駐車場所6:48−6:54登山口−7:07ニ合目_730mH−7:21三合目_810mH−7:42五合目_920mH−7:45展望7:45−7:50六合目_955mH−8:05三角点−8:19八合目_1100mH−8:47分岐(山頂)_1202mH8:52−9:11八合目−9:21三角点−9:29六合目−9:34五合目−9:46三合目−9:53二合目−10:03登山口−10:07駐車場所
今日は、上蒜山(かみひるぜん1200m)を訪ねる登山支度をして出発する 登山道を示す標識があり、その足元にワルナスビが幾つも咲いていた 白い花だったので念の為調べたところ花は白または淡青色との事だった 牧場のフェンスを跨いで牧場の中のルートを行く 朝陽が正面から射し込んでくる ヨウシュヤマゴボウ ホタルブクロ ワルナスビが顔を見せる ここでは白と淡青色の花が入り交ざって咲いていた そして登山道入口に
振り返ると蒜山の街並みの先に三平山が見え青空が広がる 右手皆ケ山の方はガスで山容は伺えなかった 登山口の大きな案内標識の横に標識があったが 小さい字が多く、内容を読まずに写真だけ撮った 記載内容をここに記す
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蒜山登山を楽しんでいただくために
登山の準備は万全ですか?
・登山道は道が狭く、滑りやすい箇所等あるため、登山靴装備のうえ、十分注意してください。
・ルート及び気象情報等を確認し、無理のない計画で登山を楽しんでください。
・山の天気は急変(強風、雨、雪等)することがあるので今一度装備品の確認をしてください。
登山には危険が伴います!
・クマの生息地域です。鈴などの音の出るものを持ちましょう。
・無理をせず、日没時間までには下山しましょう。
・中蒜山頂上付近に避難小屋があります。
・携帯電話が通じない箇所があります。
自然を大切にしましょう
・ゴミは全て持ち帰りましょう。
・自然の動植物を採取してはいけません。
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この標識ではクマの生息地であるとの記載にどれだけの人が気付いたか疑問である。中蒜山等岡山の山で見られる標識を使う事が好ましい 私自身の記録を振り返ってみると、前回訪ねた2018/11/15にもこの標識は写真に写ってはいたが、内容には気付いていない その前の2017/10/09にはこの標識は無かった 尤も、中蒜山登山でクマの生息を知っていたので、上蒜山も当然生息地であろうと鈴はセットしていた 何で上蒜山には標識が無いのだろうと不思議に思っていた 撮った写真を拡大して判読して、ここに書いてある事に、はじめて気付いた
樹林の中のルートを行き 擬木の階段のルートを登って行く 二合目まで続くので結構きつい すぐに汗が出てくる 小鳥の鳴き声を聞きながら登って行く 木漏れ日が射し込む あれ?何か動くものが と目をやると 何と自分の影が樹皮に映されている カメラに収めてみたが、説明しないと何の写真かわからないものだった でも面白い
樹林を抜けると二合目に出る ここからは草原の中のルートとなり花や実が期待される クリ オカトラノオ ウツボグサと楽しんでいると何とササユリが2輪出迎えてくれる そうか ササユリの季節かと嬉しくなる オオバギボウシが花芽を膨らませていた 三合目の標識を見て もう少し登って行き 右にカーブし、また左にカーブすると前面が開け五合目に続く草原に飛び出す
飛び出したところにササユリがお出迎え ルートの先を見るとササユリらしい花があそこにも こちらにもと顔を見せている ルート脇だけでなく笹原の中に眼をやると笹から頭を出している花 笹の葉に隠れるようにしている蕾などを見つける事が出来 何枚も写真に撮る ササユリだけでなくママコナ ウツボグサ ヤマツツジ オオバギボウシも顔を見せるがどうしてもササユリに眼が行く
花を楽しみながら登って行く 五合目の標識のすぐそばにシモツケが咲いていた 五合目から少し登ると展望台と呼んでいるところに出る 出たところにもササユリが咲いていた ここからは登ってきた斜面を俯瞰出来 その先に三平山が望める しかし北の方角からガスが流れていて山容は見えたり見えなかったり 皆ケ山の方面は全く見えなかった展望を一望し 灌木樹林帯を左に緩やかなルートを行く イブキトラノオ タニウツギ*(*は実を意味する) ソヨゴ*を見つけて六合目の標識に出る そこからまた草原の中の登りとなる 前方にピークが見え そのピークには三角点がある ここでもササユリにあちらこちらで出会う イワガラミ ホタルブクロ イブキトラノオ アカモノ* オオバギボウシも顔を見せてくれた 三角点が設置されている そのすぐ傍にもササユリが咲いていた
三角点を過ぎるとまた八合目のピークが見えてくる 草原のルートは続き ここでもササユリが顔を出す ピークを過ぎた花も目立つようになってきた カワラナデシコ オカトラノオ ノアザミ ハナニガナ ヒヨドリバナなども見つける 八合目ピークにガスがかかるようになってきた
八合目への登りは結構急 足元に留意しながら登って行く ここの辺りはヤマツツジが見られるのだが 残念ながらもう終わっていた そして八合目の標識のところに飛び出す 飛び出したところにもササユリが三輪出迎えてくれた
展望がきく八合目だがガスに覆われ 上蒜山のピークですら薄っすら見えれば良い方で すぐに隠れてしまう 風も強い 帽子は飛ばされるといやなので手に持ってルートを行く ここでもササユリが幾つも顔を見せる 蕾を膨らませているものも見られた 風に吹かれ大きく揺れていた いつもの場所にヤマボウシが咲いているのを見て ブナの樹林帯に入って行く
ガスに煙る樹林の中もなかなかいい ツリアリドウシ ヤマアジサイ オオナルコユリ* ミヤマガマズミ* オオカメノキ*を見つけ 上蒜山山頂に出る 標識には標高1202mと記載されているが これまでどおり1200mとして記載する
山頂標識のところで記念写真を撮る 先ほどからパラパラと言う音が気になっていた 矢張り雨のようだ 降水確率から考えてもいなかったがこれだけガスが濃ければ雨滴が生じても不思議はない すぐに下山にかかる
下山は登ってきたルートを戻る 八合目のガスは少なくなっており 雨は山頂付近だけだった 途中何人もの方とすれ違い挨拶を交わす 何事もなく無事下山 下山時の車載温度は22℃だった
降水確率の高い日が続く やっと低い数字の予報が出たので出かける 倉敷の車載温度24℃ 吉備路429を行き県道271を経由して再度足守の手前で429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と走って行く 加茂川道の駅20℃を確認して 小森温泉 旭川ダムを抜ける 旭町で県道30へ左折 落合22℃の表示を見て313に乗り 落合 久世 勝山と市街地を走り そのまま313を勝山 湯原と抜ける 勝山20℃ 湯原21℃ 湯原のトンネルを抜け中和村に入る 前方に蒜山の山並みが見えてくる 山頂にはガス 蒜山市街入口で313と別れ482を直進する 蒜山の温度20℃ 下蒜山登山口を見送り塩釜冷泉の案内に従い右折 今度は県道422を左折し蒜山道の駅方面へ走る 道の駅を過ぎ百合ケ原で右折し牧場の空地に車を停めさせて戴く 登山口20℃