花見山



標高 1188m    難易度 ☆     登り44分 下り33分   鳥取県
倉敷からの距離   103Km        登頂日 2019/11/16   ガイドブック   F 写真 動画

駐車位置6:41−6:54ロープウエイ終点(登山道入口1.2km)−7:09標識_0.6km−7:25山頂7:31−7:42標識_0.6km−7:55登山道入口−8:04駐車位置

登山
 今日は花見山(標高1188m)を訪ねる

 登山支度をする 1℃だと寒さを感じると思うが左程では無いので7℃の表示を正と判断しておこう 1週間前に三平山を訪ねた時にマツムシソウに出合った マツムシソウを見て花見山のマツムシソウは咲いているだろうか?とふと思った 過去の記録を見たがこの時期に訪ねていない 果たしてマツムシソウに出合えるだろうか?
 
 ゲレンデを見ると早速マツムシソウのお出迎え マツムシソウは何回も花を咲かすのか背の高い茎の先の花は終わっており 半分程の背丈の花が幾つも咲いていた 9,10月に訪ねた時はゲレンデ一面にマツムシソウの花が咲き 撮った写真からもその様子を思い起こす事が出来るが ゲレンデ全体は秋色 ゲレンデの草刈りが行われた様子 丁度山際から太陽が顔を出したところでもあり 撮れた写真は少し赤味がかっている 長波長の赤色光線が回り込んで先に照らしているのだろう 写真を見てこんなに赤味がかっていたとは記憶にないが頭の中のデータ処理によるものなのだろうか?
 
 ついでに山際の太陽をカメラに収める 肉眼ではとても見る事が出来ないが、山際から顔を出す様子を収めてくれた 自動でこのような調整をしてくれる事に改めて感心する
 
 マツムシソウがあちらこちらに顔を見せてくれるのを見ながらゲレンデを登って行く 他の花はと探すも見当たらない ニッコウキスゲやオオバギボウシが咲いていたと思われるところも草刈りがなされ、名残を伺う事は出来ない

 ルートはゲレンデを迂回する形で左方向へ向かう 左手に斜面を俯瞰出来たり 右手では斜面を見上げたり 違った雰囲気を楽しめる ここでもマツムシソウに出合うが他の花とは出合えなかった
 
 奥日野県立自然公園と書いた大きな標識の手前に、花見山探勝歩道延長1.2kmと書いた丸太の標識がある そこから登山道(歩道)に入って行く 樹林の中のルートとなる 木々はすでに葉を落とし、落ち葉を踏みしめながら登って行く ルートは50cm程の幅 1.2kmの歩道は緩やかなアップダウンの繰り返し 中間点の0.6kmまでに2回 その後にもう2回の登りがあり山頂に出る その間 樹林の中が多いが 低灌木で陽射しが得られるところもある 花に出合うのは期待出来ないもののせめて幾つか実を見つけられないかと要所要所で左右を見てみるがみつからない やっとタニウツギ*(*は実を意味する)を見つけられただけだった
 
 そうそう 樹林が落葉しておりルート途中からも花見山山頂を樹間に見る事が出来たのはこのシーズンならの事だろう それからルートを覆うような草木は無く整備されていたが笹の葉に触れる程度だった しかし、笹の葉には夜露がついており靴は濡れた 早朝登山では仕方がない事だ
 
 そして山頂に出る 山頂には休憩小屋がある マユミの木があるが実はもう無い 小屋の周りをまわったが花も店じまい 山頂からは西の方角の眺望が得られる 大倉山や明石山等 周辺の景観を一望する 大山は見えない 休憩小屋で大倉山を背景に記念写真を撮り下山する
 
 下山は 同じルートを戻る 登山口(歩道)入口からはゲレンデを真っすぐに降りる 陽射しを受けて活き活きとしているマツムシソウを見て車に戻る 車載温度は9℃だった
 
 帰路180号千屋の温度表示は5℃を示していた



アプローチ
 今日も暗い中 倉敷5℃とかなり冷え込んでいるのを確認し出発する 酒津から高梁川に沿って走り川辺橋 総社大橋と抜ける 豪渓泰橋3℃ 180号へ左折し高梁川に沿って北上する 井倉3℃ 新見2℃ 新見を過ぎた辺りから周辺が明るくなってくる 新見市街地を抜け 更に北上する 小原トンネル 阿福トンネルと2つのトンネルを抜け 千屋へ向かう 千屋は0℃ 沿道の温度表示で-1℃を表示しているところも見られた 花見山の案内に従い左折し、県道111へ進み峠(桑平峠)を越える 峠を少し下り花見山スキー場の案内に従って右折し道なりに登って行く ロープウエイ下を抜け、ゲレンデまで走って行き、舗装道路が切れたゲレンデの脇に駐車させて頂く 車載温度は7℃を表示 エンジンの熱?だろうか不思議な思い 1℃ではないかと見直したがやはり7と見える メガネを持ってきていないのでどちらが正しいか怪しい