犬挟峠6:49−7:00尾根−7:15三合目_690m−7:30五合目_770m−7:43雲居平−7:55七合目_875m−8:24九合目_1013m−8:42下蒜山山頂8:51−9:02九合目−9:20七合目−9:27雲居平−9:34五合目−9:45三合目−9:56尾根−10:06犬挟峠
今日は下蒜山(しもひるぜん1105m)を訪ねる登山支度をする 駐車場周辺は除草整備がされており花は見つけられなかった 登山道入口には蒜山登山道案内 蒜山登山を楽しんでいただくために ツキノワクマ生息地域 お願い という複数の案内板が設置されている すでにおなじみのものだがコピペしておく
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蒜山登山を楽しんでいただくために
登山の準備は万全ですか?
・登山道は道が狭く、滑りやすい箇所等あるため、登山靴装備のうえ、十分注意してください。
・ルート及び気象情報等を確認し、無理のない計画で登山を楽しんでください。
・山の天気は急変(強風、雨、雪等)することがあるので今一度装備品の確認をしてください。
登山には危険が伴います!
・クマの生息地域です。鈴などの音の出るものを持ちましょう。
・無理をせず、日没時間までには下山しましょう。
・中蒜山頂上付近に避難小屋があります。
・携帯電話が通じない箇所があります。
自然を大切にしましょう
・ゴミは全て持ち帰りましょう。
・自然の動植物を採取してはいけません。
ツキノワクマ生息地域
・音の出るものを持参しましょう
・明け方・夕暮れの入山には特に注意しましょう
・爪痕や足跡を発見したら引き返しましょう (岡山県 美作県民局)
お願い
ここは犬挟湿原です。希少植物(ミズゴケを含む)が生育しています。生きものを傷つけたり、植物を取るのはやめましょう。(蒜山エコツーリズム推進事業実行委員会)
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熊避けの鈴をセットして出発 湿原に入ったところにヌマトラノオが咲き出しているのを見つける ルート沿いはきれいに除草されており花は見られない すぐに樹林帯に入る 樹林の中はガスがかかっている 赤い実を見つける ヤブデマリ*(*は実を意味する)だ もう赤くなっている 樹林の中も除草されていたがルートより一歩入ったところにダイコンソウが咲いているのを見つける 小鳥の声は聞こえてくるものの控えめ ルートを登って行くと尾根に出る
頂上まで1時間40分と書いた標識があり ロープや鎖が設置された擬木の階段が始まる すぐに汗が出て来る 段差が少なくなるようルートを選びながら登って行く 木漏れ日が射し込んでくるようになった 五合目から草原のルートとなるので曇り空の方がありがたい 急な登りが2ケ所あり そこを過ぎると三合目に出る
三合目を過ぎてすぐに急な岩の斜面の登りとなる 鎖も設置されているが今日は鎖を使わずに登る 岩の斜面を過ぎると、傾斜は幾らか緩やかになるもののロープが設置してあり、足を滑らさないよう注意して登って行く ソヨゴ* トチバニンジン*を見つける トチバニンジンはルートから少し離れた斜面に赤い実を覗かせていた ルート沿いだったら除草作業で切り倒されていただろう 前方に五合目の標識が見えてきて樹林から抜け出し 草原のルートに出る
除草作業はここで終わっている それなら花を期待出来るとルートを行く カワラナデシコ ノアザミ オオバギボウシなどを見つける 笹で足元が見えにくいところもあったが特に支障なく抜けて行く 九合目のピークにガスがかかっている様子を伺う事が出来る それはいいがルートを覆っている笹が次第に深くなってきた 腰のあたりだったものが肩のあたりになる 笹は夜露をつけており身体はびしょびしょ カメラを濡らさないよう手で持って頭の上の方にして抜けて行く 花を探すどころではない それでもイブキトラノオが顔を見せてくれる
それ程長い距離では無く、また地面の見える草原のルートとなり オオバギボウシ オトギリソウ カワラナデシコ ノアザミ マルバハギ オミナエシと顔を見せてくれる そして雲居平に出る 下蒜山の草原と九合目のピーク 私の好きな景観だ カメラに収める そしてルートを行く ヒヨドリバナ ノダケ シラヤマギクの花芽など顔を見せてくれる
ルートは左にカーブする イタドリがあちらこちらで花を咲かせている 茂ったイタドリや笹の葉を掻き分けるようにしてルートを行く 足もとに緩いところがあり注意しながら抜ける ここでも朝露の攻撃を受ける そして少し登ると七合目に出る
七合目からジグザグの登りが始まる オオバギボウシ リョウブの花芽を見てジグザグに登って行く シモツケソウ ノギラン ヒヨドリバナ マルバタケブキの花芽が顔を出す ジグザグの登りから鎖が設置されている岩の多い登りとなる シモツケソウがあちらこちらで出迎えてくれる オカトラノオも最後の花を残していた 急な登りに耐え一歩一歩登ってゆくと九合目に出る ここまで来るともう少しだ
少し下り登り返す ガスが更に深くなってきたようで山頂ピークは見えない オトギリソウ イブキトラノオ ヤマジノホトトギス オオバギボウシ ヤマアジサイなどを見つけながら登って行く 沢山のイブキトラノオの出迎えを受け山頂に出る 山頂でもマルバタケブキの花芽の出迎えを受けた 山頂にはどなたもおられなかった すぐ近くに見えるはずの中蒜山のピークですら見えなかった
山頂標識のところで記念写真を撮る 近くにハナニガナが咲いていた 明るくなり薄っすらと青空が顔を見せた が すぐにガス ほんの少しの間であった 麦茶で喉を潤しすぐに下山する
下山は登ってきたルートを降りる 五合目まで降りてきてもどなたとも出会わなかった 人気の山なのにどうしたのだろう 笹が繁っているのを避けているのだろうかと不思議に思っていたところで登って来られる人の声 子ども連れの女性の方だった 笹が深くてお子様は埋もれてしまいますよ と 声をかけたが そう困った様子もなく ありがとうございます 上着を着せるようにします と慣れた様子だった その後も次々と出会った 山頂まで行ってこられたのですか? と 問われた方もおられた駐車場には2台車が増えていた 出会った方とのバランスが合わない 縦走先にデポしているのかも知れない 車載温度は28℃だった
夜明け前に倉敷を出発 車載温度はすでに27℃ 今日は岡山37℃の予報 吉備路429を走り 県道271を経由して足守の手前で再度429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と走る 吉備中央町に入ったところでガス 加茂川の道の駅22℃を確認 小森温泉 旭川ダムと走り旭町で県道30へ左折 旭川沿いを走る 落合入口23℃を見て313に乗る 落合 久世 勝山と市街地を抜ける 勝山も23℃ 勝山から北上する 湯原24℃を確認 湯原のトンネルを幾つか抜け中和村へ 道の駅を右に見て過ぎる 蒜山の山並みはガスで全く見えない 蒜山市街地入口で313と別れ482へ直進する 蒜山の温度23℃を確認 下蒜山登山口の案内に従い右折し犬挟峠登山口駐車場に 駐車場はどなたもいない 車載温度23℃