右に折れ 林道のような幅広のルートを行く スイカズラやキツネノボタンに加えノイバラ ウツギを見て 中蒜山と書いた標識に従い左に入り登山道を行く 入ったところに一合目の標識がある
暫くは幅広のルート 土の感触を楽しみながらルートを行く この山で花が期待されるのは一、二合目付近と 八合目から山頂までのルート 途中は樹林帯の中の急な登りが続く 周囲をキョロキョロしながら花や実を探す サワフタギ ツルアリドウシが顔を見せてくれる ツルアリドウシは沢山の花が星を散りばめたように咲いていた 寄り添うように2つの花が咲いているのも微笑ましい
比較的太い樹にプラスチックのロートのようなものを繋げた2m程の長さのものが樹に沿わせて設置されており 受け口のようなガラス瓶も見られた 森林公園のナラ枯れ対策とは違う様相 ルートから入ったところになるので写真に撮っただけだが何をされているのか気になる
ルートは少し下る ミヤマガマズミの実を見つける ヤマツツジも咲き出した 出会えないかと期待していたササユリが顔を見せてくれる 花芽を膨らませているものも見られた 今度はコナスビ アカショウマ ヤマアジサイが顔を見せる アカショウマの花はマクロで撮るときれいだ ヤマアジサイは咲き出そうとするところ これからだ
ルートは涸れ沢を抜けて行く 今日は涸れてなくて水が流れている ルート崩壊箇所がありその部分は沢に沿って歩く 数メートルの距離だが大きな石がごろごろしており足を滑らさないよう注意して抜ける 抜けたところに二合目の標識があるが笹が繁り 頭がやっとわかる状態 ここにあると知っていないと、気付くのは難しい
アカショウマ ヤマアジサイを幾つか見ながらルートを行く エゴノキの白い花がルートに散っている 見上げるとまだ沢山の花を咲かせていた もう一度、涸れ沢を抜け 岩の間につけられた狭いルートを抜けると樹林帯に出る
樹林の根がルート上に網の目のように這っている 根を踏むと足を滑らす可能性が高いので根を避けながら登って行く ここから長い登りとなる 擬木の階段を設置しているところもあるが 階段の脇にルートが取れると階段のステップに制限されずにマイステップで登って行けるので そちらを選ぶ 幅広のルートの部分が多く 右に左にルートを選びながら登って行く ルートの中央を登るより 左か右を行く方が多い 根っこの出ていないバイパスルートが作られているところもある
三合目 四合目と標識が現れるのを楽しみに登って行く 四合目を過ぎたところにルート上に白い花が散らばっている 落花したエゴノキだ 見上げてもどの木からかわからなかった ルートから見晴らしが得られる場所があるが、枝葉が繁り麓の景観を見る事が出来なかった 近くにヤマツツジが咲いていた そして五合目に出る
五合目に出ると傾斜が緩くなり 一息入れる事が出来る ヤマボウシが白い花を咲かせていた ルートにエゴノキの落花 ここでは眼の高さからすぐのところに沢山花を咲かせているのを確認出来た そして六合目に出る ここからまた登りが始まる 七合目を過ぎたところに鎖が設置されたところがあるが、鎖を使わなくても登ってゆける 七合目から八合目まで結構きつかった 八合目に出たところで麦茶休憩を入れる
ここで 三合目からの所要時間を計算してみる 三合目−13分−四合目−10分−五合目−9分−六合目−13分−七合目−19分−八合目 矢張り七合目から八合目にかけて時間がかかっている
麦茶を飲みながら周辺を見まわすとなんと 頭上に白い花を沢山咲かせていた 下から見上げて見たのでは何の花だか判断つかなかった 少し登ったところにはタンナサワフタギが花を咲かせていた そしてルートは樹林帯を抜け笹原の中のルートとなり さらに傾斜がきつくなる ロープが設置しているところがある 段差が結構ありロープの助けを借りて登る 登ったところにヤマツツジとタニウツギが出迎えてくれた
まだ急な登りは続く 今度はイワカガミが出迎えてくれた 今年は出会えないのではと思っていたので嬉しい そしてもう一頑張りして尾根分岐に出る
尾根分岐の標識の近くにタンナサワフタギが出迎えてくれた 登ってきたルートを振り返ると急な下り斜面の先に蒜山市街地とそれを取り囲む山並みを伺う事が出来る そう言えば11月には雲海を楽しんだことを思い出す
尾根分岐を左にとり中蒜山山頂を目指す 傾斜はぐっと緩くなる ヤマツツジ ウツギの花芽 タンナサワフタギを見つけながらルートを行くと 前方に山頂避難小屋が見え 山頂ピークに繋がる斜面を伺う事が出来る 斜面にはところどころにオレンジ色の固まり ヤマツツジが咲いているのを見つける事が出来る ヤマウルシの花芽 アカモノ ヤマボウシ シロバナニガナ タニウツギなど見つけながら山頂を目指す 下蒜山のピークを伺えるスポットがあるが ガスで山容は伺えなかった そして 山頂に出る
山頂にはどなたもおられなかった 山頂標識の近くにタニウツギが咲いていた 上蒜山ピークもガスの中だった 山頂広場を歩きまわり花を探すとノアザミ イブキトラノオ トキワハゼを見つけた トキワハゼはムラサキサギゴケにしては小さいな 違うのかなと思って調べわかったもの これまでにも出会っていたかも知れない
三平山方面はガスが無く山容を確認出来る 三平山を背景に記念写真を撮る 撮っている合間に上蒜山のガスが薄くなり 山容が見えてくるようになったかと思うと濃いガスがやってきてみるみる見えなくなってしまった
麦茶を飲み下山する 登ってきたルートを降りる 足元が濡れており滑りやすい 岩の上や根の上を踏まないよう注意が必要 なんでもないところで根っこに足をすくわれる 本当に良く滑る おろそかにしてはいけない どなたかと出会うかと思っていたが、どなたとも出会わず下山 先にいた車はまだあり 2台増えていた 先にいた車の方達は、縦走されたものと思われるが 増えていた車の方はどうされたのだろう 駐車場から山頂を望むとガスは無く くっきりとした山容を伺う事が出来た車載温度を確認すると22℃だった
5時前に倉敷を出発 車載温度17℃ 青空が見える いつものように429吉備路を行き 県道271を経由し 足守の手前で再度429に乗る 足守 吉備中央町 加茂川と走る 加茂川道の駅で小休憩 車載温度は13℃ 道の駅から小森温泉 旭川ダムを抜ける 旭川ダムは先週より水位をあげ定常状態近くになっていた 旭町で県道30へ左折して落合へ向かう 落合入口14℃を確認し313に乗る 313を落合 久世 勝山 湯原と抜けて行く 勝山15℃ 湯原19℃ 陽射しを受け気温はどんどん上昇してくる 湯原からトンネルを3つほど抜け 中和村に出る ガスが出ているのか雲なのか陽射しは得られない 蒜山市街地入口で313と別れ482へ直進 蒜山の温度は14℃ 塩釜冷泉入口の標識を確認して右折、ロッジ駐車場に向かう 草原の斜面に登山者用無料駐車場と記載がありそこに駐車させて戴く すでに3台駐車 車載温度14℃